http://www.asyura2.com/13/genpatu34/msg/489.html
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転載者注:内容的には、下記投稿の続きなので、先にこちらに目を通すことをお勧めしたい。
・体内被曝対策にトウガラシ活用の勧め[養生法の探求(鍼灸師):飯山一郎氏の掲示板より]
http://www.asyura2.com/13/genpatu33/msg/735.html
投稿者 傍観者A 日時 2013 年 9 月 25 日 04:40:24: 9eOOEDmWHxEqI
http://grnba.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=14284445
862:養生法の探求 :
2013/10/30 (Wed) 06:47:33
host:*.tokai.or.jp
『カプシカム属の薬効が内部被曝を防御できる可能性に関する考察』
唐辛子、シシトウ、ピーマン、パプリカなどと呼ばれる一群の植物はカプシカム属と呼ばれている。
その実に含まれる代表成分である辛味カプサイシンは代謝を促進し脂肪を燃焼させるダイエット効果がメディアで喧伝された事もあり、すでにカプサイシンという言葉自体は人口に膾炙し多くの人々に周知されているが、本稿では特に内部被曝を防ぐ可能性に的を当て論考してみたい。
最も関心が強い効能がガンに対する予防治療つまり腫瘍増殖抑制効果かと思われる。
カプサイシンはマウス実験における非経口的な投与においては何ら免疫増強効果は認められずむしろ免疫抑制に働くのだが、経口摂取した場合に非常に優れた免疫増強効果をもたらす事が判明している。
ようはカプシカム属を食べればイイっつうこと!
食餌由来のカプサイシンは生体内の生化学反応の代謝スピードを加速し体温を上げる。
体温上昇は免疫細胞マクロファージの貪食作用を刺激することにより、生体本来の防御機能を強化し酵素反応速度を増加させ、免疫細胞たちが互いの連絡に使い、全身60兆個の細胞に働きかけるために分泌する情報伝達物質であるリガンド(シグナル分子)、サイトカイン、インターフェロン類などが旺盛に分泌される事で全身の免疫系が活性化し、マクロファージが分泌するサイトカインである腫瘍壊死因子TNFはガン細胞を消滅に導き、また代謝が上がり体温が高くなった事でNK細胞も活性化しNK細胞はガン細胞を見つけしだいパーフォリンやグランザイムという分解酵素をガン細胞に放出しガン細胞を分解してしまうと分解されたガン細胞の小片はマクロファージに貪食されて、ガンは消滅してしまう。
「かっれぇ〜、ひぃ〜」とうなりながら焼いた青唐辛子を毎日10本も食べているとガン細胞が跡形もなく体内から消えてしまうなんて事はままあり得ると言えましょう。
Morre らのグループはヒト由来のHeLa(子宮頸ガン細胞)やHL-60(急性前骨髄性白血病細胞)など各種腫瘍細胞において、カプサイシンが低濃度で増殖抑制効果を示し、また生き残った細胞の大部分が核の分断化や凝縮などのアポトーシス誘導が成されている事を実験で確認した。
正常細胞においては増殖抑制効果が認められない事により、カプサイシンは腫瘍細胞に対して特異的に作用すると結論した。
また別なグループの追試実験によっても、HeLa細胞において細胞膜レセプターのカプサイシンレセプターであるバニロイドレセプターを介するカプサイシンの増殖抑制効果が確認されている。
この実験によってはカプサイシンを受容するバニロイドレセプターの働きが重要であることが見いだされた。
カプサイシンは発がん性物質や変異原生物質に対して化学予防効果があると目されている。
近年行われた一連の研究では、カプサイシンにはある種の化学発がん物質の変異原生とそのDNAへの結合と、それらの代謝過程における活性化を抑制することにより発がんを阻止する事が示された。
