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「完全ブロック」された港湾の外で、2万8千ベクレルの被曝アイナメが悠々と泳いでましたが、首相ご答弁を?
http://akiba1.blogspot.jp/2013/10/blog-post_24.html
2013年10月24日 秋場龍一のねごと
海に汚染水が流れ込み、そこが港湾であっても、完全に海水をブロックする障壁がなければ、波や風、潮の満ち引きなどによって、港湾の海水は外洋へ流出する。
3.11の震災のガレキが北アメリカ大陸西部沿岸に漂着しているが、放射性物質も(とくにトリチウムは)とうぜん海洋を漂っているにちがいない。
あるいは福島第一原発港湾や、その近海の底に沈殿してもいるだろう。
昨年8月、キロ当たり2万8千ベクレルという、とんでもなく超大量に被曝したアイナメが、福島原発港湾から20キロも離れた南相馬市の太田川河口沖合で採取された。
このアイナメについて「原発事故の直後に放射性セシウムを大量に取り込み、そのまま数十キロ移動した」と調査結果を発表したのは水産庁である。
汚染水は「完全ブロック」あるいは「完全コントロール」していると、世界に向かってスピーチした安倍晋三首相だけど、このアイナメにかぎって、完全にブロックもコントロールもできなかったのかしら?
でも、いくらなんでも、ほかのアイナメや魚介類は被曝しなかったって、ちょっと考えられないのですが、ここのところ、首相、ぜひご答弁を。
もしかして、完全にコントロールされているのは、汚染水ではなく、首相ご自身では?
誰に?って、原子力ムラですよ。
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