http://www.asyura2.com/13/genpatu34/msg/422.html
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内閣官房参与 飯島勲(いいじま いさお、1945年(昭和20年)10月13日 - )
2012年12月、第2次安倍内閣において内閣官房参与に就任した。
着任早々、民主党時代を通して首相官邸の情報セキュリティーが大幅に低下していることを指摘。
なおこれは個人的な調査の結果としているが、具体的な調査方法は明らかにしていない。
2013年5月14日、安倍政権の要人として初めて北朝鮮の平壌を訪問。
4「非常に今回、泉田さんに対する個人攻撃がひどいんです」古賀茂明 泉田裕彦・小出裕章・古賀茂明10/25報道するラジオ(文字起こし)
http://kiikochan.blog136.fc2.com/blog-entry-3362.html
2013-10-28(00:07) みんな楽しくHappy♡がいい♪
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1「原発再稼働をめぐる攻防・泉田裕彦・小出裕章・古賀茂明」10/25報道するラジオ(文字起こし)
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2「経産省が銀行と約束しているんですね、裏で」古賀茂明・泉田裕彦・小出裕章・古賀茂明10/25報道するラジオ(文字起こし)
http://kiikochan.blog136.fc2.com/blog-entry-3360.html
3「もともと泉田さんご自身がずっと言われていることですけれども『福島第一原子力発電所の事故の原因が分からないうちは安全対策の取りようが無い』」小出裕章・泉田裕彦・古賀茂明」10/25報道するラジオ(文字起こし)
http://kiikochan.blog136.fc2.com/blog-entry-3361.html
報道するラジオ
2013年10月25日
「原発再稼働をめぐる攻防・泉田裕彦・小出裕章・古賀茂明」
京都大学原子炉実験所助教 小出裕章さん
新潟県知事・泉田裕彦さん、
元経済産業省の官僚・古賀茂明さん。
35:49〜http://youtu.be/OUwMpTIIDU0?t=35m49s
水野:
泉田さんは小出さんもおっしゃったように、
「福島第一原発の事故がちゃんと検証されることが先であると、再稼働よりも」というふうに、
ずっとおっしゃってきたわけなんですけれども、
古賀さん、あの、ここのところは大切なところだと思うんですけど、
泉田知事が7月に東電社長と会談なさったときは、
東電の社長と真っ向から対立していらっしゃいました。
多くの方は、「泉田さんは柏崎刈羽原発の再稼働をストップさせるんだろう」
というふうに思ったと思うんですね。
ところが9月末の二回目の会談の時には、
多くの人の予想とは違って、泉田知事は再稼働に向けた安全審査の申請を
条件付きではありますけれども承認なさった。
で、この間に何があったのか?というところなんですよ。
古賀:はい、あの〜、
水野:これをみなさんが「どういう事なんだろう?」と思っていらっしゃると思うんですね。
古賀:
そうですね、それは、報道の仕方がですね、
如何にも第一回目は泉田知事がけんもほろろに廣瀬社長を追い返したと、
で、二回目は何故か突然ですね、
「規制基準に合っているかどうかという事だけは、まあ、見てもらってもいいよ」というふうに、
ま、そういうふうに見ると完全に逆転したと。
つまり、「再稼働に一歩進めたんじゃないか」
現にそういうふうに書いた新聞まであったんですね。
ですからそういうふうに感じられると思うんですけれども、
いまずーっと皆さんお聞きなればわかると思うんですけれども、
一回目はとにかく東電は、新潟県との安全協定を全く無視する形で申請を出すという事を言っていたので、
これはもう絶対に認められないんですね。
ところが二回目は、そういう事はしません。
要するに新潟県の事前の了解なく、再稼働をやっていいですね、という事は決して言いませんという事を、
これはホームページでも明らかにしましたし、
泉田知事にも約束をしたので、
そうであれば技術的にどういう問題があるのかないのかという、
それは規制委員会が決めた基準に合っているかどうかということだけをチェックしてもらいたいと言うので、
「その限りではいいよ」と言ったにすぎないという事なんですよ。
ですけど今聞かれた通り、
「そもそもは福島第一の事故の原因が分からないのに再稼働なんてあり得ないでしょ」
「そんな議論だって出来ないでしょ」って言うのが泉田さんの立場で、
それは何回も実は言っておられるんですよ。
でも報道されないんです。
水野:
そうなんですか?
泉田さーん、そこのところはいかがですか?
