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霞ヶ関激震の内部告発 小説「原発ホワイトアウト」の著者(現役キャリア官僚)にテレビ初取材/ABCテレビ・キャスト
http://www.at-douga.com/?p=9741
2013年10月23日 @動画
2013年10月22日に放送された、ABCテレビ・キャスト「覆面官僚をテレビ初取材 話題作 『原発ホワイトアウト』 」を紹介します。
(所要時間:約19分)
内部告発か?「原発ホワイトアウト」 覆面官僚を直撃 投稿者 tvpickup
講談社 BOOK倶楽部
http://bookclub.kodansha.co.jp/bc2_bc/search_view.jsp?b=2186179
原発ホワイトアウト
著者: 若杉冽
発行年月日:2013/09/11
サイズ:四六判
ページ数:319
ISBN:978-4-06-218617-9
定価(税込):1,680円
内容紹介
キャリア官僚による、リアル告発ノベル! 『三本の矢』を超える問題作、現る!!
再稼働が着々と進む原発……しかし日本の原発には、国民が知らされていない致命的な欠陥があった!
この事実を知らせようと動き始めた著者に迫り来る、尾行、嫌がらせ、脅迫……包囲網をかいくぐって国民に原発の危険性を知らせるには、ノンフィクション・ノベルを書くしかなかった!
目次
第1章 選挙の深奥部
第2章 幹事長の予行演習
第3章 フクシマの死
第4章 落選議員回り
第5章 官僚と大衆
第6章 ハニー・トラップ
第7章 嵌められた知事
第8章 商工族のドン
第9章 盗聴
第10章 謎の新聞記事
第11章 総理と検事総長
第12章 スクープの裏側
第13章 日本電力連盟広報部
第14章 エネルギー基本計画の罠
第15章 デモ崩し
第16章 知事逮捕
第17章 再稼働
第18章 国家公務員法違反
終章 爆弾低気圧
コメント( 2 件)
こあら 2013-10-21 10:22:05
この本をたくさんの人に読んでほしい。もんじゅに拘る原子力ムラの人たちは、まるで、神風がふいたら、日本は勝つと思っていた人たちとかわらない。ホメオスタチスの法則のまま現状を変えないでいる事は危険極まりない。
津田沼タケサン 2013-10-04 19:33:22
感想です。ドキュメンタリー映画のように、原発賛成、反対双方の立場を問わず無視できないような情報にアクセスできます。
著者略歴に、東京大学法学部卒業、国家公務員1種試験合格、現在、霞ヶ関の省庁に勤務とありますが覚悟の上の内部告発だと思われます。
それだけに場面場面でのデテールに圧倒されます。原発再稼動へ邁進する原子力ムラと、それを支える選挙民は、ここに描き出される「喜劇的」な、恐怖の帰結に目を瞑ってはならないと思います。
オリンピック騒ぎに浮かれていた日本人達がいかに能天気であったことか。受けねばならない「罪と罰」を思い知らされる日がこないよう祈るばかりです。
◇
原発ホワイトアウト
http://ameblo.jp/n-kan-blog/entry-11631304763.html
2013-10-08 菅直人オフィシャルブログ
訪米中の飛行機の中で「原発ホワイトアウト」(講談社)を読んだ。原発再稼働に反対する知事を陥れる工作など原子力ムラの実態が赤裸々に書かれている。過去に福島県知事に対して現実にあったことだ。私が総理の時の「海水注入を中止した」という嘘のキャンペーンも、原発ゼロを言い出した総理をやめさせる狙いで原子力ムラが仕組んだもの。知事に対する謀略と同じだ。
また「電力連盟広報部」と本の中で名付けられた部署がマスコミを監視し、圧力をかける姿も生々しく書かれている。事実、原発事故が発生した3・11の時点で勝俣東電会長がマスコミ関係者を中国で接待旅行に連れて行っていたこととも符合する。ネット上で電力業界を擁護し、また反対者には組織的に罵詈雑言を浴びせるための組織も紹介されている。私の知ることと共通する点が多い。
著者は現役官僚とある。確かに官邸や経産省、原子力規制委員会の内情に詳しい。事実だとすれば原子力ムラに詳しい官僚の内部告発とも受け取れる。
