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4号機プールが空だったという話しの狙い
4号機プールの中に保管されていた使用済み核燃料が、メルトダウンで水素爆発したり、または即発臨界などで爆発してプールが空になっているという話しが関心を読んでいる様子だ。
もし、空だということなら、それだけの量の核物質が周辺へ飛び散り、大気中へは相当の放射性エアロゾルが拡散したということになる。当然、その影響は今後10年程度で非常に広範囲で表面化するということだろう。
考えてみると、岩手や宮城の震災瓦礫の広域処理もおかしなことだらけだった。バグフィルターで99.99%のセシウムが除去できるとした論文には単純な計算間違えがあり、またそもそもバグフィルターのメーカーがそういった性能がないと明言していた。
放射能を持つ瓦礫は閉じ込めが原則なのに広域処理をした理由は何か。それと4号機プールが体と言う話にはつながりがあると思う。
それは、今後、広域で被曝被害が生じるというシナリオだ。自分は、戦後日本が工業化された理由は全国に原発を造らせ、どこかで原発事故が起これば汚染された日本の国土を世界の核廃棄物処分場として使えるからだと考えている。
しかし、今一度考えてみると、何も日本を世界の核廃棄物処分場にするために原発事故が起こる必要があるわけではない。単に人口が減り、核廃棄物処分場を産業として受け入れるしかないような経済状況になればいいだけだ。
日本の電機メーカーが原発メーカーに変化しつつあることなどを考えても、こういった計画が進行している可能性はあると思う。
そのためにもというか、福島県を中心とした被災地や東北と首都圏で見つかっているという放射能をかなり高く帯びているといわゆる黒い物質について、そういったものが、どの程度生物の肺に取り込まれているかを調べてみたらどうだろうか。主にアルファ線核種の検査になるはずだが、人間について調べることはほぼ不可能だから、野生のイノシシとか野良犬などを全国各地で半年に一回程度の割合で検査をしていくのだ。肺の組織をある程度の量取り出して高温で処理して灰にしてから専用のサーベィメーターでアルファ線核種があるかどうかを計測することになる。民間ではほぼ不可能なことであり、行政が取り組むしかない。
なお、世界中で核廃棄物処分が行き詰っているため、どこかの国を核廃棄物処分場にしようという計画は複数が同時進行で実施されているはずだ。日本でも同時にいくつもシナリオが動いているはずだと思う。
2013年11月14日18時15分 武田信弘 ジオログのカウンターの値:38724
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