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2013/11/19 晴耕雨読
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ばんゎ(^O^)4号機使用済み燃料取り出しが始まりました。
本数はつぶやけないんだけど、今日の作業は終わったみたいでし。
燃料一体当たりのラック取り出しからキャスク収納までは、大体45分〜1時間くらいだったのかなぁ…。
来年末まで一年以上の工程だけどコツコツ安全に頑張って欲しいです。
燃料取り出し移動作業は核物質防護上の関係でなかなか詳しい作業内容はつぶやけないんだよね。
でも、何か緊急トラブルがあったら東電もすぐに発表するはずなんだけど、オイラもできる限りつぶやくでし。
ありゃ!東電会見で今日の本数は四本完了って発表したみたい。
予定は八本だったんだけど、かなり慎重にやったみたいでし。
段々慣れてくれば、作業時間は短くなるんだろうけど、工程に縛られずに安全かつ慎重にやって欲しいでし。
今日はフォローワ−さんからの質問が多い破損燃料について、ちょっとつぶやくでし。
今回公表された約80体の破損燃料のほとんどが燃料ペレットを入れている被覆管(燃料棒の筒)にピンホールって微小の穴が空いてるんだ。
その穴からクリプトンやキセノンって希ガスやヨウ素が出る状態なんだ。
破損した燃料は、以前の東海村や六ヶ所の再処理工場は受け入れてくれないし、処理方法が現在も確立されてないので、サイト内のプールに保管するしかないんだ。
だから、1Fの破損燃料は最後に今の輸送キャスクと別なキャスクで移動・保管するみたいなんだ。
そもそも、なんでピンホールが空いちゃうのかって言うと、昔の燃料は燃料ペレットと被覆管が中で接触して熱で被覆管が溶け、穴が空いてたらしいんだ。
その後、燃料棒の改良されて、その原因で穴が空くことはなくなったんだけど、最近は別な原因で穴が空いちゃううんだ。
それはフレッティング現象って言って、燃料棒と小さな異物が接触して微小な振動により被覆管が磨耗して穴が空いちゃうんだって。
オイラ達は異物管理教育で習うんだけど…。
どちらの原因にしても、燃料棒の集合体を包んでいるチャンネルボックスってカバーが変形しているわけじゃないし…、外観は普通の使用済み燃料と変わらないから、今回の取出しに影響はないと思うんだ。
ただ、チャンネルボックスをぶつけて変形した燃料は真っ直ぐ輸送容器に入らないから輸送容器内の改造が必要だと思うよ。
あと破損燃料(ピンホール燃料)は全国どこの原発にもあって、サイト内で保管してるんだ。
古い原発になればなるほど、数は多いと思うよ。
1号機は特にGEが作業してた時代はかなり燃料破損あって、昔は1号機の原子炉建屋内の全域が全面マスクでの立入だったらしいんだ。
タービン側の作業でも他の号機と比べて、通常では考えられないくらいの線量だったみたいだしね。
1号機の破損燃料の数は、オイラも多いのは知ってたけど70本もあるとは思わなかったよ。
なんか色々つぶやいたけど、難しい専門用語が出てきて解りづらくてゴメンでし。
でわでわ。
> キャスクの搬送先は津波が来ても安全なところなのですか?オイラも心配してるけど、100%安全とは言えないでし(>_<) 3.11の時も、津波を被った場所だしね。
燃料プール自体は2階だから津波は来なかったけど、1階は津波で結構被害あったからね。
> ハッピーさん。
お疲れ様です。
4号機の燃料の取り出しには日本の運命がかかっています。
絶対に失敗は許されません。
少しでも不安があれば、作業を止めるべきであると思います。
そして、絶対にトラブルが起きないように100%安全な方法で進めるべきであると思うのです。
オイラも同感です。
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