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【 日本特有の気象現象により、放射能汚染が一層拡大する恐れ 】
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2013年12月24日 星の金貨プロジェクト
台風は放射能汚染土の拡散に「強く関与」
2013年は台風の頻度の増加と規模の大型化により、新たな汚染が広がる結果に
AFP通信 / フランス24 11月28日
毎年日本を襲う台風が、福島第一原発の事故によって放出された放射性物質を各地の水路に拡散していくことになる、新たな研究結果がこのように警告しています。
毎年日本各地を襲う台風に伴う強風と雨により、放射性物質を含む汚染された土が川や各種の水路に流れ込み、結果的に汚染を拡大していくことになると、フランス気候環境科学研究所( LSCE )と日本の筑波大学の共同研究チームが発表しました。
地震によって引き起こされた津波は2011年3月、福島第一原子力発電所に襲いかかりました。
そして、3基の原子炉をメルトダウンさせるという、この25年間で最悪の原子力発電所事故を引き起こしたのです。
事故の後、大量の放射性物質が大気圏内に放出されました。
放出されたセシウムの大半が土壌中、そして川床や海底の沈殿物に吸着・固着されることになったのです。
調査の結果、福島第一原発の北部山岳地帯における土壌侵食が、そこにある各種の放射性物質、主にセシウム-134とセシウム-137を移動させ、河川に流れ込み、最終的には太平洋にまで到達していしていることが確認されました。
「海に向かって放射性物質が拡散していることが確認されました。」
LSCEの研究者であるオリビエ・エブラール氏が27日こう語りました。
数カ月間のタイムラグが発生する可能性はありますが、台風は汚染土の拡散に「強く関与しています。」
エブラール氏がこう語り、冬場に山岳地帯に積もった雪が春から夏にかけて溶けていく際にも、汚染が川に入り込むのは確実だと語りました。
福島周辺において2年半前に発生した事故当時は汚染や被ばくを免れた住民たちも、今になって自分たちの農地や海岸に近い平野部の食糧や水の汚染濃度が上昇しているという状況に陥る危険性があると、研究者は警告しています。
2012年の台風の規模や頻度は平年並みで、その分河川に流れ込んだ放射性物質の量はそれなりの量に留まりました。
しかし2013年に襲った台風は例年より頻度が高く、しかも規模が大きかったため、これまで汚染が
軽微だった場所にまで、新たに放射性セシウムによる汚染を広げる結果になってしまいました。
「これは…」
エブラール氏が次のように説明しました。
「放射性物質が上流部分において減少しなかった、その事実を証明しているのです。」
筑波大学は2011年11月以来、福島第一原発の事故に関わる数々の研究成果をまとめてきました。
「これからは福島第一原発の事故の際、直接放出・降下した放射性物質に加え、気象現象によって移動・堆積する放射性物質についても綱領に入れていく必要があります。」
共同研究者であるエブラール氏がこう警告しました。
沿岸地区の漁師、あるいは人々が入浴や海水浴などをする場所には、潜在的な危険に直面します。
福島第一原発の事故では未だに数万人が避難生活を余儀なくされており、放射線による被ばくを避けるため周辺の町や村は未だに無人のままになっています。
福島第一原発を廃炉にするための複雑で困難な作業には、これから数十年という歳月を要することになっています。
http://www.france24.com/en/20131128-typhoons-spread-fukushima-fallout-study-warns/
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