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原発被曝労働を外国人にやらせていた可能性とその影響
どうやら原発の被曝労働の最も過酷な部分は日本人ではなくて外国人にやらせていた様子だ。そして、これが負い目になって、日本国内の原発作業員の皆さんから内部告発がほとんどされなかったり、マスコミ報道が原発作業員の日当についてほとんど触れなかったり、更には、地震による原発の被害について隠ぺいがされている可能性がある。
もともと、シュラウドの交換などが日本の原子炉でも行われていて、あれだけ原子炉の中核的な、そして大型の部品をどうやって交換しているのか不思議だったが、そういった被曝のひどい仕事はみんな外国人の作業員の方たちにお願いをしていたということなのだろう。そう考えると、幾つもの謎が解ける面がある。
しかし、多分、ものごとは相当に複雑に絡み合っている。例えば、原発作業員の方たちの放射線管理手帳は未だに住民票の提出で身元の確認をやっている。これを住基ネットの番号でやればより合理的で、行方不明なども起こらないはずだが、未だにそうなっていないのは、外国人作業員の問題があることが口実に使われているのだろう。
おまけに、外国人作業員の派遣はGEなどのアメリカのメーカーに頼っているはずで、そのためのコストもかなりあるはずだ。
更に、福島第一原発事故の収束、と言っても、地震直後の危機から本当の過酷事故への移行を防いだという意味の収束だが、それを外国人作業員に頼ってしまったために、それを実質的に仕切ったGEなどに頭が上がらなくなり、事故原因の調査が出来なくなっている可能性が強い。
3号機の爆発はやはりプールに保管されていた核燃料の小規模な臨界によるものである可能性が高く、爆発の結果、原発敷地内に飛び散った燃料棒などの始末をしたのもそういった外国人作業員であったのではないだろうか。
ひょっとしたらFUKUSHIMA50と言われて、その勇敢さをたたえられた人たちもそのほとんどが外国人作業員であるのかも知れない。そして、だからこそ顔出しができないのではないだろうか。
こういった意味では、確かに原発作業員の方たちの被曝労働こそが原発の最も根本的な問題だと思う。そして、同時に、今の日本にとって、こういったことが原因とされて、地震被害が隠ぺいされてしまうのは大変に危険なことだ。
今の日本は確実に地震活動期に入っていて、直下型地震が原発を直撃する可能性が強い。もしそうなれば相当の放射能漏れ事故に至り、日本の国土の大半を放棄せざるを得ない状況にもなりかねない。いや、むしろ、世界中の原発保有国で核廃棄物の処分に行き詰っている現状を見れば、「なりかねない」どころか、そういった状況へ追い込まれていく可能性が大変に高いと言わざるを得ない。
だから、もし、外国人労働者の方たちに頼ってきたのであれば、そのことをいろいろな障害はあるだろうが、率直に認めて、必要な賠償を行い、原発事故の真実を明らかにしてそれに対処するべきだ。
原発の問題は目をそむけていても悪化するばかりであり、勇気を出して正面から向き合うしかないのではないだろうか。
2013年12月17日22時50分 武田信弘 ジオログのカウンターの値:40353
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