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全国中学生人権作文コンテスト古川の大沼君、最優秀賞 「それでも僕は桃を買う」 
http://www.asyura2.com/13/genpatu34/msg/889.html
投稿者 赤かぶ 日時 2013 年 11 月 29 日 16:10:00: igsppGRN/E9PQ
 

全国中学生人権作文コンテスト古川の大沼君、最優秀賞
http://blog.livedoor.jp/home_make-toaru/archives/7432122.html
2013年11月29日15:42 とある原発の溶融貫通(メルトスルー)


法務省は28日付で、人権問題をテーマにした第33回全国中学生人権作文コンテストの入賞作品を発表した。最優秀の内閣総理大臣賞には大崎市の宮城県古川黎明中3年大沼逸美(いいみ)君(14)=宮城県大崎市=の「それでも僕は桃を買う」が選ばれた。

大沼君は夏休みの家族旅行中に福島県内で、福島産の桃を欲しいとせがむ子に母親が「駄目」と説き伏せる姿を見た。その出来事から、自分がかつて、中国籍であることを理由に友人から「黙れ、中国人」と差別されたことを思い出したという。

作文は、見掛けた母親が「だって福島産だよ」と言った言葉と、自分が投げ掛けられた言葉を重ね合わせて差別について考え、差別をなくすことの大切さを訴えた。

大沼君は「まさか全国で1位とは驚いた。うれしい」と喜ぶ。母子の会話から、自分も福島産のモモに偏見を持っていたことに気付いたという。「よく理解していないのに、偏見や差別はよくない。相手を知る姿勢と思いやる想像力を大切にしよう、と訴えたかった」と笑顔で語った。

人権作文コンテストには6930校から過去最多の94万1146人が応募。テーマ別では、いじめを題材とした作品が約30%と最多で、戦争・平和や障害者問題をテーマにした作文も目立った。

東北ではこのほか、横手市十文字中3年斎藤和奏(わかな)さんの「思いやりの心で支えてあげたい」が法務省人権擁護局長賞に選ばれた。

河北新報 2013年11月28日木曜日
http://www.kahoku.co.jp/news/2013/11/20131128t13005.htm

=========================================

urokosmile @urokosmile
フォローする
息子は人権作文の宿題に「僕達は原発事故が起きても本当のことを知らされず被曝させられている。福島の人は避難もさせてもらえない。こんなひどいことがあるか」って書いたよ。危険を忌避することは差別なのですか。『全国中学生人権作文コンテスト』 http://www.kahoku.co.jp/news/2013/11/20131128t13005.htm
2013年11月29日 2:17 AM


わたしなら,この方の息子さんに最優秀賞をあげます。

この問題は,汚染された食品を流通させておいて,その食品が売れなくなることを"風評被害"と呼んでいることとよく似ています。

人々の生活する環境を汚染しておいて,そこで生活する人々の健康被害の可能性を"差別"と呼んでいます。

"風評被害"の責任はその原因を作った者,つまり事故を起こした東京電力と,汚染食品を流通させた日本政府にあるのであって,買わなかった消費者にあるのではありません。

同様に,"差別"の責任もその原因を作った者,つまり事故を起こした東京電力と,汚染地域から人々を避難させなかった日本政府にあるのであって,『健康被害が出ます』と警告した人にあるのではありません。


 

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コメント
 
01. 2013年11月29日 16:45:16 : qgU3eM6mMw
いま、選ばれたことを、深刻に受け止めたほうがいいと思うんですけど。

02. 2013年11月29日 17:46:49 : q0XswVCqXA
申し訳ないが笑ってしまった。
古川の大沼君の純粋さは認めるが
でもそんなに純粋だと長生きできないよ。
じっちゃんからの忠告だ。

法務省も必至だな。
人にウソついて被曝させ、危険性が疑われるなものを
安全だ、安全だといって食べさせることが
人権かいな。

危ないものは食べるなと忠告してやる方が
ずっと人道的だと思うがね。

古川の大沼君も「風評詐欺」には気をつけて



03. 2013年11月29日 18:17:07 : PMdV5r4ywk
人間と金で買えるモモを一緒にしてはいけない。
大沼くんを差別した奴らは無条件で悪いがモモを産地で差別(区別?)すること、何を買うかはその本人の自由だからだ。
モモに感情移入してしまうほど傷つけられた大沼くんのような子どもをこれ以上作ってはいけない。

