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4号機プール、広島型原爆の1万4000発分くらい
http://www.kaze-to-hikari.com/2013/11/414000.html
2013年11月 7日 by 高橋 仁也 KAZE to HIKARI
京都大学原子炉実験所の小出先生は、プール内で燃料集合体を落下させるリストとその危険性についてご指摘されています。なお、東京電力はワイヤーを二重にすることで、このリスクを回避しようとしています。
■小出先生
(現在もっとも心配することは、)使用済み燃料プールを支えている下の階の壁も、床の一部も、損傷してなくなっていて、半分宙吊りのようになっていますから、このプール自身を支えることが危うい状態になっていることです。大きな余震がきて、このプールがガタッと崩れ、1331体すべての使用済み燃料が熔解することが、一番心配です。1、2、3号機は、まがりなりにも原子炉の中で起こったのですが、4号機のプールが崩れれば、そのまま空気中に恐ろしいほどの放射能を噴き出すでしょう。広島型原爆の1万4000発分くらいの核分裂生成物が、その底にたまっています。
作業は燃料取扱機を使って、水の中で燃料ラックから燃料集合体を取り出します。もし、何かあるとすると、この過程でうまくキャスクに入れられないで、水の中で燃料集合体を落下させてしまうというのが考えられます。その衝撃で(中の燃料棒が)折れるようなことがあれば、放射性物質は噴き出してくるわけです。すると、プールが放射能で汚れてしまう。一部の気体状の放射性物質は水面から外にも噴き出します。その時に作業員が被ばくするでしょう。逃げたところでプールの水は汚れているので、その水を浄化しなければならない。今、プールの水は循環しているので、その途中で除染するということもできるでしょうけれども、そのために何カ月も作業は停止するわけです。
(落下、破損で)燃料棒を包んでいるジルコニウムは、すぐには自然発火しません。温度が850〜900℃くらいになると燃えます。これは「ジルコニウム水反応」といいます。水とジルコニウムが酸化反応して水素を出すのですが、それが発熱反応なのです。一度反応すると熱が出て温度が上がる、温度が上がるとますます反応する。すると水素が出て、また温度が上がる、そしてまた反応する。この反応が一気にダーッと進んでしまいます。これがたとえば外部の空気中だとすると、空気には水分があります。ですから、それと反応するわけです
(KAZE:燃料集合体が冷却水の外部で空気触れる可能性は、キャスクが32mから落下し、東京電力の予想以上に破損したときに考えられます)
(キャスクを落下させることは)あるかもしれないけど....。事故以前に取出し作業をやっていたときは、ちゃんとした建屋の中に、ちゃんとしたクレーンがあって、そういう状態でやっているわけですけども、今は、応急の建物を作り、応急のクレーンを用意しているわけですから、本当に今まで通りの作業ができるのかどうかは私にはよく分かりません。
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