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「もう故郷に帰れないと思ったほうがいい」チェルノブイリの“いま”から学ぶ福島の未来
http://www.asyura2.com/13/genpatu34/msg/580.html
投稿者 てんさい(い) 日時 2013 年 11 月 07 日 19:20:43: KqrEdYmDwf7cM
 


チェルノブイリから福島へ 未来への答案 投稿者 tvpickup

動画が無くなったら検索で。チェルノブイリから福島へ 未来への答案で検索

http://www.ntv.co.jp/document/back/201310.html

2013年10月27日(日)/55分枠  24:50〜

3・11大震災 シリーズ チェルノブイリから 福島へ 未来への答案

制作=日本テレビ

爆発した原発の廃炉は、通常の廃炉より格段に難しい。今も福島第一では溶けた核燃料がどうなっているか全く分からな い。しかも廃炉にあたるのは3次、4次、5次下請けなどの原発関連の作業経験が少ない人が多い。被曝線量がオーバーすると働けなくなり、また新たな人が補 填される。これでは想定の30〜40年で廃炉を完了できるとは思えない。核大国・旧ソ連がチェルノブイリ収束の為に取った対応と比較して、今の日本はどう なのか?一番の違いは姿勢だ。チェルノブイリには廃炉・除染の作業員を養成する訓練センターが作られた。廃炉に手練れを、という戦略だ。日本は今の形のま までいいのか?福島とチェルノブイリの大きな違いをつまびらかにし、日本が取るべき正しい道筋を探りたい。
ナレーター:あおい洋一郎
=再放送= 11月3日(日)11:00〜「BS日テレ」/11月3日(日)18:00〜CS「日テレNEWS24」

「もう故郷に帰れないと思ったほうがいい」チェルノブイリの“いま”から学ぶ福島の未来

http://blog.livedoor.jp/home_make-toaru/archives/7397140.html

カテゴリ:
チェルノブイリの汚染
除染すれば帰れるという嘘
ドキュメンタリー番組を日々ウォッチし続けている映画監督・松江哲明氏が、ドキュメンタリー作家の視点で“裏読み”レビューします。

(日本テレビ HPより)
【今回の番組】10月28日放送『NNNドキュメント〜3.11大震災シリーズ チェルノブイリから福島へ 未来への答案』(日本テレビ系)
http://www.ntv.co.jp/document/

ド キュメンタリーは、未来を撮ることはできない。カメラを向けられるのは今、この瞬間でしかなく、現在を素材として構成するのが主だ。「今」と向き合うのは ドキュメンタリーの宿命、またはドキュメンタリーならではの手法だ。そして、それこそが僕には魅力的に見える。『NNNドキュメント〜3.11大震災シ リーズ チェルノブイリから福島へ 未来への答案』は、通常の30分枠ではなく55分枠として放送されていることからも、制作者の並々ならぬ狙いが感じられた。そして、その予感は当たった。 僕は見終えた時、これはテレビだからこそ制作が可能なドキュメンタリー番組だと思った。

番組はまず、ウクライナのスラブチチ駅の様子を映 す。早朝、多くの人々が電車を待っている。27年前にはなかったこの駅は、チェルノブイリの原発事故の2年後、突貫工事で町がつくられたのに伴ってでき た。50キロ離れた仕事場に、ほぼ全員が向かう。原発の廃炉工事のためだ。車窓の風景が異様だった。放射性物質の付着を避けるために松は皮が剥ぎ取られ、 全滅した白樺の林や、強制移住で捨てられ廃墟となった家は、まるでホラー映画の舞台のよう。

カメラマンは手にしたガイガーカウンターを映 す。チェルノブイリ原発に近づくにつれ、数値が上がる。ここでは2700人もの人々が働いているという。駅に改札口はないが、出口にあるゲート型の体表面 モニターの前を通ることになる。ここで放射能汚染がないかをチェックするのだ。汚染があればゲートは開かない。まるでSF映画のような光景だが、これは現 実だ。そして、番組はチェルノブイリを通して日本を問うのだ。

●事故から27年たったチェルノブイリに、福島の未来を重ねる

科学ジャーナリスト倉澤治雄が、事故を起こした4号機の前に立っている。彼は福島の原発事故後、日本テレビのニュース番組で解説をしていたので僕もよく知っている。番組は彼の視点を通してチェルブイリの「今」を記録する。

