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岡山県へ高まる移住熱 東京で相談会、最多304人参加
首都圏から岡山県に移住を希望する家族らを対象にした県の移住相談会が18日、東京都内で開かれ、過去最多の192組304人が詰めかけた。東日本大震災から3年近くがたつが、放射能汚染への不安やストレスを抱える子育て世代が多く、災害の少ない岡山への移住熱は依然高いことが分かった。
県内15市町、県不動産協会などが相談ブースを設け、求人や空き家状況、家賃相場を説明した。育児関連の質問も多く、中学、高校の通学手段や保育園の空き状況といった移住を前提にした具体的な内容も目立った。
先輩移住者のトークセッションには、立ち見も含めて百人余りが参加。「引っ越し前に足しげく通えば、地域に打ち解けやすい」「生活には運転免許が必要」などの助言に熱心に耳を傾けていた。
夫婦で訪れた自営業男性(45)=東京都小平市=は「岡山は自然豊かで原発からも遠い。子どもが小学校入学を控えており、早く移住したい」。別の女性(42)=目黒区=は「3歳の子を今も安心して外では遊ばせられない。岡山には同世代の移住者が多いと知って心強く感じた」と話していた。
東京での相談会は2012年1月からで7回目。
【写真】岡山県へ高まる移住熱 東京で相談会、最多304人参加
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