「福島の原因がちゃんと分からない段階での再稼働への動きは認められない」と、
今も思いなんですか?
泉田:
あの、福島の現状と総括しなければ対策を取れないですよね。
だから、「福島の検証と総括を先にして下さい、そうでなければ再稼働の議論はできません」と
ずーっと言っています。
水野:
先ほど、原因は、小出さんも「10年はかかるでしょう、分からるまでに」とおっしゃって、
泉田さんも「10年でわかるかなぁ?」とおっしゃった。
ということは、それこそ、それ位のスパンで、
「10年は無理だろう」というようなスパンで考えていいんですか?
再稼働の了承は。
泉田:
はじめに「結論ありき」って難しいですよね。
検証してみないと分からない訳ですし、
さらに言うと機器だけの問題じゃないんです。
あの、意志決定がどうだったのか?
3月11日、まさに当日の5時の段階で、亡くなられた吉田所長は消防注水の検討指示を出しているんですよね。
メルトダウンは、これは東電の中では進展予測をしていて、
3月11日の5時から
「あと数時間でメルトダウンが始まる」ってわかっていたにもかかわらず、ベントが出来なかった。
そしてその情報は5月15日まで明らかにしなかった。
水野:そうでしたね。
泉田:
ということがあるので、
ま、ベント出来なかったのは、多分「避難が確認できないので放射性物質を被ばくさせたくない」という
社会的要員で出来なかった可能性もあるわけで、
水野:
泉田さん、そこのところね、廣瀬社長に質問を投げかけられたところ、
どういう会話があったのかというのをね、
私手元に書き起こしを持っているのでみなさんに聞いていただきたいんですね。
「メルトダウンが起きるというのは」という、泉田知事が聞いていらっしゃいます。
「なんで3月11日に分かっていたのに5月15日に発表したのか」と、
そうしたら広瀬社長がおっしゃっているのはですね、
ま、その辺のところは改めて調査して、で、まあ5月になってしまったということについての経緯については、
あのー、それなりに掴んでいるつもりでございますけれども、
ま、ただ、ここの段階で誰が悪かったか、誰が悪かったかという、・・のを我々の立場でするよりもですね、
まあそうしたことの無いように、今後どういうふうな事で二度とああいうふうなことが起こらないようにしていくかという事では、まあ、我々は事業者ですので、ま、そういうふうに考えております。
などと云々と、
平野:意味が分からないですね
水野:意味、私分からないんですよね。
平野:
泉田知事、率直に伺いますけれども、再稼働をひたすらしようとする今の政権の政治炊きな圧力ですね。
感じておられるでしょう。
泉田:
あの、直接的な働きかけは無いです、これ正直なところ。
ただ感じるのはですね、普通いろんな政策を知事として発表すると
論点が取り上げられて、それで議論されるんですけれども、
何故かこの原発だけはですね、
論点は伝わらずに、「泉田が怒った」とかですね、
そういう話しか伝わらないというのはものすごくもどかしく感じていますので、
こうやってラジオに直接出させていただいたのは大変感謝してます。
平野:
あの、本当になんか変人扱いするようなね、一部の論調もあって、
私はもう、それを不審に思っていたんですけれども、
今日大分お考えがよく分かりました。
ただですね、これから健康を守らなければ承認は無効というふうにおっしゃっている訳ですけれども、
これ無効という事を、今の体質だと東電がなかなか企業体質を変えるというふうには思えないんですけど、
これ無効という事の最終判断をすることも十分あり得るという事ですか?
泉田:
ええ、可能性としてはあり得るわけです。
ただ、これ重要なのはですね、東京電力の基本的合意申請の中に書いてもらっています。
約束ですから。
だからこのBWR沸騰水型の柏崎型の原発は、
「ベントが無ければ運用してはいけない」というのは規制委員会が定めた条件なんですよ。
それが運用できない中で、そもそも規制委員会がGOサイン出せるのか?ということに対して懐疑的です。
水野:
あのー、原子力村というのはね、いろんな圧力があるのであろうという事ぐらいは、
私たちにもまァまァ伝わってきていますけれども、
古賀さ〜ん、ちょっと一つご紹介したい記事がありまして、
これはサンデー毎日の10月6日号の記事です。
これ全く別の事柄を中心にした記事の中にこんな一文が入っておりまして、
ちょっと読ませていただきますけれども、
東京地検の特捜部の関係者が声をひそめると、こんなことを言っています。
地検の上層部からの指示で泉田知事を徹底的に洗っています。
立件出来れば御の字だが、出来なくても何らかの圧力を感じさせることで
原発再稼働に軌道修正させる助けになりたい考えではないか。
とあります。
さらにですね、
正直言って、その特捜は難航しています。
と言っているんですね。
泉田氏の身辺は思いのほかクリーンで、現段階でめぼしいネタが上がっている訳ではない。
特捜部内に不安の声はありますが、
こうしたスタンス自体が政権与党に対して忠誠心として映る可能性を見越しています。
というような記事がございます。
あの…原子力ムラってこんなことがあり得るんですか?