石棺で封じ込められた制御室に入ると、事故直後から時間が止まっているかのようだ。人間たちは溶けた核燃料を封じ込めることしかできなかったのだ。だが、汚染水は漏れ続け、年間1000トンは行方がわからないという。

こ こで思い出されるのが、今も続く福島の汚染水問題。番組は自局で放送されたニュース映像を挿入し、チェルノブイリと福島をリンクさせた。つまり、福島の 27年後を映し出そうというのが本番組の狙いなのだ。冒頭にも書いたように、ドキュメンタリーは未来を撮ることはできない。しかし、過去に起きた事例を基 に、未来を探ることは可能だ。福島の未来を知りたければ、チェルノブイリと向き合うべきだとして、両者を重ね合わせる驚くべき手法。特別に入場が許可され た施設で、放射線量を分単位でチェックしながら撮影を続けるスタッフと倉澤氏のレポートに覚悟を見た。

●原発作業従事者を素人同然のまま現場に送り込む東電

ス ラブチチには、原発施設で働くための訓練センターがある。ここで国家試験を受け、合格しないと収拾作業に携わることはできない。試験を受ける人の多くは、 給与が目的だ。ロシア語と英語で作成された問題は、専門知識がなければ解くことができない。倉澤氏も挑戦したが、不合格だった。

チェルノ ブイリで働く人々には女性も多く、服装もごく普通だ。彼らは除染されている場所とそうでない場所とを理解しているし、知識があるからこそ過度に恐れない。 しかし常に心理テストを受けて、自分の心の弱さとも向き合う。人為的なミスが事故の原因となることがわかっているからだ。

一方、原発事故 後に福島第一原発で働いたことのある作業員に話を聞くと、彼らはごく簡単な説明を受けただけで作業をしていたという。東京電力が用意したテキストには可愛 らしいイラストで作業工程が描かれているが、逆に恐ろしい。素人同然の日本の作業員は、線量オーバーで働けなくなり「東電から『被ばくするだけすればい い』と言われているように見受けられた」と告白する。

チェルノブイリから避難させられた人が「福島の人も、もう故郷に帰れないと思ったほ うがいい」「新しい人生を始めなさい」と言っていた。彼らはいつか帰れることを信じて27年過ごしてきたが、もうあきらめている。チェルノブイリは過去の 出来事ではない。現在も進行中であり、世代を超えて解決しなければいけない問題だ。それも、世界が注視する中で。

番組は安倍総理が「汚染水による影響は福島第一原発の港湾内の0.3平方キロメートルの範囲の中で完全にブロックされています」という報道映像で終わった。27年前の出来事の悲惨さと、人間の無力さを見せつけられた後に、この言葉を聞いても虚しさしか感じられない。

つくり手の強いメッセージと共に、テレビの底力を感じた。
(文=松江哲明/映画監督)

Business Journal 2013.11.05
http://biz-journal.jp/2013/11/post_3260.html?utm_source=rss20&utm_medium=rss
 

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コメント
 
01. 2013年11月07日 19:28:40 : A4GQ7o9O02
NNNネットワークでは、昔昔からええドキュメントをやっています。
ドキュメント◯◯で、大学生の私のころはドキュメント80とかやってたような。
原発問題なども鋭い視点で取り上げていました。
市川定夫さんのカユいところに手が届く名講義もみたことがあります。
親会社が読売系列の日テレなのが不思議なくらい。

02. 2013年11月07日 20:46:03 : Fbrymlivsk
事故現場作業員の訓練所、宿舎、待遇、年金が15年前倒しされるなど、非常に人道的じゃないか。それに比べて日本政府の対応は実に恥ずかしい。事実上東電は国営になったと言われ政府が前面に立つといいながら、作業員の訓練期間、装備もこれほどひらきがあるとは思わなかった。
山本太郎が陛下への直訴してでも伝えたかったのは、こういうことだったんだと納得。

後、何組冒頭で原発の幹部が逮捕され実刑になった話があったと思うが、理由が、作業員を十分に訓練していなかったからと言っていた。この理由で有罪なら、日本の汚染水タンクの水漏れ事故など、幹部が何人刑務所行きになるだろう? ウクライナ政府は日本政府より、ちゃんとしてる。

日本政府は福島の対応について、すぐにもチェリノの作業員体制を取り入れるべき。ウクライナにできて技術立国日本にできないはずはない。


03. 2013年11月07日 21:13:28 : Fbrymlivsk
東電の3月の試算に寄ると、F1から放出されたセシュウム137総量は3月時点で、チェルノブイリの4倍、広島原爆の約4023個分。事故後間もなく報告された値はチェルノブイリの1/7程だったので、今回の計算により数値が一挙に40倍に増えた。

