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東北電力は27日、女川原発2号機(宮城県)の再稼働に向けた安全審査を原子力規制委員会に申請した。東京電力福島第1原発と同じ「沸騰水型(BWR)」で、東日本大震災で被災した原発の申請は初めて。原発は国内17カ所に立地するが、過半数の9カ所で16基が申請し、再稼働を目指すことになった。
申請書を提出した井上茂副社長は「被害状況を点検し、健全性は維持されていると確認した。申請に差し障りはないと確信している」と述べた。再稼働を目指す時期について、事故時に放射性物質の放出量を低減する「フィルター付きベント装置」の設置や防潮堤のかさ上げなどの対策が終わる2016年4月以降としている。
女川原発は、大震災の震源から約125キロと全国の原発で最も近く、想定を超える揺れと敷地の高さ(14.8メートル)に迫る最大約13メートルの津波に襲われた。当時、1、3号機は運転中、2号機は定期検査で原子炉を起動した直後だったが、いずれも自動停止。原子炉の冷却に必要な外部電源が生き残り、放射性物質が漏れる深刻な事故は免れた。
一方で、2号機では原子炉建屋地下が浸水し、原子炉冷却用のポンプが壊れたほか、1号機では原子炉建屋のクレーンが地震の揺れで損傷。全3基の被害は軽微な損傷を含め630件に達した。
2号機は被害が比較的少なく、耐震補強工事が最も進んでいる。しかし、事故時の対策拠点となる免震重要棟が16年8月に完成するまでは、「緊急時対策所」を3号機内に置く計画。このため、3号機をそれ以前に稼働させることは事実上不可能となった。【岡田英】
◇評価手続き、長期化も
東日本大震災で被災した女川原発の安全審査は、原子力規制委員会が被災の影響をどう評価するかが焦点。審査は他原発以上に長期化しそうだ。
大震災では、想定していた地震の揺れ(580ガル)と津波(最大13.6メートル)を上回った。このため、東北電は申請に当たり、想定する揺れを1000ガル、津波を最大23.1メートルに引き上げ、耐震補強工事中。海面からの高さが29メートルの防潮堤も2015年度末までに建設する計画だ。
しかし、07年7月の中越沖地震で被災した東京電力柏崎刈羽原発(新潟県)の場合、点検や耐震補強を終え、国が安全性を確認して再稼働したのは最短の7号機でも1年10カ月後の09年5月だった。
安全審査は半年程度とされているが、原子力規制委員会の田中俊一委員長は25日の記者会見で「大きな地震を受け、点検は必要になると思う」と述べ、女川原発の被災の影響を慎重に評価する方針を示した。【岡田英】
女川原発の位置
再稼働申請を原子力規制委員会に提出した原発
毎日新聞2013年12月27日11時34分(最終更新12月27日12時47分)
http://mainichi.jp/select/news/20131227k0000e040172000c.html
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女川原発は震災の影響で1メートル地盤沈下し,5メートルほど東方に移動しているのですよ。
無傷のわけがありません。大変危険です。
女川原発 非常用電源が停止
http://blog.livedoor.jp/home_make-toaru/archives/6979975.html
女川原発再稼働反対オンライン署名
http://plz-sign.com/sig.php?id=0000080
女川原発 2号機の安全審査申請…再稼働に向け被災地初 とある原発の溶融貫通(メルトスルー)
http://blog.livedoor.jp/home_make-toaru/archives/7475942.html
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