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火のないところに煙は立たず/(東京電力提供)
知らぬは日本人ばかり…世界中が脅える「福島原発の白煙」
http://gendai.net/articles/view/newsx/147144
2014年1月9日 日刊ゲンダイ
世界は福島の“白煙″に怯えていた――。海外ネットメディア「Turner Radio Network」が先月28日、福島第1原発3号機から「放射性蒸気が発生している」「メルトダウンの始まりかも知れない」と報道。海外で大騒ぎとなった。核廃絶を目指して活動を行っている元スイス大使の村田光平氏も記事に驚いたという。
「記事は、米西海岸の住民に放射能被害対策の準備に入るよう呼びかけていました。米国の使用済み燃料プールの専門家であるロバート・アルバレス氏も3号機の危険が切迫しているとみているようです。私も、東電の下請けの現場関係者から<冷温状態のものが、なぜ蒸気を出すのか究明中>と聞いています」
いったい3号機で何が起きているのか。東電は、「報じられた“白煙”は、昨年7月18日に発生した湯気と同じものでしょう。今も断続的に続いています。雨や水が高温の格納容器に触れて蒸気を発している。ただ、7月のときに測定した放射線量は通常の範囲内。汚染物質が漏れたということもありません」(広報担当)とノンキなものだ。
元東芝技術者の後藤政志氏に聞いた。
「周りの圧力容器の温度データに異常がないのであれば、“白煙”の原因は外気温が下がったためでしょう。あるいは、原子炉建屋のどこか、パイプなどで冷却しにくい部分があれば、そこから汚染された蒸気が漏れ出しているとも考えられます。現在のように断続的ならそれほど気になりませんが、格納容器から大量に湯気や蒸気が出続けるようなら別。空気が汚染される危険性があります」
環境ジャーナリストの天笠啓祐氏も、「建屋の内部が見られない限り安全性は断言できない。大気の放射能汚染に注視していくべきでしょう」と警告する。
火のないところに煙は立たず。問題の原因をしっかり調べるべきである。
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