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日本人は何をめざしてきたのか 第5回「福島・浜通り 原発と生きた町」 NHK 
http://www.asyura2.com/13/genpatu35/msg/627.html
投稿者 赤かぶ 日時 2014 年 1 月 05 日 17:37:00: igsppGRN/E9PQ
 

日本人は何をめざしてきたのか 第5回「福島・浜通り 原発と生きた町」

nihonjinhananiwomezashitekitanoka... 投稿者 soekosan



nihonjinhananiwomezashitekitanoka... 投稿者 soekosan


日本人は何をめざしてきたのか 第5回「福島・浜通り 原発と生きた町」
Eテレ2014年1月4日(土)午後11時〜翌0時30分
http://www.nhk.or.jp/postwar/program/schedule/


福島県東部の浜通り。原発事故で、今も多くの人々が避難生活を余儀なくされている。
東京電力福島第一原子力発電所の敷地には、戦前、陸軍の飛行場があり、戦後は塩田が開かれた。現金収入の少ない生活は厳しく、農閑期には多くの人々が出稼ぎに出た。福島県は戦前から只見川や猪苗代の水力発電によって電気を東京に送る電力供給地だった。戦後、浜通りの双葉町と大熊町は原発を誘致し、1971年、第一原発の稼働を迎える。新たな雇用が生まれ、人々は出稼ぎをせずとも暮らせるようになったが、初期の運転トラブルに対する疑問から反対運動も生まれた。国は1974年電源三法を制定し、巨額の交付金を配付。町の財政が潤うなかで反対の声も次第に小さくなっていった。しかし、1990年代になると、交付金で建てた公共施設の維持費などで町の財政が悪化。さらなる原発の増設を求めていった。
そして迎えた2011年3月の原発事故―。浜通りの人々は、今、原発と共に生きてきた戦後をどのように見つめるのか。


         ◇


NHK「日本人は何をめざしてきたのか - 第5回『福島・浜通り 原発と生きた町』」
http://fp.cocolog-nifty.com/se/2014/01/nhk---5-18a4.html


今夜11:00-0:30でNHK「日本人は何をめざしてきたのか - 第5回『福島・浜通り 原発と生きた町』」が放送されました。


http://www.nhk.or.jp/postwar/program/schedule/


「なぜ地震国の日本に原発は増えて行ったのだろう?」という素朴な疑問から、解説してくれるのではと期待して見始めました。


冒頭から引き込まれました。番組は期待を裏切りませんでした。ストーリーが日常の視点で親しみやすく、カメラワークも、節々の細かい効果音までも終始調和していました。


福島の貧しかった農村に原発建設の話がもたらされ、次第に反対派は切り崩され、東京マネーにいわば「麻薬中毒」になり、ついに元反対派の町長が原発増設を東電に陳情するようになる姿は、本当に考えさせられました。


原発は複数自治体をまたがって立地する事が多く見られますが、地元の反対派にひっくり返されない思慮であり、政府・電力会社の勝負のうまさ。


「貧しく、ケンカが弱い地方の人たちが、頭脳も金も力もある東京に屈し、カモになった」と言って番組を片付けるのは容易いかもしれません。


ですが、311後の今も原発再稼働を願う立地自治体が相次いでいるのは、番組で解説されていた力学が今も機能中である事を実感しました。「ポスト原発はやはり原発」であり、脱原発を訴えるだけでは、社会構造を変えるには力不足であると改めて感じました。


私は妻が地方議員でもあり、「原発立地自治体に、本当に住民自治があったのだろうか」と番組に注視し続けました。東京に首根っこを押さえられ続け、江戸時代の農民のように生かさず殺さずの状況に追い込まれ続けます。満場一致に双葉町議会の意思が変わって行く番組の描写。


「環境のせいにする限り、課題解決は無い」と思います。ですが、ひとたび構造が確立してしまうと、宮崎駿の『風立ちぬ』でも示唆されていたように、流れに抗する事はなかなかむつかしい。原発建設であれ、第二次大戦に向かって行った日本であれ、同じです。


原発建設に沸いた地元の人々が、今や避難生活で窮乏して行く姿。そして、原発の補助金の持続性は実は弱かった事も番組ではわかりやすく解説されました。


「日本人は何をめざして来たのか」という番組タイトルは、見終わった後に改めて突き刺さって来ました。


「ポスト原発」を模索する人々が「そうだ、社会起業があるじゃないか」とリアルに感じて頂けるよう、自分たちで自立を目指して立ち上がれるよう、まだまだ私自身、努力して行かねばと思いました。自分は流れに抗しても生き続けたいと思います。


番組は、原発賛成派、反対派を問わず、更には、まちづくり・地域活性化をテーマにされる方には、ぜひ向き合って見て頂けたらと思います。録画して勉強会の資料にもなるのではと思います。


再放送が決定しています。今回見逃された方は、よろしければ、ご覧ください。


【再放送】2014年1月11日(土)午前0時45分〜午前2時15分(金曜深夜)


 

