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磐城相馬さんの「原発作業員日誌」が大変興味深い内容ですので紹介いたします。
http://fukushima1f.blog.fc2.com/blog-category-1.html
2012年1月末から7月中旬まで、主に福島第一原発(3号機周辺のガレキ撤去、解体作業に従事。
建屋内部以外では、もっとも線量が高い危険なエリアです。半年で約65ミリシーベルト被ばく。
半年分の日誌なのでかなりの量がありますが、ぜひ読んでみてください。
他に職がなく、お金のために1Fで働く人が大半ですが、磐城相馬さんは1Fの実態を知りたくて
作業員になったようで、細かく記述されています。
1F作業員のおかれている労働環境、賃金、その他すべての問題が書かれていると思います。
(東電には不都合な事実ばかりなので、そのうち圧力がかかって消されてしまうかも知れません)
ものすごい線量に、読んでいて思わず顔がひきつる場面がいくつも出てきます。
作業員の皆さんが、この先何事もなく健康でいられるようお祈りするばかりです。
以下、重要な内容を引用します。(個人名、会社名は仮名だそうです)
----(以下引用)------------------------------------
http://fukushima1f.blog.fc2.com/blog-entry-160.html
元請会社は、ゼネコン大手の『大日建設』。僕たちが現場で所属するのは、
二次会社(一次下請け)の『田中興業』 。僕たちが3ヵ月の臨時工として契約をしたのは、
三次会社(二次下請け、孫請け)の『マーフ』。大日建設はここまでを管理している。
しかし、実際、僕たちは、その下の原発専門人夫出し会社『飯塚エンジニアリング』
(四次会社、三次下請け、曾孫請け)の、さらに下の人夫出し会社『パボタン』
(五次会社、四次下請け、玄孫請け)から派遣されていて、日当もパボタンから受け取るらしい。
山本君が「現場では絶対にパボタンの名前を出さないようにしてください。あくまで
田中興業の作業員として働きますから」と、何度も念押ししていた。
僕たちはイリーガルな存在なのだろうか?
http://fukushima1f.blog.fc2.com/blog-entry-350.html
作業しているタービン建屋の屋上からは、3号機原子炉建屋の上部を間近に見ることができるが、
オペレーティングフロア(通称「オペフロ」)から上が見事に吹き飛んでいて、水蒸気爆発でないことは
素人が見てもすぐわかる。(中略)
隣の4号機も酷い。
こちらは原子炉建屋全体がゆがんでいて、今にも崩れ落ちそうだ。去年からいる同僚の話によると、
最近まで巨大クレーンで建物を吊っていたらしい。
http://fukushima1f.blog.fc2.com/blog-entry-352.html
ここ数日、仕事を終えたあと、体が怠くてしかたがない。大熊さんや小林さんも同じような感じらしい。
去年からいる人たちに聞いたら、最初はみんなそうなるそうだ。(中略)
1Fで仕事を始めてから、作業後の疲労感が半端ではない。手足にまったく力が入らない。
帰りのバスで意識をなくして爆睡してしまう。(中略)
同僚たちがみんな同様の体験をしているということは、やはり放射線の影響なのだろうか?
http://fukushima1f.blog.fc2.com/blog-entry-361.html
大熊さんの怪我は、全治3週間。
指先が骨折して出血が止まらないのだから、けっして小さな怪我とは言えない。
作業員が怪我をしたばあい、速やかに上(僕たちの場合は大日JVの工事長)に申し出て、
大日建設は東京電力の担当者に報告し、東電は世間に発表することになっている。ところが・・・。
田中興業は、大日建設から叱責されるのを恐れて、隠蔽工作に走ったのだろう。
http://fukushima1f.blog.fc2.com/blog-entry-367.html
物見遊山で来ている僕はいいが、大熊さんと小林さんと渡辺さんは、純粋にお金を稼ぎに来ている。
適当なことを言って高線量の現場に作業員を送り込んで大儲けをしているパボタンは、本当に許せない!
