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危険な原発を推進するのは日本を破壊するテロリストも同然
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2013年11月14日 Darkness - ダークネス
2013年11月11日、福島第一原発の汚染漏れで井戸水から55万ベクレルが検出されたと報道された。これを聞いた多くの人は恐らく「またか」という感想しかないだろう。
現場はあちこちから次々と汚染水が漏れて危険が拡大しており、もはやその汚染はとどまることを知らない。
一時的にという説明で貯められた地下貯水槽もそのまま放置されていることが11月8日に判明している。それをいつまでに片付けるのか東京電力は明確に発表していない。できないのである。
2011年3月から危機的な状況に陥った福島第一原発は、まだ危機的な状況がそのまま続いている。
こういった状況に危機感を持っているのは政府も同じで、2013年11月11日、安倍首相は、「国がしっかりと前に出る」として、東京電力に任せきりの原発処理を事実上、転換する姿勢を示した。
また小泉元首相も、「原発は即時ゼロを宣言せよ」と積極的に動いており、原発再稼働を目論む政府を追い詰めている。
■地震災害の多い日本は原子力発電所に向いていない
言うまでもないが、政府が原発を即時ゼロを発表しなければならないのは当然なのだ。すでに安全神話は崩壊しているからだ。
日本という地震災害の多い国が原子力発電所に向いていないのは2011年3月に証明されている。
それでも、原発が必要だと言い張っている人間は、原子力利権から金をもらっている人間か、もしくは日本を根底から破壊しようと考えている潜在的テロリストである。
原発は周辺国からミサイルの標的される。原発が次々とミサイルで破壊されたら、もはや日本に人間が住むのは不可能になってしまう。国防的に原発は存在していはいけないのだ。
ミサイル攻撃がなくても、地震や事故で原発が危機に陥っても同じだ。原発危機は、日本の危機を誘発する。国土汚染・土地の廃棄・健康被害・国税消費と、次々と致命的な問題が拡散するのだ。
福島第一原発でさえも日本にとっては覚めない悪夢になってしまっているのに、さらに原発が破壊されたとき日本がどうなってしまうのか、原発推進論者は想像力が働かないのだろうか。
アメリカは日本の現状を見て、すでに原発推進から方向転換して、シェールガスをメインにすることに決めている。
いまだに原発にこだわっているのは、日本の時代遅れな原発利権の人間と、潜在的に日本を破壊したいと考えている危険な人間だけなのだ。
原発推進派は口で推進を叫ぶが、彼ら自身は決して福島第一原発で復旧作業をしようとはしない。なぜか。彼らは危険を知っているからだ。
では、危険を知っているのに、なぜ原発を推進するのか。理由はひとつしかない。危険なものを危険ではないと言うことによって、最終的に日本を危機に陥れるためだ。原発推進派は、テロリストなのである。
■自然を根底から破壊する原発を求めていない
民主党の野田元首相は、危険極まりない福島第一原発の事故を、収束もしていないのに収束したと世界に向けて宣言した。さらに、原発の再稼働を決断したのもこの男だった。
世界中の専門家が懸念している中、専門家でも何でもないこの男は、勝手に収束宣言をして安全だと言い張った。
しかし、福島原発も「格納容器が破損するなどあり得ない」と言っていたものが壊れている。それを専門家でも何でもない男、野田佳彦が安全だと言って国民を惑わした。
その誤った決断を、安倍政権も引き継いでいる。これは、大きな間違いだ。致命的なミスでもある。
自然を愛し、慈しんできた日本人は、自然を根底から破壊する原発を求めていない。
原発はいくら学者や電力会社や政府が安全を保証しても、壊れるときは壊れてしまうことはすでに証明された。そして、一度壊れたら致命的な事故を巻き起こして、周辺は誰も住めいないような危険地域となる。
「だからこそ完全停止する」決断が求められており、小泉元首相もまたそういった決断を促している。
普通、「これ以上、安全が確保されない」のであれば、やめてしまうのが当たり前のことだ。なぜそれをわざわざ日本人を全員巻き添えにしてやる必要があるのか?
原発推進は、最終的に日本を破壊するのだから、それは日本の崩壊を準備しているテロ行為も同然なのである。
さらに、使用済み核燃料の問題もある。
使用済み核燃料はどう処分したらいいのか分からないまま、どんどん積み上がってリスクを高めている。そのリスクを片付けてから次に進むべきだが、そういう話すらもない。
■福島第一をきれいに片付けてからモノを言え
潜在的に危険なものは、いくら評論家が屁理屈をこねて安全だと言い張っても、危険がなくなるわけではない。
安全は保障されていない。また、事故が起きた場合の責任者の処分も明確になっていない。
もし本気で原発を再稼働させたいのであれば、まずは福島原発の事故の当事者である東京電力の旧経営者を処罰し、福島第一をきれいに片付けてからモノを言わなければならない。
もう何度も言っているが、原発の再稼働には、以下が解決していなければならない。
(1)福島第一原発を撤去すること。
(2)人が住めるように原状回復すること。
(3)原発の運用者を処罰すること。
それを全部片付けたら、やっと再稼働を検討し、国民に信を問うべきなのである。現在はどうなのか。
福島の原発も撤去できない、原状回復もできない、運用者を処刑することもできない、国民には何ら賠償を払わない、汚染された食べ物も流通している。
そんな状態の中にある。それなのに再稼働ありきで政府は動いている。いったい何を考えているのかと罵倒されてもおかしくない。
原発には何十兆円もの利権が絡んでいる。これらの利権の甘い汁を吸うために、政治家も、経済人も、学者も、すべてがアリのように群がって金を毟っている。
その金は、どこから来たのか。その金は私たちが滞納もせずにせっせと払った電気代が元になっている。つまり、あなたの金を、原発推進論者が横から出てきてかすめ取っているのである。
そして、原発が爆発したら、汚染された食材を食べろと私たちは押しつけられて、さらに電気代も上げられた。福島原発の処理もまた私たちの税金が使われる。これほど馬鹿な話は聞いたことがない。
すでに私たちは汚染された空気を吸い、汚染された大地に住み、汚染された食物を食べさせられている。そして、原発の後始末は私たちの税金が投入される。
私たちは一方的な被害者でもある。この上に原発が推進され、再稼働されたら、私たちは日本もろとも彼らに殺されてしまう。
原発推進論者を放逐するのは、私たちの正当防衛である。
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