EU傘下の研究所(参考資料)の計算によれば福島原発から大気中に放出されたセシウムの総量は21京となった。チェルノブイリ事故では7-8.5京と報告されていることから3倍強の数値が算出

希ガスのキセノンは1100京と保安院により事故から数カ月後に報告されており、この量はチェルノブイリの2倍

福島3号機ではMOX燃料がつかわれていたので、半減期の長いプルトニウムも放出

参照 http://www.atmos-chem-phys.net/13/1425/2013/acp-13-1425-2013.pdf
英文の論文ですが、信頼性は高い。
こういう真面目な研究論文見ると、安倍総理がIOCでしでかした安全与太話は、思い出すだけで日本人として恥ずかしい。

首都圏も1平方メートルあたり4万ベクレル以上に汚染されたことが分かる。

以上の事実を踏まえると、帰還困難区域の設定は大幅に見直されるべきで、
30km圏内に中間処理施設を建設して集積するウクライナのやりかたは理にかなっている。

「もう故郷に帰れないと思ったほうがいい」政府が言うしかないんだよ。
日本の原発は安全ですと言い続けた責任があるのだから。


04. 2013年11月08日 04:27:49 : kXX0mVDAHo
 
これから福島原発の燃料を取り出すけど、2号機は人が数分で死ぬレベルの放射線量を出してるってさ

1 名前: テキサスクローバーホールド(愛知県) 2013/11/07(木) 18:12:45.79 ID:SR63IBp70 PLT(12030) ポイント特典

燃料取り出し目前 福島第1「4号機」プール公開 溶け落ちた燃料、最大の障壁
2013.11.7 08:50 (1/2ページ)

 燃料貯蔵プールからの燃料取り出しは廃炉の試金石となるが、廃炉は30年から40年かかるといわれており、成否は溶け落ちた燃料(デブリ)の取り出しにかかっている。
福島第1原発は、高い放射線量に阻まれデブリの形状すら分かっておらず、工程通りに進むかは未知数だ。

 政府の工程表によると、1〜3号機のデブリの取り出しは7年後の平成32年度上半期からとしている。ただ、「原子炉建屋の除染が可能で、
燃料取り扱い設備が復旧できる場合」との条件が付いており、あくまでも「最短」との想定だ。

 2号機の格納容器内の放射線量は最大で毎時約70シーベルトで、人が数分で死に至る水準。放射性物質を外にまき散らさないように炉心を冠水させる必要があるが、
東京電力は「格納容器のどこに穴が開いているかすら正確に分かっていない」と説明しており、止水作業が最初の課題となる。

 東電は今年3月、2号機の格納容器内部にカメラを入れようとしたが、内部装置に引っかかって失敗。今度は、1号機にカメラを搭載した小型ボートを入れて状況を確かめようとしている。

http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/131107/dst13110708500003-n1.htm

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


05. 2013年11月08日 08:57:21 : rrhrFN6JLd
他の原発も爆発する前に廃炉にしなければえらいことになる。

06. 2013年11月08日 11:55:28 : 3oi5Otsb5E
25年前のチェルノブイリどころか、半世紀以上前のウラル地方の事故でもいまだに駄目じゃん。
こないだ夜中に読売テレビでドキュメントやってた。

07. 2013年11月08日 20:05:34 : Ua3OgB0Ao6
いろんな思惑から、ポーズとして、関東圏に『住んでも大丈夫』とうそぶくのは勝手だが
フクシマから3〜400キロ以上離れた地への移住は避けられない現実

ユダヤ人どもが東京を逃げ出したまま、いまだ戻ってこないことからもわかるだろうに


08. Russel 2013年11月08日 20:11:49 : HfHCSv7s4A19o : Uj9SxwdSQA
故郷にしがみついてどうする。
若者よ新天地を目指せ!

09. Russel 2013年11月08日 20:14:00 : HfHCSv7s4A19o : Uj9SxwdSQA
思い切って飛びだせ。
若者よ!

10. Russel 2013年11月08日 20:46:41 : HfHCSv7s4A19o : Uj9SxwdSQA
若者よ。ずる賢い老人にだまされるな!
出ろ。故郷を捨てろ!!

11. ばか5569 2013年12月17日 21:39:42 : nmt53FGw5H7hQ : Uj9SxwdSQA
福島県人どうする。
お前らの意見が聞きたい、

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