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コメント
 
01. 2014年1月05日 18:03:56 : NVKEbhIkY6
>「日本人は何をめざして来たのか」

 目先の損得


02. 2014年1月05日 18:39:37 : XzPzOyYg1g
原発で日本人が目指したものなんて何もないだろうね。敗戦前まで自前での核兵器開発を目指していてそれが挫折した。それを忘れられない保守派にとって原発推進は隠れた野心の発露ともいうべきで野田・安倍政権が見せる強引な政治手法にはその体質がいかんなく表れている。奴隷のような扱いの大多数の国民にとって原発推進は撒かれる餌を受け入れるか拒絶するか程度の違いしかない。事故が起きれば奴隷は何も言えずに右往左往するだけだ。

03. 2014年1月05日 19:58:03 : pazFxSyw6g
原発を立地する自治体はすべて反対運動にみまわれた。

それを潰したのは、金、権力、洗脳報道、教育宣伝により住民を分断し地方政治を支配すること。

今の福島原発収束作業のゴマカシ、再稼働に向けた策動の方法と全く同じ。


04. 2014年1月06日 08:21:52 : RPPySjuaX6
日本のジャーナリストは何をしているのか?海外の報道は福島の現状と被曝の関係を事あるごとに真実を探し報道はしようとしている。ドイツなどの報道をみていると日本の報道をみると首を傾げたくなる。
目先の金と権力に魂を売り政府のプロパガンダの手先に成り果てたか。
福島の子供達の、関東の子供達の、日本の子供達の命がかかっている時に何をしているのか。真実を報道しないジャーナリストは存在の意味がない。体制に迎合すれば天命はきこえない。金も名誉も権力も泡のようなもの。子々孫々に禍根を残すな。

05. 2014年1月06日 11:04:55 : MVEswqjBG2
(問い)日本人は何をめざしてきたのか 第5回「福島・浜通り 原発と生きた町」 NHK
(答え)★目先の利益

[12削除理由]:多重コメント
06. 2014年1月09日 02:34:22 : AiChp2veWo
昭和61年、息子「原発はやめなければ」、土建業の父親「お前、赤軍にでも入ったか」。青年「きれいな世の中にしないと」、どっかの親父「あほか金儲けせい」。昭和40年代後半、学生「山や海の自然を守らないと」、おっさん「マンション建てて、必要ないけど、河口堰作るんや」。昭和40年代前半、若い真面目そうなカップルの横をすれ違いざまに、ガラの悪そうな二人のサラリーマン風の背広男達が聞こえよがしに「ええ〇〇しとんな〜、こう〇んにちん〇入れてしょん〇んしたろか」。昭和50年代前半頃、エロフィルムを見てた30代後半の中年の男「ああ、こうやって素人の女の子もすぐさせるようになってこんかな〜」。この一見普通の中年の男の素人淫乱化女多出の願いは、この後すぐに急増現実化して年齢関係なく変態化しつつ今日に至っている。昭和40年代初頭、たまたま田舎の友人の家の近くに停めてあった私の乗用車を覗き込み、ドアを開けて中を見ようとしていた五十代の肥えただらんとした男に、「何してるんだ勝手に人の車を開けて」、と声をかけると、どうたらこうたらと大声でどなりちらし、やくざ者のような態度で脅してきたのは警察官だった。ガラが悪く、自分の色欲と利益以外考えず、弱いものにはすぐに変態残虐性を現す、昭和40年代当時で、30歳前後から50歳代の腐れ大人たちのお蔭で、明治精神、日本精神は落ちぶれ消えゆき、めでたく原発の大事故で半永久的の日本腐食荒廃の時代を迎えた。20年ほど前、刑期を終えて出獄してきた中年の犯罪者が軽に乗った若いカップルを脅して、女子を男性の運転する後部座席に乗せ、自分が女子の後ろに回って膝にのせた形で車を走らせながら犯し続け、女子の顔が前の座席の彼氏の顔のあたりに突き出され、涙が彼の顔にかかっていたという事件があった。この男は彼の気転で結局逮捕されたが、彼らは別れた。立派な大人も不純卑劣の若者もいた。いずれにしても、我が国を混沌と反日と放射能が覆っている。、自分と家庭だけが仕合せなら、金と女だけが手にはいるならと、己の人生の欲望充足だけで他を顧みない腐れ人間も若輩者も大人も、表面真面目の事なかれ主義者も、難しいことはない、日本人の多くが目指してきたものは、つまりは戦後の我が国の人間の多くは、金と女と、或は人生の安定だけを願って、自然も生き物も、他のすべてを省みずに生きてきたからこその今日である。ところで、戦前、彦坂先生は米国の千分の一の予算で、当時世界の原子物理学の最高峰ボーアをはるかに凌ぐ原子物理学理論を完成し、ボーア等は紙と木の家に住む猿に何が分かるものかと一瞥だにしないポーズを見せ、その実、早速その理論をして大量殺人核爆弾の製造に拍車をかけたが、彦坂先生は猛毒の出る核反応を知って、すでに、核分裂のし難い毒の出ない核分裂にその開発を進め、本当の原子力平和利用に研究開発の矛先を向けていた(五島昇)。金と女、金と色欲で人も国家も亡びるのである。


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