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3<チェルノブイリ〜福島>「パニックになって、もうモラルが崩壊している」12/9野呂美加さん(文字起こし)福島県猪苗代町
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2013-12-22(16:40) みんな楽しくHappy♡がいい♪
今でも分からないでしょ、長崎の医者にも分からない、広島の医者にも分からない。
みんな言いたくないんですよ、放射能との因果関係。
でも、私たち一般人にはわかるでしょ?
みんなが嘘ついているってわかるでしょ?
子どもたちだって、被害にあった子どもたちだってそんな話は聞きたくないですよ。
耳を覆いたくなるじゃないですか。
大人の責任を認めないで、「これは放射能のせいじゃないんだ」って言うけど、
病院に行ったら何十人も切った子どもたちがいるんですよ。
それで「放射能のせいじゃない」
事故の後急に出てきたのに「放射能のせいじゃない」
なにを言ってるんだ。
福島の子どもたちを去年ベラルーシの独裁の大統領が保養に招いてくれました。
これは、純粋な愛情とは言い難い。
ま、半分はベラルーシの自分の大統領のお手柄、
「私はどんなに心の広い素晴らしい人」というふうに見せたかったから、
でも行ったサナトリウムは最高でした。
世界中の子どもたちが切符を買って保養に来る。
なぜ私たちはベラルーシの子どもたちを保養に招いていたの?
保養する場所がない。
そういうプログラムがない。
でも彼らたちはですね、高級官僚の息子が集まる、子どもたちが集まる素晴らしいサナトリウムがあったんです。
北の方のクリーンなところに。
私たちの国だって、トップの人達は同じような事を考えているでしょ、おそらく。
ですから、「貧しい農民の子どもたちは助けなくていい」とハッキリ言っている官僚もいました。
「私たちは高級官僚の子どもたちを助けた方がベラルーシのためになる」
そして、こうやって順番が回ってこない。
ですから、福島のお子さんがベラルーシで甲状腺検査を受ける時に、
「なぜ日本の、チェルノブイリで救援していた医者達が率先して日本の子どもを診てあげないの?」
お医者さん達も病院も、病院にいる患者さん達もビックリしているんです。
「なんで、あの医療の進んだ日本から、甲状腺検査に来るの?」
「子どもの順番が回ってこない」
子どもを甲状腺の専門の医者がみてはいけないという、暗黙の通達みたいなものがあるわけですね。
こういうふうに甲状腺学会に山下さんがですね、出している訳です。
だから、札幌でも私は甲状腺の検査を受けましたけれど、
札幌で一番、北海道で一番の専門の先生は、
「いやいやいやいや・・・6歳以下の子どもは私は診たことがない、分からないから診れません」
って言うんですよ。
それは、医者として専門的には優秀かもしれないけど、私は人間としてクズだと思います。
そういうクズがいっぱいいるんです。
「ずいぶん汚い言葉だなぁ」と、ここに医療関係者の方がいるかもしれませんが、
人間としてどうなんですか?
同胞の子どもたちが今被害に遭っていて、
その原因がどうか議論している場合じゃないんです。
危ない所にいるんだったら、さっさと子どもたちを避難させて、
そこで本当に、徹底的に健康調査をしてあげなきゃ、
子どもたちが社会から守られているという実感を得られない。
昨日からですね、立て続けにお母さんたちからこういう話を聞いています。
そのリスクグループも大人も子供も全員甲状腺がんが増えていきますから、
私たちは大人も子どももみんな受けていかなきゃならないんです。
ただ精神的ダメージとかそういうものが大人は少ないから話題になっていないだけなんです。
全国民的に増えている訳ですね、事故の後。
そしてこれがですね、昨日あるお母さんがネットに書き込んでいたんですね、私のよく知っているお母さんが。
子どもが
「もう学校へ行きたくない。学校へ行ったらウソばっかりだ。
大人が『放射能は安全だ』って嘘を付いている。僕は行きたくない」
お母さんはそれまでずっと学校と交渉してきた。
給食の問題であるとか体育の問題、いろんな被ばくする場面で
『心使いして下さい』という事を丁寧に丁寧に交渉してきたけど、
もう、嘘をつく大人の顔を見たくない。行きたくない」という事を言った。
これ、関東の子ですよ。
今日福島の子が「学校で大人がウソばっかり付いているから行きたくない」って言ってるんだよね、って、
別のお母さんから今日午前に聞いたんですね。
もうこれは子どもたちの中で我慢の限界が来ているんです。
日本人は子どもに、
「人を信頼しなさい」
「ウソをつくんじゃない」
「正しい人間になりなさい」というふうに教えていて、
今私たち大人がそのように生きているか?