04. 2013年11月29日 18:29:46 : 1RWBIgNFIE
権力者のくれる賞などこんなもの。

たけしの映画祭受賞も怪しいものだ。


05. 2013年11月29日 18:30:04 : m2nohvN0kk
いいよ、いいよ、どんどん買って食え。

06. 2013年11月29日 18:39:05 : jNmkyT8Ryk
教育とは洗脳であることが良く理解できると思う。

>「それでも僕は桃を買う」

http://www.moj.go.jp/content/000116357.pdf

市民測定所の測定では、放射性セシウムが検出されている。

例えば、測定日2013-08-08:Cs134、1.20±0.25 :Cs137、2.00±0.31

今年の測定分では、12サンプル中、10サンプルから放射性セシウムが検出されている。

http://www.crms-jpn.org/mrdatafoodcat/food_%E6%9E%9C%E5%AE%9F%E9%A1%9E.html

ところが、行政が行った測定では、ほとんどが「検出せず」になっている。

例えば、セシウム 134、検出せず(<4.4) :セシウム 137、検出せず(<3.2)。

「検出せず」の秘密は検出限界値が大きく取られていることにあることは、直ぐ分かるだろう。

http://www.new-fukushima.jp/monitoring/ (各自で検索を)


07. 2013年11月29日 18:50:22 : bwFzMVs2eU

>>03同意
中国籍であることを理由に友人から「黙れ、中国人」と差別されたことを思い出したという?

友人か?

福島の桃を疑い安心して食べられない様に誰がした?、原発事故を起こしたは誰?

疑い安心して食べられない様にした奴が友人だと言って近づいてくる。


08. 2013年11月29日 19:54:41 : pEJb7rR53o
この国では“人権”とは国民相互の間で守るべきものだと思われている。
もちろん、そうした面もないわけではないが、国民個々の人権を侵さず、守るべき第一の義務者は国家であり権力者である。
それが“人権”という言葉がつくられた近代社会の常識。

09. 2013年11月29日 20:08:52 : c8uYroBnUM
「原子力 明るい未来の エネルギー」の看板書きの文言の当事者のあの人の事を思い出した。

子供を利用して、 …こういう事をね。まだやっているのか。
しかも人権作文コンペと来た。
人権を語る当事者としては欠格も良い処だ。
現実に無くならない差別の中で、それでも『生きて』『生き』抜いて来た人々の「一人一人の『命』」の尊さこそが、此奴等の語るべき「人権」の原点ではないのか。

下らぬ仕事は要らんぞ官僚共。これしか仕事が無いと云うなら血税返上して野に下れ。


10. 2013年11月29日 21:45:48 : Hr10yMd0G2
09さんのおっしゃるとおり!
先の「シャラップ発言」のハレンチ人権大使といい、この国の役人に人権について語らせるのは最初からナンセンス事項。
中学生のまだ幼い、純真な心情を利用しただけの今回の大賞授与。
政府(主催者)の方針に沿った内容だとパス、そうでなければボツ。
得てして「賞獲り」とは所詮こんなものだけどさ。

11. 2013年11月29日 21:48:23 : ZV7cSWZL1o
なんというすさまじいナンセンス、すさまじいパラドックス!

人権がテーマとあれば、フォローした方の息子さんのように
正論を書く子もいるでしょう。

これからは、そういう子は、新しい治安維持法のもとで家族
ともども終生監視され、進学・就職・結婚などはもちろん、
ありとあらゆる市民生活において陰に陽に差別され、妨害される
可能性が大でしょう。

書かない自由があるならまだいい、教育の場では、そんなことが
許されるわけもなく、書くことを強制されるでしょう。
正論に思い至る子であれば、自分だけでなく、親や兄弟、先生や
同級生まで、日本お得意の「連帯責任」に問われないよう、
悔しい思いをして、心にもないことを書かされるかもしれません。

人権について「作文」を課し、それを国家が「コンテスト」に
かけるナンセンス、それがこんなに鮮やかに出たのは、非常に
注目すべきことです。

これはぜひ、世界に、歴史に聞くべきです。


12. 2013年11月29日 22:24:10 : Jny2RmHXSQ
差別の意味を誰か教えてあげたほうがいい?
自分の子供なら当たり前の事 母親が正しいと思うのですが
何でも結びつけるのはおかしいですね

