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20ミリシーベルトは生存可能レベルなのか?
http://www.asyura2.com/13/genpatu34/msg/595.html
投稿者 のんぽり 日時 2013 年 11 月 08 日 20:38:58: 7p9CCripgLT3w
 

 規制委の馬鹿が20ミリまで許容する考えとする報道があったらしい。
 確かに放射線管理区域は20ミリまで許容されている。高高度を飛行するパイロットは年間100ミリ以上被ばくしているという話もある。
 だからそれも有りかななどと考えるのは大きな間違いである。

 それらは単なる外部被ばくに過ぎない。
 また、自然界に存在する放射線と原発由来の放射線の人体に対する影響が同等であるとするデータをおいらは知らない(無論おいらは専門家でもなんでもないので知らないだけかも知らないが)。
 でも、おいらが大きな間違いであると指摘するのは、20ミリシーベルトの放射線は何処から来ているのかという考えが欠落していると考えるからである。
 チェルノブイリでは何故5ミリシーベルトで強制移住なのか、5ミリ以下でも何故移住を認めるのかといえば、内部被ばくが避けられないからではないのか?

 現に、チェルノブイリでは規制を無視して帰宅し生活をしている人々がその地で採取した食物によって内部被ばくし、確実に健康被害が出ていることはNHKのドキュメンタリーなどでも明らかにされている。
 まして20ミリシーベルトの地で住民はどのように生活すればいいのだろうか。
 20ミリシーベルトの放射線はその住民の生活している場にある放射性物質から発しているということを忘れてはいないのか?
 それが風に舞い上がれば呼吸器にも取り込まれる。水源が汚染されている市町村では許容されているレベルの放射能を毎日のように飲用しなければならない。

 まぁ、それでも大丈夫だというならそれはそれでいい。
 ただ、それが大丈夫だと己自身で実証してから決定すべきだろう。
 行政府と原子力関連団体、御用学者達が先ず浪江町や富岡町など避難解除準備区域で10年ほど活動して範を垂れるべきだ。
 規制委が率先して移動しなさい。双葉郡には開いている庁舎は腐るほどあるのだから。  

  拍手はせず、拍手一覧を見る

コメント
 
01. 2013年11月08日 22:14:25 : 5mV2bwBCcY
原発推進派が編み出した線量と言うのは健康被害を誤魔化すための道具立てにすぎません。

原発推進派は、それでも渋々、生涯線量が100ミリシーベルトになると、健康被害が出ると認めています。

線量と言うのは積算です。

1年間20ミリシーベルトは、年が改まるとゼロになって20ミリシーベルトまでOKと言う話ではありません。

年間20ミリシーベルトならば、5年で健康被害が出るとされる100ミリシーベルトに達してしまいます。

原子力規制委員会はもちろんのこと、ICRPさえ、生涯線量100ミリシーベルト以上でも健康被害は出ないことを証明するデータを提出できないはずです。

政府東電は、日本国民に対して人道の罪を犯しています。

このような政府に正当性はあるのでしょうか?

彼らは、貧しい国民の懐から掠め取って生きている寄生虫です。


02. 2013年11月08日 22:45:31 : Jny2RmHXSQ
決めた人間が住むわけじゃないからな
どうせ科学的根拠なんかいいようにしかとらないからな
とりあえず放射能廃棄物を置く場所の確保の為とかなるべくお金がかからないためとか 別の理由の為のこじつけかな
福島の人のためにとか思ってもいないんだろうな
国会答弁なんか聞いてるとそんな気がする

03. のんぽり 2013年11月08日 22:49:46 : 7p9CCripgLT3w : WQrWSIrGNo
訂正

 最後の部分で

   開いている→空いている


04. 2013年11月08日 22:55:41 : TqN5jkuHWg
近藤誠という慶応大学病院の放射線専門医師が語ってる事を
ネットで漁って読んでみるといいよ
最近も朝日新聞紙上でなぜ持論に至ったかを取り上げている

持論をもった動機はガンや様態が思わしくない末期の患者に病院は医者
次から次へと検査検査で放射線を浴びせる
一体これは治療なのか?とそこで大きな疑念が生まれたとか

そりゃそうだ、昔は(今は知らないけれど)小学校低学年で
レントゲン検査をするときは、体がだるくなるかも≒身体に何らかの
影響があると注意がなされてたから
レントゲン検査は年にそう何回もするもんではないって一定の
制限みたいなものもあった

20mSVにするということは、今後はそういうものの規制が緩和
されるってことだ、安楽死と似たような規制緩和の方向だ
医療に関わることで規制緩和しなきゃいけないのはもっと他にあるんじゃ
ないのか


05. 2013年11月09日 00:52:03 : EmQjeTtg7Q
小佐古前参与は泣きながら、20ミリシーベルトは乳児、子供には過酷過ぎると言ったのではなかったか?

