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福島第1原発4号機 核燃料取り出し作業で使う設備を報道陣に公開
http://www.fnn-news.com/news/headlines/articles/CONN00257322.html
福島第1原発で、4号機のプールで冷却されている核燃料の取り出し作業が、11月中にも始まることになり、6日、その作業で使う設備が公開された。
福島第1原発の廃炉へ向けた、大きな1歩。
11月中にも開始される予定の、4号機の使用済み燃料プールに保管されている、1,533体の燃料の取り出し作業。
6日、巨大な燃料取り出し設備が、報道陣に公開された。
燃料の取り出しに向けて、まず進められたのは、クレーン設置のための準備作業。
水素爆発によって損傷した4号機の原子炉建屋に負荷をかけないよう、建屋の横から覆いかぶさるように鉄骨が組み上げられた。
核燃料はまず、「キャスク」と呼ばれる専用の移送用容器に移される。
このキャスクへの移送作業は、空気中での放射性物質の拡散を防ぐために、全て、燃料プール内の水中で行われる。
1つのキャスクには、最大で22体の燃料を入れることができ、その重さは91トンにものぼる。
キャスクに移された燃料は、地上へと運ばれ、大型トレーラーに載せられる。
そして、およそ100メートル離れた共用プールに移送され、プール内の水で冷却される。
極めて慎重な作業が求められる、この燃料の取り出し。
キャスクに移すのに2〜3日程度、共用プールに移送するまでには1週間程度かかる見通しで、1,533体全ての燃料を移し終えるには、2014年末までかかる見込み。
福島第1原発の小野 明所長は、「やっぱり燃料取り出しが、1つのスタート。今は、安心ということは全然できなくてですね、緊張感の方が大きいかなというふうに思っています」、「わが国の中では、キャスクが落ちるという想定は基本的にしないんですが、最悪の事態というのは、われわれとしても、想定しておかなくてはいけませんので」と話した。
非常に放射線量の高い、使用済み燃料の移送。
その危険性について、原子力規制委員会の田中委員長は、10月30日、「『使用済み燃料』は、潜在的に非常に大きなリスクを持っていますから、個人的に言えば、汚染水以上に心配なところがあるんですよ」と話していた。
(11/06 18:44 福島テレビ)
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