13. 2013年11月29日 22:57:36 : PrFjnY8P5s
よくこんな馬鹿馬鹿しい事がまかり通っているものだ。本当に、衒いでも冗談でもなく北朝鮮と同レベルだ。

14. 2013年11月29日 23:44:54 : NVKEbhIkY6
現状を分析して正しい認識に到達する力をつけ始める年齢です。

ネットを自由に使いこなし、様々な情報が比較できる現代。
若者には、語学力もつけ国際人・地球人としての視野に立てる大人に
成長して欲しいのですが・・・・

褒めなきゃいけないですかねぇ〜(ノ_・、)


15. 2013年11月30日 02:12:41 : F6VzZ0exAU
大沼くんの友達が本物であれば冗談を受け止められない彼のコンプレックスは自身の差別的心理の現れかも知れぬ事を桃を通して気づいのでしょう。私自身も福島の桃を見ると彼と同じ不安に襲われます。

16. 2013年11月30日 02:16:25 : F6VzZ0exAU
15訂正です
x=気づいのでしょう
o=気づいたのでしょう

17. 2013年11月30日 02:27:53 : aiMZAOJQqY
御用学者、御用医者の次は、御用中学生かや。

「天皇陛下の御為に敵に体当たりして死ぬ覚悟です」、
などという子供の作文が戦争中に礼賛されたのを思い出す。

放射能汚染された農作物はどんどん大沼君の家に送ってやれよ。


18. 2013年11月30日 04:05:47 : J1K9W8RP9Q
秘密保護法のもと、もうすぐこのスレも、阿修羅自体も合法的に閲覧不可能になるかもね。
何年後か後の為に、こういったスレをコピペしてパソに保存しとくか、脳内の記憶回路のどこかに
しっかり刻み付けて置くことを、お勧めします。

19. 2013年11月30日 05:23:14 : bwFzMVs2eU

都(大都会)川下に権力者がインフラの為、下水、屎尿、屠殺、処刑、ゴミなどの処理、を行う場所

を設置し犯罪者、知的障害者、などの人達を卑しい職業として従事させた

後、地域、職業だけで差別が始まった、肌の色が黒いだけで識別出来る奴隷制度と似たり寄ったり

権力者が作り出したインフラを維持するための方法

原発、然り、電力インフラと言いながら子供まで利用して権力者がなんちゃって差別を作り出す

本当に蔑んで軽蔑したい、穢多 と呼ぶにふさわしいのは陰に隠れてる権力者と行政


20. 2013年11月30日 09:43:48 : Tt4pOxVaEI
食品が「安全」であるかどうかは国家が勝手に基準を決めれば良いこと。

しかし、「安心」は個々人の基準で決めるものであって、そこに良い悪いはない。

自己責任で食べたい人は食べ、食べたくない人は食べなければ良いだけのこと。

当方は西日本居住だが、地元産よりも、輸送費のかかる茨城・群馬のキャベツが安く売られ、それでも地元産のほうが先に売れていくのを見ると、いつまでも風評被害と言って騒ぐだけでは何ともならない現実がある。

NETを使えば専門知識すら学ぶことができる今の社会では、真実なのか風評なのかを個人でも見極めていますよ。


21. 2013年11月30日 12:45:44 : qF4T1YwunA
■日本人の母として。

●『東日本大震災:福島第1原発事故 地産地消の給食中止を いわき市長に「ママの会」申し入れ /福島』
http://mainichi.jp/area/fukushima/news/20131128ddlk07040313000c.html

農家には残念かもしれないが、これがまともな母の行動です。

以前、歌人の俵万智さんが子をもつ母として、当時住んでいた仙台から沖縄に移り住んだときもごうごうたる非難の声を浴びた。

まことに異様な状況であった。

俵万智さんはそのときの心を歌に表現している。

『子を連れて 西へ西へと 逃げてゆく 愚かな母と 言うならば言え』(俵万智)

一人の日本人の母の声として俵万智さんの言葉に耳を傾けてほしい。
    ↓
●『俵万智さん 母として沖縄避難』 
http://iryou.chunichi.co.jp/article/detail/20130306102523277

