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2014/01/18 【岡山】新医協岡山支部2014年第1回例会〜津田敏秀先生の福島報告会
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/120248
IWJの記事です。「100mSv以下では放射線被曝によるがんはでない」という神話の発生理由を丁寧に説明しています。是非視聴ください。
(小さい象さんの纏め)
専門家というのがいかにいい加減な無知素人集団であることを示していると思います。科学者は分からないことを理解するために仕組みを研究・解明しますが、専門家はその分野の既存公知の知識と経験豊富な技能者を言います。放射線影響への専門家の間違いは、既存知識では不明な当てはめてはいけない部分まで拡大して解説するのが原因です。彼らはいい加減な思い込みとズレた知識で喋ります。または、組織などが決めた方針に従って説明します。此所で注意すべきは、組織などで決めた方針には科学的な根拠がないことです。放射線への健康被害は、科学者がこれから解明指定くべき課題で専門家が解説するべきものとは異なります。
以下、講演内容の纏め。
「100mSv以下では放射線被曝によるがんはでない」という言い方は明確に誤りである。
放射線影響による発ガン影響は「閾値がない」1949年以来言われているが、これを読み間違い(霞ヶ関文学か?)している。理由は、統計データを処理出来る医者がいない。それでデータを製薬会社に丸投げする。アルツハイマー薬のノバルティスがこれに当たる。
放射線医学総合研究所が放射線医学の早見図の「統計的有意差がない」を「出ない」に言い換えた。わざと間違えた。利益相反が有る場合の誤魔化し方。データのグラフを意図的に操作して為装する。医学的疫学では、有意差の有無で議論するととんでもない間違いを引き起こす。直感で判断するのは危険でるが、放射線の因果関係はその直感で判断している。その注意は、疫学の教科書に必ず載っている。
有意差が出る条件
1.観察数を増やす。
2.観察期間を長くする。
3.放射線感受性の高い集団(幼児)に限る
4.放射線感受性の高いガン種に限る
「100mSv以下では放射線被曝によるがんはでない」とする一派の解説はこれを全部逆をやって因果関係を埋もれさせ見えない形式に翻訳して解説している。
医学データを観るためのお約束は、因果関係は直接観察できない。それで因果関係を見える様にするために、下記の発生比率が1倍以上になれば因果関係が有るとする。
発生比率=暴露した人の発生率/暴露しなかった人の発生率
甲状腺ガンの発生率から放射性ヨウ素の被曝量を逆算する事を考えている。近々のデータが示すものは年間20ミリシーベルトを超える区域への帰還は避けるべきである。
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