http://fukushima1f.blog.fc2.com/blog-entry-385.html
田中興業の作業員たちのいちばんの不満は、無駄な作業が多すぎること。
作業の計画と指示がデタラメというか行き当たりばったりのため、線量ばかり喰って仕事が
全然はかどらない。 (中略)
日々浴びている線量から計算すると、3号機で働ける期間は2ヵ月程度。
ひっぱっても3ヵ月が限界だ。
その限られた時間で最大限の仕事をして帰りたいと、作業員たちは考えている。
それなのに、言われたとおりに作業してミスばかり犯し、被曝量だけが上がっていく。
本当にやりきれない。
http://fukushima1f.blog.fc2.com/blog-entry-386.html
田中興行は、孫請け・曾孫受けの臨時工を職長・副職長・班長として使っているのだ。
管理職がこんなんでいいのだろうか? いいわけはない。
こんないいかげんな組織体制でも平気だから、作業員が逃亡しても、現場で骨折しても、
隠蔽工作にしか走らないのだろう。
http://fukushima1f.blog.fc2.com/blog-entry-387.html
昇降階段からの往復時間は約10秒。それで800マイクロシーベルト以上ということは、
毎時に換算すると、約30万マイクロシーベルト(300ミリシーベルト)になる。
恐ろしい数値だ。1時間立ってたら、確実に癌か白血病になる。
http://fukushima1f.blog.fc2.com/blog-entry-388.html
全面マスクをしているから内部被曝はそれほどでもない(と信じている)が、
外部被曝量はかなりのものだ。
タイベック(原発の現場写真や映像にしばしば登場する白装束のような防護服)は、
汚染した粉塵が身体に付着することを防ぐための作業服で、放射線遮断効果はゼロ。
限りなくゼロではなく、全くのゼロ。
タングステンベストは、ガンマ線を40〜60%カットしてくれるが、手足は露出したままだから、
胴体以外の部分はAPD(警報器付ポケット線量計。下着の胸ポケットに入っている)の数値以上に
外部被曝している。
タングステンベストの上に付けているガラスバッジ(通称「外バッジ」)のデータを解析すれば、
本当の外部被曝量がわかるのだが、ガラスバッジのデータは非公開で、作業員本人が
知ることはできない。数値が高すぎて教えたくても教えられないのだと想像している。
http://fukushima1f.blog.fc2.com/blog-entry-389.html
1Fの作業員には、他に働き場所がなくて福島第一原発に来ている高齢者が多い。 (中略)
実際、原発作業員には、帰郷しても住む場所がないという人が少なくない。こういう人たちにとって、
住む場所があって三度三度食べられる原発作業員用の宿泊施設は、何物にも代えがたい存在と
なっている。 だから、高齢の作業員は、必死に働く。
若い人に比べ半分も役に立たないことを自覚しているから、JV社員や職長には
可哀想なくらい機嫌をとる。
http://fukushima1f.blog.fc2.com/blog-entry-393.html
それにしても、2階にだけ鉛ボードを貼るというのは、看過できない。
東電社員が宿泊する部屋の線量をゼロにするための緊急工事なのだが、
その前に何百人もの作業員が常駐している1階休憩室の壁や床に鉛板を貼るべきだろう。
毎時6マイクロシーベルトの空間が毎時1マイクロシーベルトに下がれば、
気兼ねなく長時間いることができるのに・・・。
やはり、東電は自分たちのことしか考えていないのだ。
http://fukushima1f.blog.fc2.com/blog-entry-407.html
人夫出しの会社はどこもとんでもない。
東山さんや正谷さんは、去年の12月に来てから1回も賃金を受け取っていないし、
伊武さんや磯田さんも月に数万円しかもらっていない。賃金の遅配に至っては日常茶飯事だ。 (中略)
田中興業所属の作業員でいちばんもらっているのは、丸山さんや井野尾さんたち英信の作業員。
きちんと危険手当をもらっているのも彼らだけ。
http://fukushima1f.blog.fc2.com/blog-entry-428.html
活性炭が入っているチャコールフィルターは放射性ヨウ素を除去するが、
ダストフィルターは粉塵を防ぐだけだ。
東電としては高価なチャコールフィルターの使用を減らしたいのだろうが、
強制的に制限するばかりか、配布場所に監視員までつけるというのは許せない。
希望者には自由に使わせるべきだろう。