−−−−−(引用させていただきます)

 

「その人のありのままを受け入れる優しさ。それは、原発とか経済効率とは逆のものです」と話す俵さん =沖縄県石垣市で 「3・11」から2年。原発を再び動かそうとするこの国に、子を思う母の心は、どう響くのか。事故直後、当時7歳の長男を連れ、2千キロ離れた沖縄・石垣島に避難した歌人の俵万智さん(50)は、こう問いかける。「あなたの大切なものは何ですか」


『震災の映像見れば指しゃぶり いよよ激しき七つの心』

2011年3月11日、俵さんは仕事で東京に出てきていた。シングルマザーとして産んだ小1の長男(7つ)=当時=と両親は、自宅のある仙台市にいた。

ビルの中で会議をしていたら、強い揺れに襲われました。真っ先に浮かんだのは息子の顔。しばらくして仙台で震度7という情報があり、携帯電話をかけようとしたけど、手がぶるぶる震えてボタンを押せませんでした。

交通の混乱で、仙台に戻って息子と会えたのは5日後でした。その時には原発が危ない状況になっていて、放射能から逃れるため山形経由で羽田空港へ。そこで空席のあった那覇便に乗りこみました。沖縄まで逃げると決めていたわけではないけれど、「西の方へ」という気持ちはありました。

那覇では2週間くらい息子とホテル暮らし。私は原発事故の成り行きが心配で、毎日テレビや携帯とにらめっこしていました。まるで般若みたいな顔つきだったと思う。

流れてくるのは悪いニュースばかりでした。うかつにも、私はそれまで原発というものをほとんど意識していませんでした。「安全対策をしています」っていうから、シンプルに安全だと。事故後も日本の技術力があれば何とかなると思っていました。

そのうちに息子の様子がおかしくなりました。指しゃぶりをしたり、幼児向け番組を見たがったり。赤ちゃん返りですね。子は母の不安を敏感に感じ取るんです。「これはいかん」と思い、気分転換のつもりで友人のいる石垣島に渡りました。

島に着いたのは4月1日。ちょうどモズクが採れる時期でした。息子と海に行って、浅瀬に生えているモズクを手ですくって遊びました。息子は、遊びに来ていた近所の子と砂をかけあったり鬼ごっこしたり。そうしているうちに数日で元気になったんです。


『まだ恋も知らぬ我が子と思うとき 「直ちには」とは意味なき言葉』

俵さん母子は徐々に島になじみ、しばらく暮らすことを決める。一方で、国や一部の専門家は原発から拡散した放射能について「直ちには健康に影響しない」と繰り返し、母親たちの迷いは深まった。

東京や仙台にはなかった子育て環境が石垣島にはありました。子ども同士で自然に遊びに行き、近所の人がカヌー遊びに誘いにくる。そんな環境にいるうち、ここにいるのは単に放射能から逃れるためではないという感覚にもなっていきました。

「まだ恋も〜」の歌を詠んだのはそんなころ。私は政治的な歌って、それがスローガンになったらつまらないと考えてきました。

でも、あの時は「冗談じゃない」と思った。「直ちには影響ない」と言われても、「10年、20年後はどうなるの」って子を思うのが母親です。子どもが成長して恋をする時期を想像して悩むんです。

政治には、そういう想像力を持ってほしかった。言葉が心に響いてこない。本当にむなしい気持ちでした。

石垣に逃げたことに否定的な声も聞こえてきて、落ち込んだこともあります。ツイッター(インターネットの短文投稿サイト)をやっていますが、「遠くに逃げられる人はいいですね」とか「いっそ帰ってこないで」という返信がありました。

確かに、どこにいてもできる仕事を持つ私は恵まれていると思います。ただ、避難した人ととどまっている人が対立していると図式的にとらえてほしくはありません。みんなそれぞれの事情があり、100人いれば100通りの行動がある。できる範囲で何とか子どもを守ろうとしているのは同じだと思います。


『何よりも大事なことと思うなり この子の今日に笑みがあること』

俵さんが石垣に来て印象的だったのは、自然を制御しようとせず、無理をしない島の人々の生き方だったという。しかし、震災後も経済的な豊かさや便利さを求める社会は変わらない。

