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チェルノブイリを遥かに凌駕する福島!セシウムはチェルノブイリの3倍!キセノンはチェルノブイリの2.5倍!
Chernobyl reactor #4 / Carl Montgomery
マスコミや原発推進派の方々は未だに「福島はチェルノブイリよりもマシ」というような事を言っていますが、発表されている様々な資料を見てみると、福島とチェルノブイリは比較にもならないほどの圧倒的な差があります。
オーストリア気象庁が発表した福島原発事故で放出されたキセノン133の放出量データには「チェルノブイリ事故の2.5倍」と書かれており、EUの機関が調査した結果は「放射性セシウムの大気中放出量はチェルノブイリの3倍」となっているのです。
セシウムが3倍で、キセノンが2.5倍。
この数字を見るだけでも、福島原発事故の方がチェルノブイリ事故よりも桁違いに規模が大きく、両者を同じ土俵で比較すること自体が間違いであると分かります。
☆オーストリア気象庁 福島原発事故によるキセノン放出データ
URL http://www.zamg.at/docs/aktuell/20111021_fukushima_review.pdf
☆福島原発から大気中に放出されたセシウムの総量は21京
URL http://enenews.com/eu-funded-research-fukushima-atmospheric-release-210-petabecquerels-cesium-137-upper-bound-simulation-chernobyl-estimated-70-85-petabecquerels
引用:
We obtained good agreement with measurements of 133Xe, at both T255 and T106 resolution. The comparison for 137Cs is less favorable, though not systematically biased based on the 137Cs emission estimate of 36.7 (20.1–53.1) PBq [petabecquerels (quadrillion becquerels)] by Stohl et al. (2012). This is equivalent to somewhat less than half the 137Cs source by Chernobyl (85 PBq, International Atomic Energy Agency (IAEA) (2006)). The estimate of 13 PBq by Chino et al. (2011) (revised to 8.8 PBq by Terada et al. (2012) and confirmed as a lower bound of 12 PBq by Winiarek et al. (2012), with an upper bound of 210 PBq, was also included in our comparison.
:引用終了
福島がチェルノブイリの数倍も汚染されているということは、放射能障害が発生する数もチェルノブイリの数倍になる可能性があると言えるでしょう。
実際に福島で発生した小児甲状腺癌とチェルノブイリで発生した小児甲状腺癌を比較してみると、ベラルーシは事故から2年で5人が発症したのに対して、福島は疑いと確定で44人です。
福島は200万人しか住んでいない県になのに、ベラルーシは人口1000万人もいる国であることを考えると、この数は非常に恐ろしく感じます。
小児甲状腺癌というのは、100万人に1人と言われているほど稀な病気であり、チェルノブイリ事故直後は放射能との関係を認めなかったソ連政府も、チェルノブイリ事故から4年後に29人も発症したことから、放射能との因果関係を渋々認めました。
☆甲状腺調査の実施状況
URL http://www.ourplanet-tv.org/files/20130820shiyo.pdf
☆子どもの甲状腺がん18人=専門家が検証へ−福島県
URL http://www.jiji.com/jc/c?g=soc_30&k=2013082000826
引用:
東京電力福島第1原発事故を受け、福島県が当時18歳以下だった子どもを対象に実施している甲状腺検査で、18人が甲状腺がんと確定したことが分かった。 6月の発表から6人増えた。福島市で同日開かれた「県民健康管理調査」検討委員会で、県が明らかにした。検討委は「原発事故の影響があるとは思っていな い」としている。
県によると、2011年度の検査で2人、12年度に4人が新たに甲状腺がんと確認された。他に両年度で25人が「疑いがある」とされた。
甲状腺検査の対象は約36万人。これまでに約21万7000人が受診した。
一方、検討委は、県民の間で甲状腺がんへの不安が高いことを踏まえ、検査や治療に関わっていない第三者の専門家が検査結果を検証する部会を新設する方針を示した。(2013/08/20-20:48)
:引用終了
☆ベラルーシの甲状腺癌推移グラフ
URL http://www.rist.or.jp/atomica/data/fig_pict.php?Pict_No=09-02-03-12-05
☆ゴメリ(ベラルーシ)と北ウクライナの疾病率推移
URL http://snsout.blog.fc2.com/blog-entry-3.html
ソ連が放射能との関係を認めた時よりも多い小児甲状腺癌が報告されているのに、日本の政府や専門機関は「チェルノブイリ事故では4〜5年後に急増したから、因果関係は認められない」などと述べているのです。
ハッキリ言って、あまりにも頭が悪すぎると思います。
ここまで異常な数値が出ている以上は、福島原発事故との関連性を全力で調査するのが普通です。それなのに、日本政府は何も対策していません。
せめて、大規模な染色体検査などをするべきです。小児甲状腺癌が100万人に1人で、染色体異常も極めて少ない発症率なので、両方の症状を同時に発見することができれば、それは放射能による影響の可能性が高いと言えます。
もっとも、日本政府はそれを隠したいからこそ、染色体検査などを積極的にしないのでしょう。
ソ連はチェルノブイリ事故から5年半で崩壊しました。一般的には「ソ連は軍事費の増大に耐え切れず崩壊した」となっていますが、実際には誰の目にも放射能の影響が隠し切れなくなったから、ソ連は崩壊という形で有耶無耶にしたということなのです。
これは甲状腺癌の推移などからも明らかで、チェルノブイリ原発事故から4年後の1990年には突然15倍にも甲状腺癌患者数が激増し、翌年(5年後)には30倍にも増加してから、ソ連は崩壊をしています。
チェルノブイリ事故の放射能による死傷者数は数百万人を超えており、これを超える規模の汚染が発生している日本では、1000万人単位で人口が激減すると予想されます。
今、日本は放射能との戦争状態に突入しており、見えない終わりに向けて進んでいるということなのです。
☆食べ物で放射能被曝対策!ビタミン療法、スピルリナ、リンゴペクチン!放射能対策まとめ
URL http://saigaijyouhou.com/blog-entry-90.html
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