http://fukushima1f.blog.fc2.com/blog-entry-430.html
1Fのことを詳しく調べてみたら、僕たち現場の作業員が知らされていない事実がいろいろ報道されていた。
でも、東電からレクチャーを受けることは、“まったくない”。いつもテレビやネットの報道で知るだけだ。
JV社員も、現場作業にかかわること以外は、基本的に何も教えてくれない。
マスコミの報道がすべて正しいとは思わないが、それにしても東電の説明には嘘がとても多いように思う。
現場の放射線量ひとつとっても、計測データが作業員に示されることは決してない。
新聞を読んだりテレビを観て、自分で確認するしかない。そのデータだって東電発表のデータであって、
生データではない。
http://fukushima1f.blog.fc2.com/blog-entry-432.html
このベスト。本来は被爆量を低減させることを目的に着用するチョッキなのだが、
長期間使っているため、タングステンベスト自体が汚染して線量を持ってしまっている。
だから、汚染レベル2エリアで着ると、被曝量が逆に増えてしまう。
でも、原子炉建屋一帯の汚染レベル3エリアで着れば、外部被爆を40%程度低減できる。
http://fukushima1f.blog.fc2.com/blog-entry-433.html
けっきょく今日の作業は中止になる。東電の支払額で言えば、100万円以上の損害だ。
僕ら作業員は仕事をしてもしなくても日当をもらうから。
http://fukushima1f.blog.fc2.com/blog-entry-443.html
3号機周りの重機は、無線操作で動いていて、免震重要棟の操作室で、オペレーターが
モニターを見ながら操作している。そのため、どうしてもあちこちに無理な力がかかり、
機械が壊れやすくなる。手で動かしていれば、機械の反応に応じて、微妙な操作が可能だが、
遠隔操作ではそれができない。だから、1Fの重機 はよく壊れる。
http://fukushima1f.blog.fc2.com/blog-entry-444.html
不当な作業指示に対しては拒否してもよいルールになっているが、実際には元請会社社員の
指示対して「嫌だ」とは言えない。JV社員に嫌われたら、どんな 高線量現場へ行かされるか
わからない。ちなみに大日建設基準では、1日2000マイクロシーベルトまでは、被曝しても
大丈夫なことになっている。
http://fukushima1f.blog.fc2.com/blog-entry-446.html
東京電力は、汚染レベルに応じて危険手当を払っているから、作業現場の線量が下がれば、
それだけ経費の節約になる。
僕たちのように汚染レベル3のエリアで仕事をしている作業員は少なく、多くの作業員が
レベル2の現場で作業をしているから、除染をしてレベルを1にすれば支払額がかなり減るし、
Jヴィレッジのようにレベル0にできれば、危険手当の支払い自体をなくすことができる。
http://fukushima1f.blog.fc2.com/blog-entry-447.html
大物搬入口のγ線量は、毎時10000マイクロシーベルト近くもある。建屋の中に入ったら
どれだけ被曝するかわからない。作業用ロボットの回路がすぐ壊れてしまうくらいだから、
相当な線量だと思う。
僕たちも火についてはいつも口酸っぱく注意されている。3号機や4号機の原子炉建屋周辺では、
サンダーなど火花が飛び散る工具は原則使用禁止だ。どうしても必要なばあいは、
水の入ったバケツと消火器を用意してから作業を行うことになっている。
見えない放射能を相手にしているから、どこで水素なんかが漏れているかわからない。
そんなものに引火したら大事故にもなりかねない。
http://fukushima1f.blog.fc2.com/blog-entry-450.html
チャコールフィルター付きの全面マスクを必要とする現場では、六十代以上の人を入れては
いけないと思う。富士山の頂上で走り回るようなものだから、お年寄りには無理だ。
子作りの終わった三十代と四十代に限定するべきだ。
http://fukushima1f.blog.fc2.com/blog-entry-456.html
今日でトータル被曝量が30000マイクロシーベルトを超えてしまった。
1日平均500マイクロシーベルトを浴びたことになる。
上のほうからは3月いっぱいで辞めてもいいと言われたが、まだまだ知りたいことがあるので、
来月以降も1Fに通うことにした。
自身の体のことを考えれば、すぐにでも東京へ帰ったほうがいいのだろうが、これも運命だと思って
残ることに決めた。
