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東電・廣瀬社長「要員を福島に回す」の度し難いホラ
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2013/10/29 日刊ゲンダイ
東電の広瀬直己社長の“ホラ”に厳しい視線が向けられている。きのう(28日)、原子力規制委員会の田中俊一委員長と初めて会談した広瀬社長は、「全社的に作業員を福島第1に集め、汚染水処理をしっかりやっていきたい」と語った。
福島第1の作業員不足は深刻で、単純ミスが原因のトラブルが続出している。火力、水力発電所から作業員をかき集め、ピンチを乗り切ろうということらしい。
だが、広瀬社長の宣言は掛け声倒れになる可能性が高い。先週、東電は競争入札を4倍に増やし、5年後までに調達・設備費用を1000億円カットする方針を明らかにした。東電がムダ遣いを減らすのは当然だが、やりすぎると原発作業員の確保がさらに難しくなるという悪循環を招きかねない。
ジャーナリストの布施祐仁氏がこう言う。
「福島第1に原発作業員が集まらないのは、危険なのに賃金単価が下がる一方だからです。日当は事故前と同等か、それ以下の人もいます。元請け企業が競争入札に勝つために、作業員の人件費を不当にダンピングしたのが原因。むろん東電も同罪です。“査定”と称して落札した企業にさらに値下げを要求する。こうなると、腕が確かなベテラン作業員は福島第1で働かなくなります」
かつての福島第1は東芝、日立などプラントメーカー関連会社の社員がメーンで働いていたという。しかし、こうした企業は概して人件費が高い。今は原発に不慣れの、除染やゼネコンを主力事業にする企業から派遣された作業員が多いという。知識と経験の不足は明らかだ。「ボタンを押し間違える」といった凡ミスが頻発している。
「トラブルが続いている汚染水処理設備『ALPS』にしたってそうです。東電に設備を売ったのは東芝ですが、運転と保守点検は他の企業が担当しています。東芝だと人件費が高くなるからですが、製造元が運転した方がトラブルを抑えられることは容易に想像できます。今の東電はコストばかりに目が向き、肝心の収束作業がなおざりになっています」(布施祐仁氏)
やはり営利を追求する株式会社にこの事態は収束させられない。いずれ東電は国有化しないとダメだ。
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