培養細胞系では、カプサイシンはヒト胃ガン細胞の増殖を抑制し、HeIa細胞、子宮ガン細胞、乳腺ガン細胞などいずれもヒトに由来する細胞の増殖をNADH酸化酵素の活性を低下させる事により選択的に阻害する事が明らかにされた。
発がんを阻止する化学予防作用(chemoprevention)の研究の今後の伸展が期待されている。
※ 腫瘍増殖抑制効果とは異なるがカプサイシンには水痘・帯状ヘルペスウイルスによる感染に抵抗性を示すとの報告もある。
パプリカの赤色色素はカプサンチンと呼ばれ善玉コレステロールを増やし血栓形成阻止に役立てるだろうとは以前にコメで予測したが、それも含めて、カプシカム属のもつフィトケミカル(植物由来成分)の効能は内部被曝による細胞損傷を予防し、ブラブラ病やガンの発現をよく抑制すると期待する。
以上、タイムリーに、てげてげにて飯山G師匠が唐辛子に関して言及されたので、ここに唐辛子の効能に関する一考察を試みた次第です。
みなみな様の養生の助けになりますれば幸いです。
863:養生法の探求 :
2013/10/31 (Thu) 06:48:24
host:*.tokai.or.jp
唐辛子なんか食べて内部被曝に勝てるわけなぇだろ!って普通は考えるんだけど、どっこい、こちとら原発ムラの住人じゃないんでね。あんたっちみたいに防御法はついと教わっておらん。だっから自分で創作すんのさ。
人間には想像力ってもんがある。
これを使えばいかようにも身を守るスベは編み出せる。
皮膚や口腔内や腸管上皮や脳でカプサイシンを受容するレセプターはカプサイシンの化学構造の主要部分であるバニリル基にちなみバニロイドレセプターと命名され、通称はVR1と呼ばれる。
これは別名TRPV1とも呼ばれるが、TRPファミリーは温度受容体として数種類が存在する事が確認されている。
VR1は43℃当たりの温度を受容して活性化する。また水素イオンつまり酸に反応し、ブラジキニンなどの炎症因子や脳内麻薬のアナンダミドなどとも反応しカルシウムイオンの変動を介してバニロイドレセプターチャネルが開閉している。多数の因子に反応するいわゆるポリモーダル受容体がカプサイシンレセプターであるVR1。
で、このVR1のキモの機能はカプサイシンによって発熱放熱が促される点だろう。
これは温泉に入って身体を温める手間がいらなくて、VR1を介して体温上昇を促せるという実にスグレモノのレセプターであるという事である。
ガイジンは唐辛子などの辛味を口にするとホット!と声を上げるそうだが、これはカプサイシンレセプターが温度受容体でもある事を表現していると言われている。
このVR1という細胞膜レセプターの起源は非常に古く、私の仮説では生命誕生時にはもしかするとこのようなレセプターは存在したのではなかろうか?と思っている。
なぜなら、温度、酸、圧力などは海底熱水噴出口で誕生した原始バクテリアがいた環境に存在した因子であり、今でも古細菌の仲間は200℃もの高温でも生きる好熱菌、金属を溶解するほどの酸性環境を好む好酸菌、水素や硫黄をエネルギー源にする化学合成細菌などがあり、原始地球と同じような環境でたくましく生き延びている。それら細菌の細胞壁にカプサイシンレセプターがあるかどうかは知らないが似たようなレセプターを介して外部環境を取りこんでいると想像する。
人間の体内にあるカプサイシンレセプターがなぜカプサイシンを受容するようになったのかは不思議だが8000年以上前の南米ですでに唐辛子は栽培されていたと言われるので、その頃か、あるいは類人猿であった時代1500万年前頃からカプシカム属を口にする事でカプサイシンを受容しそれを体内の有益な成分として利用できる身体に変貌していったのかもしれない。
VR1は痛みと深く関わる受容体である。本来は痛みという肉体にとっての危機状況を察知するレセプターであった事を鑑みれば、もともとはカプサイシンという刺激性のある辛味は人間にとっては脅威であったのだろう。それゆえにブラジキニンなどの炎症因子が反応するレセプターが反応した。