http://fukushima1f.blog.fc2.com/blog-entry-467.html
ヤクザの息がかかった会社から派遣されている作業員なんて、1Fには掃いて捨てるほどいると
思うんだけど・・・。実際、ヤクザ経営の土建屋から派遣されて いる作業員(本人がそう言っている)を
何人も知っている。うちの宿舎にだってモンモンの入った人がいっぱいいるし・・・。
http://fukushima1f.blog.fc2.com/blog-entry-477.html
作業計画も労務管理も、かなりいい加減。事故や怪我も多い。そのうち大事故でも
起きるんじゃないかと心配でしょうがない。
http://fukushima1f.blog.fc2.com/blog-entry-484.html
作業現場は待避所の裏(西)の空き地。3号機が爆発したときのままの状態で放置されていて、
いまは草むらになっている。爆発で飛散した核燃料チップ(モックス燃料)が埋まっているという噂もあり、
怖くてしかたがない。
http://fukushima1f.blog.fc2.com/blog-entry-486.html
僕たち大日建設JVの作業員は、毎日100マイクロシーベルト単位で放射能を浴びていて、
それが当たり前のことになっている。入所当初は1マイクロ、10 マイクロで一喜一憂していたが、
今では1000マイクロシーベルト(1ミリシーベルト)を超えてもたいして驚かない。よく考えたら、
1000マイクロシー ベルトは普通の人が1年間に浴びてもいいとされている限度値だ。
http://fukushima1f.blog.fc2.com/blog-entry-487.html
汗かきの作業員はさらに大変だ。全面マスクは顔面と密着しているから、顔から吹き出た汗は
顎の下に溜まる。だから、水位(?)が上がって唇まで来て溺れそうになる。下を向いたときに
汗水が顔中に散ることもしばしば。
http://fukushima1f.blog.fc2.com/blog-entry-526.html
宿舎待機のばあい危険手当は出さなくてもいいが、それでも大日建設は作業員に3〜5万円の
日当を支払っているはずだ。その大日建設には東京電力が支払っている。東電には多額の税金が
つぎ込まれている。(中略)
こんなことをしていては、廃炉に何十兆円かかるかわからない。
http://fukushima1f.blog.fc2.com/blog-entry-530.html
自慢じゃないが(ちょっと自慢だけど)、僕はこのブログ日記にすら書けないネタをたくさん持っている。
東京電力、大日建設、田中興業、マーフ、パボタン。こんな会社はどうなってもいい。暴露して
名誉毀損で訴えられても一向にかまわないと思っている。
でも、同僚たちは戦友みたいなものだから、彼らに迷惑がかかることだけは避けなければならない。
だから、「今は話せない」事がたくさんある。
http://fukushima1f.blog.fc2.com/blog-entry-534.html
僕も最近疲れやすく、帰りのバスの中でいつの間にか寝てしまい、読んでいた文庫本が足下に
転がっていることが少なくない。とにかく、1F行きの送迎バスに乗ったとたん眠気が襲ってきて、
睡眠導入剤を服用したときのようにスッと眠りに落ちる。 (中略)
また、目に与える影響も無視できない。同僚たちの視力は明らかに落ちている。
近眼や老眼が進んでいるのだ。
http://fukushima1f.blog.fc2.com/blog-entry-546.html
本当なら毎朝、飲酒測定器でアルコール濃度の検査をすればよいのだろうが、そんなことをしたら、
多くの作業員が帰らされてしまうだろう。
ある程度は見て見ぬふりをしないと、実際問題、作業が進まない。
http://fukushima1f.blog.fc2.com/blog-entry-568.html
はじめに東電GMの挨拶があったのだが、いきなり土下座して謝られてビックリしてしまう。
4号機原子炉建屋が崩壊するのではないかと大騒ぎになっていることに対する
陳謝の気持ちを表したらしい。東電のGMは4号機がいかに安全であるかをとうとうと訴えて
帰っていった。 (中略)
作業中に地震が来て4号機が崩れたら、運が悪かったと思って諦めるしかない。
すぐ隣で仕事しているのだから、逃げても絶対間に合わない。
http://fukushima1f.blog.fc2.com/blog-entry-570.html
ということは、僕の被曝量はすでに5万5000マイクロシーベルに達していることになる。