台風が近づくと、島の人たちは仕事も学校も店も休んで、みんな家でじっとしています。「台風だもん。仕方ない」って。都会のサラリーマンみたいに、風に傘を折られながら会社に行こうとしたりしません。

人間は科学の力で自然をコントロールできると思っていた。津波と原発事故で「自然をなめちゃいけない」という当たり前のことを教わりました。そして、必ずしも「便利=幸せ」ではないことも。

相変わらず「経済、経済」って、残念ですよね。これほど大きな犠牲を払っても教訓を生かせていない。

日本には、そろそろ大人の国になってほしい。事故を反省し、原発をやめると言った方がかっこいいんじゃないかと思います。無理して豊かさを追うより、大人っぽくて、味わい深くて。

避難生活で「子を連れて西へ西へと逃げてゆく愚かな母と言うならば言え」という歌をつくりました。子どもの命が大切だという心を愚かだというのなら、「じゃあ愚かじゃないものって何?」という気持ちからです。

今、この国には母性的な優しさが欠けているんじゃないでしょうか。競争に勝とうと負けようと「あなたが生きていれば、それでいいんだよ」と、その人のありのままを受け入れる優しさ。それは、原発とか経済効率とは逆のものです。

歌は「言え」と強い調子で結びましたが、みんなに問い掛けるつもりで詠みました。「あなたの大切なものは何ですか」と。

−−−−−−−−

●投稿の作文コンテストは野田前総理や安倍総理の安全宣言に同調を求めるもの。

この作文コンテストは野田ブタ総理が「終息宣言」したり、安倍ナチ総理が「完全にコントロール」していると宣言するのと同じことを書いた子供を褒めるコンテストです。

どなたかもコメントしている通り子供達の洗脳が目的のコンテストなのです。

以下も全く似たような例で、言ってみれば「神風特攻隊」礼賛と同じです。

どう見ても異様です。

類似のこととして中学生や高校生の(強制?)ボランティア活動があります。
    ↓
●『全国各地の学生が福島の高線量地帯にボランティア!しかも、マスクなどをせずに作業をする!静岡球児はJヴィレッジ近くの広野町』
http://www.asyura2.com/13/genpatu33/msg/358.html

●『被災地に中学生や高校生をボランティアに行かせる「心理的徴兵制」に拒否を。5/5(日)松山講演開催。』
http://blog.goo.ne.jp/nagaikenji20070927/e/d3e730cb97cdb59200318661b8475d8f

−−−−−−(引用させていただきます)

ボランティアということをいまだに全国各地で、東北被災地に対しておこなわせている人たちがいます。最近、西日本の中高でそうした話おこなわせていると聞く機会が増えていて、どうなっているのかと思います。

特に、大学生どころか、高校生や中学生がボランティアに行くことが、推奨されるケースが後を絶ちません。

僕は前々から、こうしたことに、ずっと疑いの目を向けています。

それは、まずこうしたことが、本当に自発的な行為で行われているのかということです。

(略)

「学校教育については、大学・高等学校の入学者選抜の推薦入学においてボランティア活動の積極的な評価が行われていたり、高等学校ではボランティア活動の単位認定が行われているところもある。」こうしたことが、普通に国側の文書に出てきます。

小・中学校における奉仕体験活動の充実や高等学校における単位化も文科省が進めている話ですし、意味不明な「生きる力」の一環として、そうした定義づけがおこなわれます。つまり、そうしたボランティア活動というのは、もはや国家が推奨して、その評価システムも定義づけられているものにどんどんなっています。

僕は以前から、こうしたことについて、ずっと疑っています。ボランティアというのは、本来他者評価と関係なくおこなうものですし、組織とも何の関係もなくおこなうものです。ボランティアを行うというのは、そうしたことを行う意識のある人が、おこなうものであって、それを皆がおこなうのが正しいかのごとく、学校が推奨するものになっています。

(略)

−−−−−−−


22. 2013年11月30日 12:55:06 : qF4T1YwunA
21(おわびと補足)

引用した俵万智さんの文の各章の標題が一部が消えていました。
(使かった記号がいけなかったようです)

文章の内容全体に影響はないのですが、ぜひ下記URLをアクセスいただき原文に当たってください。

写真や直筆の歌も見ることができます。

●『俵万智さん 母として沖縄避難』
http://iryou.chunichi.co.jp/article/detail/20130306102523277


23. 2013年11月30日 17:38:30 : OHdkCiO8Z6
だから、福島で生産活動しちゃダメなんだ。
生産物があれば必ず流通させようとする奴が現れる。
こういう勘違いした事例が表彰されあたかも正しいかのように報道される。

この作文内容は人権がメインテーマなのだろうけど、福島産の桃への「偏見」と中国人差別を相似形として扱う明らかな誤りがあるこの作文を何故審査時に撥ねなかったのだろうか?


