http://www.asyura2.com/13/genpatu35/msg/515.html
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年の瀬になって、マルハニチロの子会社アクリフーズの冷凍食品から農薬が検出されて大騒ぎになっている。
「マルハニチロ、回収は630万パック 冷凍食品から農薬」 (朝日新聞 2013/12/30)
http://www.asahi.com/articles/ASF0TKY201312290271.html?ref=com_top6_2nd
マルハニチロHDが自主回収を発表した商品の一覧 (朝日新聞 2013/12/29)
http://www.asahi.com/articles/ASF0TKY201312290252.html
「過失で混入ない」と専門家 マルハニチロ、警察に相談 (朝日新聞 2013/12/29)
http://www.asahi.com/articles/ASF0TKY201312290268.html
専門家が言っている通り、製造過程で過失により混入した可能性はゼロであり、
原材料に含まれていたとしても極めて低い濃度であるはずだ。異臭がするはずはない。
しかも、苦情のあった3品目の包装を調べても外部から針などで刺した跡もなかったという。
そして88品目すべてを自主回収するという。
こんなおかしな話があるだろうか?阿修羅読者の皆さんはすでにピンと来ているだろう。
調べてみると、別の子会社のサケ缶から、昨年半ばにセシウムが検出されている。
さけ水煮缶(マルハニチロ)からセシウム (阿修羅 2012/6/7)
http://www.asyura2.com/12/genpatu24/msg/463.html
生活クラブがさけ水煮缶から8ベクレル/kgのセシウム137を検出。
同年3月には18ベクレル/kg、5月にも22ベクレル/kg検出されている。
そしてその4ヶ月後には、缶詰に金属が混入している可能性があるとして、
何と583万缶を自主回収しているのである。
マルハの缶詰583万缶を自主回収 金属が混入か (産経新聞 2012/10/3)
http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/121003/crm12100320410034-n1.htm
---(ここから引用)------
マルハニチロ食品(東京都江東区)から缶詰の委託製造を受けている高木商店(茨城県神栖市)は3日、同社が製造したサバのみそ煮などの缶詰に金属が混入している可能性があるとして、缶詰約583万缶を自主回収する報告書を県潮来保健所に提出した。
対象は平成19年3月〜今年9月に販売された「マルハ さばみそ煮」「マルハ 秘伝いわし蒲焼(かばやき)」など6種類。
今年4月と9月、マルハニチロ食品に缶詰の購入者から「金属の異物が入っていた」と苦情が入った。高木商店は「食べた際に口の中を傷つける可能性がある」として、同社の同一ラインで製造した商品を対象に回収を行う。
---(引用ここまで)--------
この金属混入は極めて疑わしい。
セシウムが検出されたと指摘を受け、マルハニチロはあわてて自社製品の放射能汚染を計測した。
そして指摘通り高い汚染が検出されたので、金属混入を理由に自主回収を行なったのだろう。
583万缶は大変な数量である。
そして今度はアクリフーズの食品から放射能汚染が見つかってしまった。
放置すれば、いずれは民間団体から指摘されバレる。
缶詰ではないから金属混入とは言えず、苦し紛れに農薬のせいにして回収した。
そう考えるのが自然であろう。
問題の工場は群馬県大泉町、放射能汚染度の高い地域である。
汚染された大気ないし水が原因である可能性が高い。
おそらく政府・自治体から、放射能汚染であることは隠せ、別の理由をでっち上げろ、
と強い圧力がかかっているのだろう。
今後もこういった放射能汚染による食品回収は続くだろうが、回収理由をいつも金属や
農薬混入のせいにはできない。次は何と理由をつけるのか、だんだん苦しくなるはずだ。
今回のような大量の回収が重なれば、莫大な費用がかかり経営も揺らぐ。
遅かれ早かれ、食品メーカーは生産拠点を西日本や海外に移転せざるを得なくなるだろう。
該当商品を買った人は、回収には応じずに、民間団体に持ち込んで
放射能汚染の測定をしてもらうとよいだろう。
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