原発推進派の学者先生はみな「100ミリシーベルト(10万マイクロシーベルト)までは
健康に問題ない」と口を揃えるが、これは広島と長崎の原爆被害から推定された数値であって、
科学的に証明されたわけではない。
1Fの原発作業員は人間モルモットのようなもので、これから10年、20年追跡調査して、
本当の閾値がはっきりするのだろう。
http://fukushima1f.blog.fc2.com/blog-entry-572.html
3号機は40年前に建てられたから、配管などにアスベストが使用されている。
そのため、解体時に大量のアスベストが出てくる。
http://fukushima1f.blog.fc2.com/blog-entry-573.html
この運転だけで120マイクロシーベルトも被曝してしまう。高線量被曝した工具をたくさん
載せているから、車内の空間線量も相当高いのだろう。
http://fukushima1f.blog.fc2.com/blog-entry-577.html
そんな瓦礫、見つけたくもないし、近づきたくもない。高橋さんはガイガーカウンターを胸に
ぶらさげているから、いつでも線量を確認できるが、僕たちはAPDが警告音を発するまで
気づかないし、正確な線量もわからない。警告音が鳴った時点ですでに大量被曝している。
http://fukushima1f.blog.fc2.com/blog-entry-581.html
えっ、貯水槽? 信じられない。穴掘ってシート敷いてるだけなんだけど・・・。
産廃処理施設だってもっとましな止水対策を施している。
この貯水槽、50メートルプールを想像してもらえばわかりやすい。深さは5メートルくらいある。
樹木を伐採し、ユンボで穴を掘り、遮水シートを敷いて完成だ。
こんなところに放射能まみれの高濃度汚染水を貯めるなんて、正気の沙汰とは思えない。
http://fukushima1f.blog.fc2.com/blog-entry-593.html
大日建設JVでも、胸に若葉マークをつけた新人社員たちがうろうろしている。
人材が枯渇したのか、日本語に難のある外国人までいる。日本人以外を入れてもいいの?
http://fukushima1f.blog.fc2.com/blog-entry-598.html
来た当初は放射能が怖くて怖くてしかたがなかった。
100マイクロシーベルト被曝するだけで、心臓が縮まる感覚に襲われた。
でも、慣れというのは恐ろしい。最近は700、800でも平気。
200、300ならむしろ少ないと思ってしまう。
総被曝量もほぼ6万マイクロシーベルトに達してしまった。
http://fukushima1f.blog.fc2.com/blog-entry-599.html
本来なら40分たった時点で「予定時間なので戻ります」と言って帰ってもいいのだが、
実際のところ、末端の木っ端作業員が雲上人のJV社員に、そんなことを言えるはずがない。
http://fukushima1f.blog.fc2.com/blog-entry-612.html
1Fの現場では連帯責任が基本。ひとりの作業員が問題を起こすと、その作業員が所属している
会社全体が切られてしまう。
大日建設のばあい、一次下請けのレベルで切られることはまずない。(中略)
切られるのは三次下請け(曾孫請け)から下。
http://fukushima1f.blog.fc2.com/blog-entry-613.html
いつものように、誰が先に癌で死ぬかという話になる。
癌にかかったら必ず電話で知らせるよう、みんなから念を押される。
白血球数が常時10000を超えている丸山さんが真っ先に癌で死にそうだと僕が言ったら、
みんながそうだそうだと相づちを打つ。
酒の席だから笑い話になっているが、しらふのとき真剣に考えたら、不安で不安でたまらなくなる。
みんなそうだ。
実際、電離検診の定期検査で白血病がみつかって帰った作業員を2人も見送っているし。
http://fukushima1f.blog.fc2.com/blog-entry-884.html
東電が「危険手当は全額を作業員に支払わなければならない」と元請け会社に指示さえすれば、
すべての問題は解決するのだが、国有化でもされないかぎり言うことはないだろう。
なぜかというと、実際に作業員を集めているのが“アヤシイ労働派遣会社”(会社組織ですらない
所も少なくない)であることを、東電も元請けもよく知っているから。
彼らなしで作業員を集めることは、事実上不可能なのだ。悲しいが、これが現実。
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