24. 2013年11月30日 19:40:28 : c8uYroBnUM
平たく云っちゃえば、最初から誤りを利用したかった審査って訳っしょね。

25. 2013年11月30日 22:54:25 : Rg3Xw5Q1Xw
まあ選ぶ側(役人)の恣意が見え見えだ

26. 2013年12月01日 05:06:31 : aiMZAOJQqY
「差別」
差をつけて取りあつかうこと。わけへだて。
正当な理由なく劣ったものとして不当に扱うこと。
(広辞苑第5版)

福島の農産物は程度の差はあれ汚染されているのは事実であり、
買う買わないは買い手の自由であって、正当かつ客観的な事実に基づいている以上、
差別にはならない。

100ベクレル/kgを危険かどうか判断するのは消費者の自由であって、
買わないからといって差別しているとは言えない。

もし大沼君がどこかの大学を受験して、合格点に達しているのにもかかわらず、
かつて中国籍であったことを理由に不合格になったとしたら、それは明らかな差別であり大問題である。
だが合格点に達していないのなら文句は言えないし、また合格点を何点に設定するかは大学側の自由だ。

公平・不公平、差別の有無は、常に客観的な事実に基づいて判断されるべきものであり、
それなくして差別だ、差別だと騒ぐのは根本的に間違っている。

福島の桃が安全かどうかは、純粋に科学的に議論されるべき問題で、
人権問題とは全く何の関係もない。

大沼君も中学生ならば、政府のやっていることがインチキだらけだということに気づく年齢だろう。

この作文を総理大臣賞に選んだ法務省の役人どもは、絶対に、絶対に福島の桃は食べないことを
知るべきだ。


27. 2017年1月08日 11:09:53 : lv7vbj53vM : R5TUbJyqZ1g[1821]
(原文)

第33回全国中学生人権作文コンテスト入賞作文「それでも僕は桃を買う」 (法務省)
http://www.moj.go.jp/JINKEN/jinken04_00008.html
http://www.moj.go.jp/content/000116357.pdf

「それでも僕は桃を買う」   内閣総理大臣賞
宮城県 古川黎明中学校 3年 
大沼 逸美(おおぬま いいみ)