06. 2013年11月09日 07:53:51 : IBJorwVJ0w
信仰があれば20ミリシーベルトに耐えられる。

07. のんぽり 2013年11月09日 09:25:43 : 7p9CCripgLT3w : WQrWSIrGNo
 おいらの書き方が悪かったので一寸誤解されやすそうなので補足する。

 20mSVの環境ということは、それに相応する放射性物質がその場所にあるということ。
 そこで生活するということは飲食、呼吸その他諸々の活動の中で内部に取り込まれる可能性が大きくなるということ。
 内部被ばくは直接臓器にダメージを与えるため、外部被ばくよりも影響が大きくなることを言いたいのだ。

 http://panflute.p.u-tokyo.ac.jp/~kyo/dose/
>国際放射線防護委員会(ICRP)によると、1年に1mSvの放射線を受けると、一生のうちにガンになる確率は0.000073増えるとされています。1年に1mSvの放射線を(自然に浴びるもの以外に)浴びた人が1万4000人いたとすると、1人はそれが理由でガンになるわけです。

 ということだが、がんを発症してもそれが遺伝的なものなのか、自然由来の放射線やその他の発がん性物質によるものなのか、原発由来のものなのかを判別することは事実上不可能である。
 また、放射性物質由来の病気はそれだけではないことがチェルノブイリで明らかにされつつある。
 しかし、日本政府やWHOは頑としてそれを受け入れてないのが現状なのだ。

 だからおいらは言っている。それなら原発関係者よお前らが先ず範を垂れよと。
 協力会社の現場作業員ではない、原子力ムラの住民、お前らだよ。


08. Russel 2013年11月09日 18:40:42 : HfHCSv7s4A19o : Uj9SxwdSQA
なにを言ってもだめ。
様子をみましょう。


09. 2013年11月09日 19:04:56 : 7wJCqOq2nZ
>20ミリは生存可能レベルなのか?

可能じゃないよ。当たり前。


10. カエルの合掌 2013年11月10日 03:34:43 : ctVEymSOwS0AU : n4wYk5Z9Cw
20ミリは入り口で やがて 暴動でも起きない限り 50から100、 何なら試しに500ミリにしたところで 今、声をあげてる人の音量が大きくなるだけで頭数は変わらない。。。。 

阿修羅への真摯なコメント数を数えても大台には乗らず 民意を反映しているとは言いがたいし、拍手の数すら 国民の数からすれば微々たるもので ココに辿りつけてもいない人がほとんど。
 これだけの大惨事、大事件があっても グルメスポーツバラエティーに嗜好がシフトしてる愚民は この先死因も分からずに死んでいくのだろうが そうやって人口淘汰されていくこともこの際、致し方ないのか。 
でも覚醒しても声を荒げれば 世の中から消されるし、静観して 知恵を使い多少長生きできても 楽しい訳でもない。
 
 こんな話題で家庭がバラバラになれば それこそストレスで発ガンリスクは1000ミリクラスになるかも知れないね。  オーマイガーッ 合掌



11. 2013年11月10日 15:57:57 : BQVr3UgLRc
のんぽり様

Good Job

タケシさんでしょ。


12. 2013年11月10日 18:24:33 : s6ktKxZRzM
チェルノブイリ法の1msv/年以上「避難の権利」、5msv/年以上「避難の義務」での線量は、内部被曝を含む総被ばく量で、空間線量ではありません。

空間線量=外部被曝と内部被ばくの比は、諸説があるし状況によって変わりますが、内部被曝を小さく見せることに腐心し続けた政府でも、内部被曝が外部被ばくの2%などという常軌を逸したでたらめに対して、あの安全委ですら外部被曝と同等くらいは見込まなければならないと言っています(まだ過小評価であると思いますが)。
この安全委の数値に立ったとしても、それに基づけば、日本の20msv避難基準は、チェルノブイリ法では40msvとなります。日本は、避難基準の単純比較で、チェルノブイリ法をもつ三カ国より40倍高い被ばくを強要しているいのです。

なお、いぜん、チェルノブイリ法について、“チェルノブイリ事故当初は、日本よりも高い100msvなどの基準であった。それも知らずに、チェルノブイリの基準が低いと騒ぎたてている”、と放射線の危険を(正当に)警告する人たちを罵倒していた人たちがいましたが、これこそ、自分たちの論理破たんぶりをさらけだすものでした。
チェルノブイリは、事故当初の高い基準の経験を通じて、5年後に、上述の基準に行き着いたのです。
日本の方が厳格だと言いたいなら、日本政府―規制機関が、少なくとも5年後に向けて、チェルノブイリ法に劣らない基準厳格化の方向に向かっている事実を示したうえで主張しなければならないのは、小学生でも分かることです。
日本が向かっているのは、根拠もなく暫定的に決めた20msvという基準を、いまや、一般化しようとしていることです。

なお、総被ばく量をどのように計算するのかは難しい問題で、チェルノブイリ法の運用では、土壌汚染の度合いを重視して推定換算しているようです(土壌汚染の度合いは、農作物を通じた経口摂取にも、その飛散による吸引にも影響します)。
福島市の渡利地区など、土壌汚染を調べると、チェルノブイリの強制避難区域を超えるところすらあります。
このような計測にもとづく警告も、政府や規制機関(今は原子力規制委員会)は無視し続けています。


13. のんぽり 2013年11月10日 19:47:32 : 7p9CCripgLT3w : WQrWSIrGNo
>>12 さん

 非常に参考になりました。
 ありがとうございます。


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