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http://www.nikkei.com/article/DGXNASGG25002_V21C13A2MM0000/
2013/12/25 10:36
中国電力は25日午前、島根原子力発電所(松江市)2号機の再稼働に向けた安全審査を原子力規制委員会に申請した。来年度中の再稼働を目指す。今年7月の新規制基準施行後、すでに北海道、東京、関西、四国、九州の電力5社が審査を申請しており、島根原発で8原発、15基目となる。
東電福島第1原発と同じ沸騰水型軽水炉(BWR)申請は9月の東電による柏崎刈羽原発(新潟県)6、7号機に次ぐ。もうひとつのタイプである加圧水型軽水炉(PWR)に比べ申請は出遅れているが、今後は沸騰水型の申請が増えそうだ。
中国電の清水希茂副社長が同日、規制委の事務局である原子力規制庁を訪れ、申請書を担当者に手渡した。申請書には原発の新規制基準に基づき、津波を防ぐ防潮堤の整備や、事故時に放射性物質の放出を抑えるフィルター付きベント(排出)装置、緊急時の対応設備の充実といった安全強化策を盛り込んだ。同社はすでに原発の改修を進めている。
清水副社長は記者団に対し「地元からの要請に真摯に対応し、丁寧に説明していきたい」などと話した。建設工事がほぼ完了している同原発3号機については「書類を作成中で、できるだけ早く仕上げて審査に持ち込みたい」と意欲を示した。
2号機は来年度中の運転再開を目指すが、先行して申請した他の電力会社の原発の審査は遅れ気味で、合格した原発はまだない。沸騰水型原発はより高い安全対策を求められており、規制委から対策不足や書類の不備が指摘され、審査が難航する可能性もある。
規制委の審査を合格しても、立地自治体である松江市や島根県は改めて規制委や中国電から審査内容の説明を受けたうえで了解するかどうか判断するという姿勢。再稼働の手順を国が明確に示すことも求めている。
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