それも特捜までの話なんですけど。
古賀:
十分あり得ると思うんですけれども、
そもそも「そういう情報を流すということ自体が泉田知事に対するけん制になる」
という計算が働いていると思うんですね。
で、いくら探しても、泉田さんの場合はそんな犯罪の材料というのは出てこないはずなので、
まあ、ここまで来て出てこないという事はある意味良かったなと思うんですけれども、
やっぱり、さっき泉田さんがおっしゃったように、
非常に今回、泉田さんに対する個人攻撃がひどいんですね。
水野:たとえばどのような形ですか?
古賀:
えっとですね、
たとえば経産省なんかがですね、泉田さんは元経産省で働いていたので、
同僚とか知り合いが沢山いるんですが、
そういう人達を利用してですね、新聞記者たちにですね、
「泉田っていうのは本当に変なやつで、昔から出来が悪くて、もう出世をあきらめて経産省を辞めたんだ」
とかですね、
「いろんな問題があったんだ」とかですね、
そういう事をどんどん流すんですよ。
そうすると、まともな記者は「本当かな?」と思うんですけど、
そうじゃない記者は信じこんじゃう人もいますし、
まともな人はたとえば私のところに問い合わせをしてきて、
「みんなこういうふうに言っていますけど、本当にそんなにひどい人なんですか?」
っていうようなことが実際に起きています。
で、しかもですね、経産省だけが言っているとなんとなく原発再稼働のためかなと思うんですけど、
僕が一番驚いたのは、その住民の側に立つべきですね、
規制委員会の田中委員長までですね、記者会見でみんなにわかる様にですね、
規制委員会に対して泉田さんがいろいろ言っていることについて、聞かれた訳ですけど、
「ほかの自治体の首長さん達は割と物分かりがいいですよね」みたいなことを言って、
「でも泉田さんって本当に個性的な発言してますね」なんて言うんですよ。
水野:えぇーッ!田中委員長がですか?
古賀:
委員長がですよ。
記者会見で。
そうしたら規制委員会の委員長っていうのは、中立的で立派な人だって普通はみんな思っているんですね。
そういう人がですね、「他の首長さんはいいんだけど泉田さんは個性的ですね」なんて言ったらですね、
「あ、やっぱり泉田さんっておかしいのかな?」っていうことになっちゃいますよね。
水野:はぁーーー・・・ッ!
古賀:
で、最近はですね、飯島勲さんですね、内閣参与の。
あの方もですね、いま泉田知事の攻撃をものすごい勢いで始めていたりしてですね、
だからちょっと・・・
泉田さんがせっかく住民の側に立って、住民を代表してですね、一生懸命抵抗しているんですけど、
その抵抗している事を、
「あいつは変だ」とかですね。
で、これはよくあるんですよ。
いろんな改革をしようとする場合に、
その言っている人の言っていることがあまりにも正しいので、理屈で対抗できないんですね。
そういう人がその人を誹謗中傷して、
「あいつの言う事は聞くな」というふうに持って行くのが政権のやり方なんですね。
平野:ん・・・
水野:今回も古賀さんはそれを感じていらっしゃるわけですね。
平野:泉田さん、田中委員長に面会を申し込んでいるんでしょ?
泉田:ええ、そうです。
平野:会おうとしないということですか?
泉田:
そうなんです。
あの、今までですね、
たとえば「審査をされる側の電力会社等々と密室で会うという事は公正中立性を疑われるんでやりません」と。
従って、「自治体のそういう団体の長とも会いません」という話だったんですよ。
ところがですね、今度は東電の廣瀬社長とは非公開で会うそうです。
水野:はっ??
