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11月の放射性物質月間降下量
11月の月間放射能降下物調査 前月まで全国3位の東京が5位 福島は降下量倍増(FGW) セシウム134も依然、降り積もる
http://financegreenwatch.org/jp/?p=39636
12月 28th, 2013 Finance GreenWatch
原子力規制委員会が公表した11月の全国都道府県の放射能月間降下物調査によると、これまで福島、茨城に次いで全国三位の汚染状況が続いていた東京が順位を下げて5位となったほか、福島隣接の茨城県も2位から3位に下がった。代わって群馬県が2位になった。もっとも汚染度が高いのは群を抜いて福島県。福島は10月から倍増した。
11月の放射性物質月間降下量
http://financegreenwatch.org/jp/?attachment_id=39639
放射性物質の月間降下物はセシウムが大半で、11月の福島県は1平方km当たり13億9900万ベクレルでもっとも多かった。福島は10月は7億2300万ベクレルだったので倍増した。10億ベクレルを超えたのは6月(20億6100万ベクレル)以来の水準。
次いで、群馬県が630万ベクレル、茨城380万ベクレル、千葉350万ベクレル、東京187万ベクレルと続いている。東京は10月は340万ベクレルで福島、茨城に次いで3位だったが、11月はほぼ半減した状態だ。茨城県も従来は高水準だったが下がっている。東京や茨城の放射能降下物が減った原因は、隣接の群馬や千葉で増加していることを考えると、汚染状況が改善されたというよりも、大気の状況による変化とみられる。
総セシウム量のうちには、ほぼ4分の1の比率でセシウム134が含まれている。セシウム134は半減期2年とされているが、依然、同放射性物質が濃度は減っているものの、関東地方を含む広範囲な領域に毎月空から降っているわけで、汚染の長期化の傾向がみられる。
http://radioactivity.nsr.go.jp/ja/contents/9000/8608/24/195_1227.pdf
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