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苅部しおりさん(チェルノブイリへのかけはしより・看護師)
<保養を受け入れて>去年よりも今年の方が子どもの健康状態はあまりよくないなという事は感じています12/4苅部しおりさん(文字起こし)
http://kiikochan.blog136.fc2.com/blog-entry-3452.html
2013-12-10(09:37) みんな楽しくHappy♡がいい♪
2013年12月4日 参議院議員会館
子どもの安全な場所での教育を求める ふくしま集団疎開裁判 記者会見
苅部しおりさん、チェルノブイリへのかけはしよりそこでご活躍ですが、
ゴメリの子どもの保養を受け入れた家庭に育ち、今は看護師として保養を受け入れていらっしゃいます。
文字起こし部分のYoutube→http://youtu.be/3qYP47HRpfo?t=1h57m20s
ご紹介いただきましたチェルノブイリのかけはしの苅部と申します。
チェルノブイリのかけはし自体は1992年から活動していまして、
300人を超える子どもたちの転地療養という事で北海道で保養活動をしていましたが、
3.11のあとは、関東などで被ばくをしている子どもたちや母子避難を対象にして、
北海道で1カ月や2ヶ月程度の保養をしてもらうという事で現在活動をしています。
私の家でもここ15年位やっていまして、
計20人以上の子どもたちをチェルノブイリから受け入れていまして、
やっぱり子供たちを見ている中では
だいたい、鼻血が出るだとか、目の下のクマがあるだとかというのは全員の子どもたちが持っていますが、
それは1ヶ月の保養の中で大体無くなっていきます。
中にはストロンチウムの吸着があるのか、「骨がもろい」
ちょっとした運動をしてちょっと転んだだけでも骨が折れたという子どももいまして、
それは現地でも、やっぱり家でも何回か今までも骨折をしていたというので、
「影響はやっぱりあるんだろうな」というのは感じていました。
子どもたちの中で、胃腸障害というのも結構多くて、
直接放射線を体内に食べ物で取り入れているからなのか、
下痢・吐き気・おなかが痛いという事が多く、
食事の量も日本人の同年代に比べたら少ないものでした。
その子どもたちの中で一番バナナがすごく好きで、
バナナを子どもたちは好んで食べていました。
そうやって1ヶ月なり保養をしているうちに、最後に子どもたちは元気になって、顔色も良くなって。
女の子では髪の毛がすごく抜けていたのが、1ヶ月だけでツヤツヤの髪の毛で、
帰国した時にはお母さんに
「こんなにきれいな髪の毛でよかったわね」と褒められたという子も中にはいました。
その中で3.11のあとは、関東、福島、仙台とかの母子の避難という事で、
北海道で2年間だけですが受け入れていまして、
去年よりも今年の方が2年目ということもあり、
子どもの健康状態はやはり、あまりよくないなという事は感じています。
2年続けてきたお母さんや子どもの中では、
1年目は何でもなかったけど、今回2回目の帰った後、
子どもたちが帰ったその日からぜんそくの発作が出て、
その後二人いる子どもが変わるがわる40度近い熱をずっと出しているんだと、
先週会ったお母さんは言っていました。
その人は千葉県のホットスポットに住んでいて、
やっぱり複雑・・・すごく気にはしていますが、
避難したいとは言っていますが、やっぱり、んー、金銭的な面とか仕事のこともあり、
「なかなかできないんだ」とは言っていました。
そういう意味でも国をあげてそういう体制作りをしていただけたらなと思います。
以上です。
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