泉田:
そうなんです、それで一方ですね、自治体の長、特に立地自治体の長っていうのは、
原子力災害が起きた時に住民を避難させるための法律上の行政機関なんです。
何かほかの団体ということではなくて、法律を運用させる立場で、
さらに2007年の中越沖地震で
地震と原子力災害が同時に起きるとどうなるか?という事を経験している首長でもある訳なんですよ。
平野:そうですねぇ・・・
泉田:
そういうところとは話を聞かずに、何故か審査対象の東京電力の社長とは「非公開で会います」と、
これはちょっと中立性という観点からはいかがなものかなと。
いまだに会ってもらえないんで、
あの、手紙出ししましたもう一回。「会って下さいね」っていうお願いの。
水野:泉田さんはなにか不審に感じられた動きは周りでありませんか?
泉田:
うーん、それはやっぱりありますよね。ええ。
いろんな記事が出るというのもそうですし、
事実に基づかない、もう誹謗中傷に近い様な話というのも出ますし、
車でつけられたこともありますし、
なんか最近いろんな事が起きますね。
水野:
あの、これからの動きで古賀さん、
泉田さんの立場になられて、泉田さんが次にどんな戦術をとれるのか、
どうでしょう?
古賀:
あのー、やっぱりですね、絶対に妥協しないで、
で、今日みたいにね、番組に呼んでもらえるというのは非常に良いことだと思うんですけど、
そうやって、なるべく詳しく泉田さんの声をみんなに伝えていく、国民に伝えていく。
それともうひとつ、我々の側、国民の側で大事なことは、
絶対にですね、泉田さんのような人達に
「頑張ってくれ」というような支援の声をおあげ続けるっていうのが泉田さんを守っていくし、
それによって、原発の安全性というのをみんなが考えてですね、
「いい加減なことが起きない」というそういうふうなところに持っていけるんじゃないかなと思っています。
水野:
泉田知事、規制委員会が原発再稼働、安全審査でOKを出した時にはですね、
地元としてはどうなります?
了承は必要ですが、その時は。
泉田:
ですからそもそも、「ベントは地元が了解しないと使えない設備ですよ」という事を
東京電力が申請に書いて申請していますので、それでOKって出せるのか?開示的なんですよね。
で、もしそれでOKを出すんであれば、
つまり住民の安全性は考えない機器の性能しか審査していない委員会ですという事になるわけですから、
そこについてはですね、なるべく多くの人にご理解いただきたいというのが今の状況ですね。
水野:はい、お忙しいところ本当にありがとうございました。
泉田:ありがとうございました。
水野:新潟県知事泉田裕彦さん、そして古賀茂明さん、どうもありがとうございました。
古賀:ありがとうございました。
52:32
水野:平野さんいかがでしたか?
平野:
そうですね、改めて思うのは、新潟というのは柏崎刈羽は世界最大の原発集積地なんですね。
そこはどういうところか?というと、もう地震が頻発しているんですよね。
2000年代に入っても、2004年、2007年と、
先程2007年の過酷な状況がよく分かりました。
水野:本当に。
平野:
人一倍、人の安全をわずかな知事が真剣になるというのは当然のことですよね。
そういう意味では「お金と安全どちらが大事ですか」ということの意味を、
昨日の安倍首相にも逆に問いかけたいですよね。
「4兆円が出ていく」という事を平気で言った首相にも投げかけたい言葉ですね。
水野:
お金か安全か
報道するラジオでした。
安倍総理“焼き肉インタビュー”で脱原発「無責任」
http://news.tv-asahi.co.jp/news_politics/articles/000014712.html
ANN 2013年10月24日1 16:36
安倍総理大臣が、焼き肉をつつきながら異例のインタビューです。
「政治の師匠」と呼ぶ小泉元総理大臣が主張する「原発ゼロ」への複雑な思いを語りました。
安倍総理大臣:
(脱原発は)小泉元総理の政治的な一つの勘もあるんでしょうが、(代替燃料費は)1年間で4兆円近いですね。
海外に国の富が出ていくわけですから、4兆円。
これがずっと続いていくと、大変なことになる。
しかし、今の段階で(原発)ゼロを約束することは無責任だと思う
総理行きつけの焼肉店で行われたBS朝日のインタビュー番組の収録で、
安倍総理は「原発ゼロ」で毎年4兆円近くの燃料費が火力発電のために余計に費やされていると指摘しました。
そのうえで「日本の経済や社会生活に影響のないエネルギーを確保していく大きな責任がある」と強調しました。
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