しかし、人間の細胞膜はやがてこのカプサイシンを有効利用して代謝を上げて体温を上げて酵素反応を促進し、ヒートショックプロテインを産生し、体内を修復し自然治癒を促進しマクロファージを活性化しガン細胞をアポトーシスに導く事を成し遂げた。
植物は我が身を守るために辛味や香りをまとう。
胡椒のピペリンも生姜のショウガオールやジンゲロン、ジンゲロールも山椒のサンショオールも唐辛子のカプサイシン、ジヒドロカプサイシン、ノルジヒドロカプサイシン、ホモカプサイシン、ホモジヒドロカプサイシンなどの辛味はすべて自分の子孫であるタネを守るために身につけた辛味である。
唐辛子のカプサイシンは胎座と呼ばれるタネのある部分に集中して存在しその液胞に仕舞われる。
つまりタネをガードするために唐辛子は辛味カプサイシンを編み出したのだ。
その辛味カプサイシンには抗酸化作用が顕著でまた抗菌作用、殺菌作用も優れている。
内部被曝による免疫低下で通常ウイルスや病原菌に罹患しやすくなる。
まして今後は寒さが強くなるとインフルエンザが流行するかもしれない。
その際にあらかじめ唐辛子を食べていれば感染症を未然に防げる可能性がある。
病気を未然に防ぐという思想を東洋医学では未病治という。
いまだやまいならざるをちす、というこの未病治思想こそ東洋医学の最も優れた特質といえよう。
311後の内部被曝による健康被害を未然に防ぐ。
これこそが311後の医療人に課せられた至上命題であった。
内部被曝に対する未病治の視点で何らかの有効策を提言できなかった医療者は私にとっては存在価値は0である。
自分は医療者の端くれとしてこの事をキモに銘じ、311後はひたすら内部被曝を防ぐ方策を探ってきた。
乳酸菌の酸味もまたバニロイドレセプターに受容されるのかもしれない。
だとすると、乳酸菌それ自体がヒートショックプロテイン分泌を促すと仮説を立てる事が出来そうだ。
乳酸菌も唐辛子も311後の放射能地獄で我が身を守る宝と言えそうである。
864:養生法の探求 :
2013/11/01 (Fri) 01:17:13
host:*.tokai.or.jp
まあチョロチョロと気の効いた反原発系の医療者が発信するサイトなんか覗いても、まず内部被曝を防御するという視点で養生法を提言している所はいっさい無いね。
それなりのアクセス数を誇り、それなりの影響力を持つほどに有名なブロガーでもこと被曝を防御するという観点で有益な提言はできていない。
まして日本の知識人と称される論壇だか論客だかそんなたぐいは全部ダメ。
そんな状況なんでいっちょぶちあげているわけなんですが、内部被曝によるブラブラ病で苦しんだヒロシマ原爆の後遺症患者の多くを看取ってきた医師・肥田舜太郎先生は何と言っているか?というと、
内部被曝の影響は出る人と出ない人がいる。ブラブラ病に被爆者の全員がなるわけではない。
ではその違いはどこにあるのか?個々人の免疫力の差である。
こう述べているわけです。
つまり、いかに免疫力を維持し、強化するか。ここにポイントがあると内部被曝を見つめてきた医師がすでに指摘しているわけでね。
この先達の警句を真摯に受け止めて内部被曝防御の方策を組み立てていけばいいと私は推測し様々な方法を模索して提言してきました。
ダテに唐辛子がイイとかキクラゲがイイとか多糖体がイイとか言ってない。
すべてそれなりに調べ一次情報を精査し実践を経て推奨する方策です。
キレート、抗酸化、免疫強化という三点セットも2年半ずっと内部被曝をどうしたら防げるか?を探る中でようやく抽出されてきたコピーです。
そういうことで、是非、お役立て下さい。
もうね、色んなおっかない情報はいいんですよ。そりゃあね、現状を正確に把握している事は大事だけどようは健康を維持して元気でいること。今の健康が未来の健康につながる。
そういう気持ちでとにかく今の体調管理に徹底して努めて下さい。
私もいち医療者として今後も内部被曝を防御する方策を探求し続けます。
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