アメリカでも原子力産業の力は強い。しかし、ヤツコ前NRC委員長の様な良質な原発政策批判が広がっている。ニューヨーク州にあるインデイアン・ポイント原発の50マイル圏内には世界の金融センターの中心があり、2000万人が住んでいる。建設から40年近くたった古い原発。ニューヨークでも稼働延長を認めることに対する反対が強まっている。
◇
原発ホワイトアウト
http://www.kakehashi.or.jp/?p=9181
9月 28th, 2013 · 7 Comments チェルノブイリへのかけはし
話題の新刊をチラチラよみはじめました。
これほどとは。
経産省、電力会社、国会議員の三位一体ぶり。
落ちた議員に客員教授の生活の口と名誉を与えて、犬にして、議員になったときは、電力会社のために働く。
それも、与野党たがわずに。
恐ろしい。
ここまでとは。
反原発があっというまに覆されて、「なんで?原発事故の究明も終わらないうちに再稼働なわけ?」
の理由が語られています。
彼らの標的は新潟県の泉田知事だったとわかります。
検察もグル。
私たちの逃げ場はない。
泉田知事、難しい駆け引きに入っています>>
http://mainichi.jp/area/niigata/news/20130927ddlk15040320000c.html
知事一人では、限界があるでしょう。
いくら、私たちが原発反対で何十万人集まってデモしても止められない。
間接民主主義だから、議会の中の議員を抑えている勢力が勝つ。
与野党含めて。
民主党がなぜ、あのようにふぬけていたのか、よくわかりました。
そして、日本をコントロールできていると勘違いしている官僚や原子力産業の人たち、政財界。
これは‥。
普通のやりかたでは、とまらない。
県民投票条例、制定してくださいと、署名を集めるだけじゃダメなんた。
その議会の勢力がどんなふうにひっくりかえっても、県民直接投票させるところまで持って行かないと。
北海道の泊原発道民投票条例を絶対阻止した、そのすごさ。
自民党と公明党で絶対に廃案になるところ、まさかの創価学会の突き上げて公明党は、条例推進に。
そのとき、横路知事が議会工作してたったの1票差で、廃案にした。
つまり、すでに廃案にきまっていたものを、まさかの時のために、横路知事に反対できないように失策をかませてあった。
それで彼自身が馬脚をあらわしてしまった、でも、それでも、騙された主婦グループは「本当は止めたかったかわいそうな知事さん」と慕い続けた。
そのあと、私たちの保養運動は、旧社会党系の市民運動からものすごいバッシングされた。
私の中で憎悪にも近いものが残っているけれど、そういうことを実際に手をくだすのは、自民党じゃなかった。
運動の中を割るように、運動関係者に批判させる。
それができるのは社会党系の運動体。
私も首をかしげていた。
なぜ、自民党が、チェルノブイリの子を北海道につれてくるな!と言わなかったのだろう。
ああ、そういうことか。
裏で、原子力産業とみんなつながっていたんだね。
そうだとは思っていたけれど、やり口がはっきり理解できた。
そして、本当にお金のかかる政治にしておくことで、お休みにゴルフ三昧できるような世襲議員がぬくぬくと利権のさやの中で、生き抜ける
恐ろしい国でありつづけた。
すべては、官僚によしなと、まかせ。
原発事故が起こったから見えたけれど、この国、このままでいくのか?
うなりました。この本。
いえ、正しくは、うなされます。
毎晩見ている悪夢とまったく同じ。
霞が関の雲の上からみたら、国民は、虫けらのよう。
IQが高いとか低いとか、そんな陳腐な頭で考えた原子力産業網。
この小説の最後は、「カエルのツラにションベン」という情けない日本の末路が描かれています。
幼稚で未開な国に生まれた私たち、そして子供たち。
それでも
風立ちぬ、イザ!生きめやも!
おそらく、また原発のトラブルがおき、国がつぶれるでしょう。
でも、庶民たるもの、金がなくても助け合って生きろ!
いつか、本物の風が吹く。
生きて生きて生き抜いて、このシロアリたちを追い出すまでは、墓場には行けん!
主婦的な言い方で言えば、シロアリというより油断したら繁殖し続ける、風呂場の黒カビ。
(ここに描かれていない、医学界へのアプローチ、農業界へのアプローチ、そして、マスコミ班。
いちばん知りたかった山下登場ネタがありませんでした。事故後すぐに経産省の職員と一緒に入ったと。)
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