だったらですね、それが実際に大人が行動できないんだったら、
子どもたちにこういうふうに教えるべきなんです。
大陸の人達はこういうふうに子どもを教育しますよ。
「ウソをついても生き抜け」
「人をだましても生き抜け」
「自分の命を一番大事にして生き抜け」
「人の事を信用するな」
「取れる物は取ってでも生き抜け」
そういうふうに中国は、大陸の人は、ロシアの人は教育されているんですよ。
「人を信じるな」
だからこんな事故があったって、誰も政府の言う事を信じませんよ。
私たちは信じるように教育してきたでしょ、子どもたちに。
これからどうやって子どもたちにこの社会のことを説明していくか?
価値が崩壊したんです。
原発って言うのは、こうやって事故が起こってみたらファシズムのようなものなんですね。
じゃあ、チェルノブイリ事故が日本に全く何かをもたらさなかったのか?って言ったら、
これは子どもの、女の子の小児甲状腺がんなんですね。
たいてい十万人あたり統計を出すんですが、これは実数です。
20人40人60人80人100人。
2008年の段階で15歳から19歳の子どもたちで1年間に40人。
1年間で40人の子どもたちが小児甲状腺がんになる。
これは日本全国ですから。
それでその子どもたちが20歳なってこういうふうに増えるから、
「検査したから、それが早く見つかったんだろう」って言ったって、せいぜい倍なんです。
福島県の子どもたちだけが甲状腺がんになるんですか?
おかしいんじゃないですか?
そんな事私たちだってわかりますよ。
じゃあ、このピンクの棒はなんですか?これはチェルノブイリ事故なんです。
ほんのわずかの放射能であっても、数年後にやっぱり何か日本にも変化が起こっている。
そしてこの子どもたちが、19歳の子どもたちが20歳に移って発症しているというふうに考えられますよね。
これは日本全国の甲状腺がんの増加ですね。女子。
10,20,30,40,50,55、っていうのは、原発です。
日本はチェルノブイリ事故の前も大人の甲状腺がんがこういうふうに上がってきている。
そういう図ですね。
そして室蘭沖マダラから汚染が出ていると。
これはお魚はもう、私は食べられなくなるなと。
これは北海道のお魚なんですが、
この時に漁師さんが北海道庁の水産課の人とやりとりしているニュースが流れていたんですが、
漁師さん達はなんて言ったかというと、
「安全だといってくれ」と。
道の水産課の人に懇願しているんですね。
「売りたい、売りたい!」
わたしは嫌ですね。
安全かどうか分からない自分が獲ってきた魚を人の口に入れたくない。
もう崩壊している、モラルが、パニックになって。
本当はいい人なのに、俺はもうそこで漁が出来ないんじゃないかと、いろんなパニックが起こっている。
もうおしまいですよ。
わずか事故から3年で100ベクレル出るんですよ。
これからどんどん汚染水を流すのに、
上がっていくばかりで下がるわけないじゃないですか。
それもしかもセシウムだけですよ。
ストロンチウムは測ってないじゃないですか。
どうすんだ、このおとしまえを。
もう北海道の魚だって出ているんですよ。
なぜ福島の魚から出ないんですか?
隠しているからでしょ。
それを全部九州に持って行って、養殖に使っているっていうところもあるんです。
九州の人が言っていました。
だから、九州産だから安全という事はもう無くなっている。
秘密特定法が必要な理由というのはそういう事なんじゃないですか?
もう北海道のシャケだとか、そんなものだって汚染されていますよ。
45とか50とか。
じゃあ、それは国の基準は100だから安全なのか?って言ったらですね、
第5福竜丸の時にマグロを捨てた。
みなさん覚えていらっしゃると思いますが、
あれがだいたい50〜100ベクレルと言われています。
ペンキを塗って、食べられないようにして海へ捨てたと。
あるいは築地の中に穴を掘って埋めたと。
これはチェルノブイリ事故から13年後ですか、
「海のほ乳類に核汚染」と。
イルカ、アザラシ、筋肉に放射性物質という事で、セシウムが溜まっている。
チェルノブイリ事故は空中にパーッと巻き上げて、それが海面におりて、海中におりて、
汚染されるのに10数年かかっている訳です。
ところが日本の場合は直接海に流している、今でも。
そしてあの汚染水も流れていくと。
つづくーー
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