 夏休みのある日,僕は,家族といっしょに旅行することになり,一路,新潟を目ざして車に乗っていた。
 朝早く家を出発し,東北自動車道から磐越自動車道に入り,サービスエリアで休憩をとった。サービスエリアの売店にはたくさんのお土産が売られていた。その中に,福島県特産の桃が並んでいた。その桃を見て,無邪気な子どもが母親に「桃食べたい。」とせがんでいた。しかし,その子どもの母親は「だめ。」と子どもに言い聞かせようとする。子どもも引かず「なんで。」と反論する。すると,母親は「だって,この桃,福島産だよ。放射性物質っていう良くない物がついてるかもしれないからね。」と説きふせたのだ。しぶしぶ諦めた子どもの姿を見ながら,僕は,心の中に何かひっかかりを感じていた。
 車に戻り,走り始めた車の中で,僕は両親にさっきの出来事を話した。父は「やっぱり放射性物質がついていないとは言い切れないからな。」と言い,母も「確かに心配ではあるね。」と言った。これまでの自分を振り返ってみると,僕も同じようなことをしていたことを思い出した。僕の住んでいる地域のスーパーマーケットでも,「福島産」と表記されていると,どうしても避けてしまうことがあった。しっかり検査を受けて市場にでていると分かっていても,なんとなく不安だったからだ。サービスエリアの出来事にひっかかりを感じてはいたが,僕はそのことを忘れようと思った。
 しかし,僕の頭から,「だって福島産だよ」という言葉が離れることはなかった。なぜ,そんなにも,その言葉が気になるのか,僕は,旅行中,ずっと考え続けていた。そして,思い当たった。僕が小学五年生の時に友達から言われた,あの言葉と同じ,嫌な響きを感じたからだ。
 小学五年生の時,僕は仲のよかった友達と大げんかした。理由はささいなことだったが,言い合いはとまらなくなり,とうとう互いに相手を罵倒するようになった。その時,最後に友達が僕にこう言ったのだ。
 「黙れ。中国人。」
 僕は中国生まれの日本育ちだ。日本に来てからずっと,自分が中国国籍であることを表に出して生活してきた。そのことに対して,友達の誰も触れることはなく,僕中国国籍であることを気に留めることはなかった。
 しかし,あの時,その友達の言葉は,鋭利な刃物となって僕の心に突き刺さった。そして,自分は他のみんなと違うんだと切なくなった。仲の良かった友達が,心の中では僕を差別していたんだと感じ,悔しくてしかたがなかったのだ。幸い,友達とは仲直りすることができたが,しばらく,あの友達の放った言葉は,僕の胸をひっかき続け,嫌な響きとなって耳の奥に残っていた。
 その嫌な響きと同じものを,「だって福島産だよ」という言葉に僕は感じたのだ。僕の場合は,中国という国のことを知りもしないのにばかにされ,福島の桃は,放射性物質のことをあまり知らないのに,危ないと決めつけられ,自分と桃が重なって見えたのだ。風評被害という言葉は知っていたが,この時,僕は,福島の桃は,被害ではなく,「差別されているのだ」とはっきりと感じた。
 だから,僕は,桃を買うことにした。僕は差別される側の気持ちを知っている。それなのに,その僕が,知らず知らずのうちに,他の人と同じように福島県産の桃に偏見をもち,差別していた。それは,桃だけにとどまらず,福島の人々を差別していることにもなるのだと気づき,これではいけないと思ったからだ。
 新潟からの帰り道,僕は,磐越自動車道のサービスエリアで,桃を買った。それは,もう偏見をもたない,差別などしないという,小さいけれど大きな僕の決意でもあった。
 二十一世紀の今,日本そして世界中のあちこちで,いまだに多くの偏見や差別が残っている。生まれた地域や肌の色,病気,そして,福島原子力発電所のように事故に関係するものなど様々だ。それらの偏見や差別の根本にあるのは,何なのだろう。僕は,警戒心ではないかと思う。よく分からないから,見えないから怖く疎ましく,自分から遠ざけようとする。その気持ちが,偏見や差別を生むのだ。
 では,どうすれば,私達は警戒心をもたず,この世界から,偏見や差別をなくすことができるのだろうか。その鍵は,二つあると僕は考える。一つは,他の人のことをよく知ろうとする姿勢。もう一つは,他の人の気持ちを思いやる想像力。この二つが,未知のものへの警戒心を取り去ってくれる。
 偏見や差別を,この世界からなくすことは本当に難しいかもしれない。けれども,二つの国の良さを知っている僕は,相手を知ろうとする姿勢と思いやる想像力をもち,周囲の人に接していこうと思う。いつかきっと,お互いを慈しみ合う世界になることを信じて。

-------(引用ここまで)--------------


28. 2017年1月08日 11:11:42 : lv7vbj53vM : R5TUbJyqZ1g[1822]
御用中学生による御用作文だが、ひょっとしたら官僚による創作かもしれない。

桃を含め福島の農産物が放射能汚染されているにもかかわらず、
いい加減な検査で不検出(ND)として出荷されていることは、あちこちで指摘されている。

近隣県の農作物からはかなりの汚染が検出されているのに、
事故を起こした原発のある福島県でそれより汚染が少ないわけがない。

それを知っている福島の人たちは、絶対に福島産は食べないし、
福島のスーパーのチラシにもほとんど福島産は見当たらない。

もちろん霞ヶ関の役人たちも絶対に口にしない。
たまにキャンペーンで首相や大臣が一口二口食べるだけ。それもイヤイヤながら。

実際に汚染があるのだから、差別でも偏見でも風評被害でもない。実被害である。

中国人差別は全く関係ない。

食品汚染は科学的かつ客観的な測定によって判断されるべきものであり、
全く偏見や差別がはいり込む余地はない。

大沼君も好んで福島産を食べていたら、おそらく健康な体で成人式を迎えられないだろう。


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