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4号機燃料取り出しを廃炉の第一歩とするマスコミ・・・廃炉の計画など立っていない真実
http://blog.goo.ne.jp/genshiryoku_2011/e/c033bb09953871ae97e4f766b13547ae
2013年11月11日 がんばれ福島原発!
マスコミは、口裏合わせをしたように4号機の燃料取り出しを大きく報道し汚染水報道はなりを潜めた。
4号機の状況は、さすが日立と思える仕事ぶりで燃料交換台車を再製し、立派な天井クレーンまで
設置されている。
しかしながら、4号機の躯体強度が心配だ・・・取り出し作業中に大きな地震が発生しないことを祈りたい。
ただ、燃料集合体を格納する燃料チャンネルの変形の有無に関しては、今後取り出し作業を
開始してみないと判らないというのが正直な所なのだろうが・・・
爆発発生時に燃料プールの蓋は、定期検査のために外されていたために、ガレキと言われている
鋼構造物は燃料プールを直撃し、水というクッションがあったにせよ燃料チャンネルを直撃したのは
明白だ。
いずれにせよ、そう簡単に燃料がすんなりと取り出せるとは誰も考えていない。
さて、何%の燃料が取り出せるのか作業の状況を見守りたい。
この燃料取り出し作業の開始を廃炉への第一歩とし報道するマスコミのレベルの低さには閉口する。
4号機は、事故当時に定期検査中であったために、原子炉内の全ての燃料はプールに移動されていた為に
燃料プールの燃料を取り出す事で、全燃料取り出し可能な唯一の号機なのだ。
しかし、1〜3号機については、原子炉および格納容器の蓋も外れておらず、炉内の燃料はかろうじて冷却
出来ているものの水没していない為か放射線量が非常に高く作業すら出来ない状況にある。
事故から2年以上が経過しても各号機の水漏れ箇所すら特定できない状況では、廃炉に向けた手法すら
立案出来ないというのが、真実なのだろう。
廃炉という報道がされているが、実際は廃炉への道筋が見えない状況にあり、実しやかに報道されている
廃炉までの期間30〜40年ということの裏づけは何もない。
損傷の少なかった2号機は、全く手の打ちようが無い。
関連動画
福島第1原発廃炉までの工程について、社会部記者が解説します。(FNN)
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