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原子炉注水 十分届かず 福島1〜3号機 別配管へ流出か
http://www.tokyo-np.co.jp/article/national/news/CK2013121402000120.html
2013年12月14日 東京新聞 朝刊
東京電力は十三日、福島第一原発の事故発生直後に、消防車から1〜3号機に注いだ冷却水が途中で別の配管へ流れ込み、炉内に十分届かなかった可能性があるとの調査結果を発表した。1〜3号機では当時、非常用冷却装置が止まり、原子炉を冷やすために消防車のポンプを使って冷却水を注いでいた。
東電の解析では、2号機の核燃料の冷却に必要な水量は毎時十トン余りだが、同約七十五トンを注水した。水が炉内に届いていれば、核燃料を十分に冷やすことができたはずで、1、3号機も同様の状態だった。
ところが、実際には炉内の水位は下がり続け、炉心溶融(メルトダウン)に至った。一方、事故直後の二〇一一年三月下旬には、2号機のタンクに本来ならないはずのたまり水が確認されていた。
このため、東電は消防車の冷却水が炉へ届かず、何らかの配管を通じてタンクに流れ込んだと想定。配管図面を詳しく調べた結果、冷却水を注ぐのに使った配管から別の配管への分岐が、1号機で十カ所、2、3号機で各四カ所あると確認された。配管の一部の弁は開いており、水が流れ込む可能性があった。
東電は「注水が十分できても、メルトダウンが防げたかどうかははっきりしない。しかし、メルトダウンの進行は緩和できただろう」と説明。実際にどの程度の冷却水が炉に届き、どの配管に水が流れたかは不明で、今後調べる。
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