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福島第一原発3号機 新年に入っても原子炉からの湯気立ち上る 内部のパイプから汚染空気が漏えいか(FGW)
http://financegreenwatch.org/jp/?p=40058
1月 11th, 2014 Finance GreenWatch
東京電力福島第一原発3号機の原子炉から、昨年夏以来、湯気が発生している問題で、年が明けても、引き続き湯気発生が続いていることが分かった。政府は各原子炉について冷温状態になっているとしているが、原子炉からの継続的な湯気の発生は原子炉に異常が続いているのか、発生した湯気とともに放射性物質が大気に放出されているのか、といった懸念を高めている。
東電によると、今月2日午前7時44分ころ、3号機建屋の監視カメラが、建屋5階の中央部付近から湯気が発生しているのを確認した。同場所は機器貯蔵プール側で、翌日の同時刻ころに再度チェックしたところ、湯気は観測されなかったという。
しかし、9日午前7時51分ころ、あらためて同じ地点で、湯気が上がっていのを確認した。3号機は他の第一原発の事故原発とともに、政府見解では冷温状態で管理されていると説明されている。だが、湯気の発生は少なくとも100度以上の高温がどこかで発生していることを意味する。
昨年夏以来、3号機の湯気は観測されている。昨年末には海外ネットメディアでも報道され、「メルトダウンの始まりかも知れない」との情報が世界中に広がった。東電は、湯気の発生は確認しているものの、原子炉、機器等に特段の異常は確認されていない、と説明している。
専門家の中には、圧力容器の温度データに異常がないのであれば、“白煙”の原因は外気温が下がったため、との見方もある。しかし、そうだとすれば、他の1、2,4号機でも同様の現象がみられるはずだが、3号機に限っており、しかも昨年夏以来、断続的に起きている。
原子炉建屋のパイプなどの部分の冷却しにくい箇所から、汚染された蒸気が漏れ出している可能性も指摘されている。
http://www.tepco.co.jp/nu-news/2014/images/140111.pdf
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