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小出裕章氏「福島第1原発の主排気筒から毎時25SV検出。3秒で作業員被曝限度20mSVを超える」
http://ameblo.jp/misininiminisi/entry-11753641166.html
2014-01-19 22:10:05NEW ! まっちゃんのブログ
一般社団法人ラジオ・アクセス・フォーラムが
1月18日に第54回小出裕章ジャーナルという
動画を公表しました。
小出裕章氏は「福島第1原発の野外設備の
主排気筒の配管部分から毎時25シーベルトに
のぼると発表されました。人がそこにいれば
20分で確実に死んでしまう量です。
3秒で作業員の年間被ばく限度の20ミリシーベルトを
超えてしまう。」と発言しています。
最初から
「石井氏:東京電力が12月6日に、福島第一原発の屋外にある設備、主排気筒の下の部分で配管部分の放射線量が毎時約25シーベルトにのぼると発表しました。
これは周辺の計測値から推定したそうなんですけれど、屋外の放射線量としては過去最高であるということなんです。この原発の屋外で25シーベルト、推計ですが、これをお聞きになった時、小出さん何をお感じになりましたか?」
「小出氏:はい、25シーベルトと今石井さんが仰ったやつは、1時間当たりに25シーベルトを被ばくするという、そういう放射線量を東京電力が計測したということでした。
人間という生き物は放射線に被ばくすると様々な障害が出てくるわけですし、2シーベルトを被ばくすると死ぬ人が出てきます。そして、4シーベルトを被ばくすると2人に1人は死んでしまいます。8シーベルトを被ばくすると、100%の人が死んでしまうというそのくらいの被ばく量なのです。
1時間当たり25シーベルトということですから、仮にそこに20分人がいれば確実に死んでしまうとそのくらいの量ですね。猛烈な放射線量ですし、これから作業をするに当たって労働者の被ばくということが大変心配です。」
「石井氏:こんな高い放射線量が計測されたのはなぜだと小出さんは推測されますか?」
「小出氏:はい。この高い場所というのは、非常用ガス処理系というところの排管なのだそうです。
東京電力によれば。じゃ、そこは何が起きたのか、今、何があるのかというと、2011年3月11日に事故が起きて以降に、原子炉が溶けてしまったわけですし、格納容器という放射能を閉じ込める最後の防護壁の中の圧力がどんどん上がってきてしまいまして、格納容器が破裂してしまうという、そういう危機があったのです。
その時にベントという作業をしまして、格納容器の中に漂っていたガス、まあ、放射性のガスなわけですけど、そういうものを全部環境に抜こうとしたことがあったのです。それで弁を開いた時に、たぶんこの非常用ガス処理系の排管の中にも、ベントをした放射性物質を含んだガスが流れてきまして、固体のものなどがそこにたぶん溜まってしまったんだろうと私は思います。」
「石井氏:東京電力はこれどうやって対処するんですか?」
「小出氏:いずれにしても除去しなければいけないです。ただし、猛烈な放射線量ですから近づくこと自身が難しいと思います。私たちがいわゆる被ばくを避けるという時に大切な原則というのが3つあるのですが、「時間」「距離」「遮蔽」といいます。
ですから、なるべく短時間で作業をしなさいということ、そして、なるべく離れたところから作業ができるように考えなさい。そして、さらには遮蔽ということで放射線が飛んでくるところから人々が作業をする場所までの間にいわゆる鉛の壁とかを作ってですね、被ばくを減らしなさい、そういう3つの原則があるのです。
このまま、1時間当たり25シーベルトという線量のあるところで人間が作業できませんので、まずは遠隔操作ができるような危機を開発するであるとか、遮蔽体を準備するであるとか、その上でできる限り短時間に作業を終えられるようにそういう計画を立ててですね、実行するしかないと思います。」
「石井氏:そうするとですね。小出さんはもちろん僕以上にそうだと思うのですが、作業員の方の安全、生命の危機ということについて最も注意深く、丁寧に、大事にしなければならない、しかし、誰かが作業しなければならない、という大変なジレンマにぶつかってしまいますよね。」
「小出氏:そうですね。今、作業員の方々もですね、1年間に20ミリシーベルトまでで抑えなさい、そういう法律の体系で作業をしています。
そうすると25シーベルト、2万5千ミリシーベルトですから、1000分の1時間で限度に達してしまう、つまり、3秒ですね、ですから、基本的にはもう作業できないわけですし、なんとか、距離、時間、遮蔽ということでやろうとするとは思いますけれど、次々と作業員の人たちの被ばくというのが限度に達してしまって、どうするのかな、作業員の人たちを本当に手配できるんだろうか、手配できるできないの前に、作業員の人たちの健康がどうなってしまうのだろうか、大変心配です。」
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