http://www.asyura2.com/13/genpatu34/msg/326.html
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原発の再稼働を許さない さよなら原発! 11.10 九州沖縄集会
http://bye-nukes.com/
呼びかけ文
http://bye-nukes.com/images/call.pdf
福島原発事故の収束も事故の原因究明も全く不十分なまま、
原発の運転再開に向けた動きがなし崩し的に進められています。
原子力規制委員会は原発の新たな規制基準を決定し(7月8日から施行)、
これに伴い九州電力、四国電力、関西電力、北海道電力など
4つの電力会社が計12基の原発で再稼働のための申請を行いました。
規制委員会の田中俊一委員長は「世界一厳しい基準作りに取り組み、
狙い通りのものができた」と胸を張りますが、実際は欧米の基準より劣り、
フィルター付きベントや免震重要棟の設置に猶予期間を設けるなど、
実体を伴わない「安全神話の復活」と言わざるを得ません。
今年2月、政府の地震調査研究推進本部は
川内原発周辺活断層評価を大きく見直しました。
それによると活断層の長さは九電評価の2倍以上、エネルギー規模では
約10倍にもなるM7.5という大地震の可能性が指摘されています。
規制委員会もこうした指摘を無視するとができず、7月23日、地震調査委員会の
報告を考慮し、地震動の「再評価」を九州電力に指示しています。
玄海原発も川内加圧水型であるため、肉厚1.3mmしかない
蒸気発生器細管の破断から大事故に至る弱点を持っています。
実際、1991年には関西電力美浜原発2号機で
蒸気発生器細管がギロチン破断するという大事故を起こしています。
その後、改造された蒸気発生器(三菱重工製造)を設置したはずの
米国カリフォルニア州にあるサンオノレ原発は、
細管に「異常な摩耗」が見つかり廃炉が決定しています。
そもそも、一基の原発に使われる配管は総延長で約120q、
総数で約5万本に達します。
その配管が1か所でも壊れば大事故至ります。
日本の西に在る九州原発で大事故が起これば、偏西風ため
九州だけでなく日本全体に放射能を降らせることになります。
原発の再稼働は、新たな巨大リスクと処理しようのない放射能を生みだし、
将来世代に負の遺産押つけること他なりません。
しかし今、政治も電力産業も事故に対する何らの反省を見せることなく、
再び 3・11以前に戻ろうとしています。
政府は年明け早々にも原発再稼働の許可を出すと思われまが、
私たちはこの流 れを何としても押止めたいと思ってます。
そのめにもこの秋 、電力の大消費地であり、九州電力の本店がある福岡市で
数万人規模の大集会を実現させたいと思ってます。
以上の趣旨をご理解いただき、是非とも「呼びかけ団体」として、
この運動を支えていただきますようお願い申し上げます。
集会呼びかけ人メッセージ一覧
http://bye-nukes.com/message/kojinlist.php
集会呼びかけ団体メッセージ一覧
http://bye-nukes.com/message/dantailist.php
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<参照>
原発の安全とは何か〜九電と規制委 50時間の議論〜
http://www.asyura2.com/13/genpatu34/msg/114.html
原発の安全とは何か〜九電と規制委 50時間の議論〜
http://www.youtube.com/watch?v=_RN1V3MMVa0
8月15日、原子力規制委による九州電力に対する審査会合が行われた。
九電の想定する最悪事故シナリオとそれに対する対処が論議されている。
九電は、全電源喪失に加え、循環水パイプの一部が破断した場合、
メルトダウンしている圧力容器への注水は一切諦め、格納容器の底に水を溜め、
メルトダウンし、メルトスルーして落下してきた核燃料を受け止め、
冷却するのが、最善の策だと述べている。
圧力容器への注水を一切諦めるという“潔さ”には、
誰しも度肝を抜かれるだろう。
それが正しいのなら、それで良いのだが、
果たして正しいと言えるのだろうか。
しかも、メルトスルーして落下してきた核燃料が、
格納容器底の水と接触した時には、水蒸気爆発が起きるのだが、
1.格納容器がその水蒸気爆発に耐えられるのか?
更には、落下してきた核燃料は2800度もの高温だ。
2.格納容器底を更に突き破るのではないか?
この2つの疑問は正当な疑問だと思うが、
それに対して納得できる回答が為されたとは思えない。
原発の安全とは何か〜九電と規制委 50時間の議論〜
http://www4.nhk.or.jp/chihouhatsu/x/2013-10-07/21/18553/
第9回 原子力発電所の新規制基準適合性に係る審査会合(平成25年8月15日)
http://www.youtube.com/watch?v=N5CuZQ1RHUQ
議事録
http://www.nsr.go.jp/activity/regulation/tekigousei/data/20130815r.pdf
(17分過ぎから)
第9回 審査会合 8月15日
新基準では最悪の事態を電力会社が自ら想定し
その具体的な対策も自ら示すことが義務づけられています。
「大破断LOCAでECC注入失敗で格納容器スプレー注入失敗と
この3つを重ね合わせた事象が最も厳しいと判断いたしまして」
<九州電力による最悪事故想定>は
・電源喪失(外部電源と非常用発電機共に)
・循環水パイプの一部が破断
・その結果メルトダウン
<九州電力による対策シナリオ>は
非常用ポンプは炉心に直接給水できるが、
炉心に給水してもメルトダウンを
食い止められない可能性があり注水が無駄になる
格納容器の底に水を溜め、メルトスルーした核燃料を受け止める
「格納容器に対して対策を採らないのか」と規制委が何度も問いかけても
「炉心溶融後は炉心に対して一切の作業は記載されていない」のかとの
規制委の最終的な質問にも
「この事象で選べる運転手順としてはないということです」と回答
後藤政志氏は
「一体これはどういう状態かということが現実には分からないことが多い。
仮定とはいえ炉心溶融してしまったから
もう仕方がないという割り切りは逆なんです、方向がね。
炉心溶融してしまったら冷やすための手立てを徹底的にやるんです」
佐藤暁氏は
「想定がきれいすぎるということですね。
うまくいくシナリオを構築するためだけのチームが作業するとこうなる。
水蒸気爆発については規制委も審査の中で指摘している
「水蒸気爆発の可能性は極めて小さいと判断していますけれど
これについての根拠の説明をどうするつもりなのか」との問いに対し九電は、
「これまでの実験において想定される溶融物の実験の結果から
大規模な水蒸気爆発が実機で起こる可能性は十分に小さかろうと」
メルトダウンしメルトスルーして落下した核燃料は2600度
内部では更に発熱が続いている
格納容器の底を更に侵食し、突き破る恐れもある
メルトダウンしメルトスルーして落下した核燃料が
格納容器底の水に接触した瞬間、水蒸気爆発が起きる
水蒸気爆発により格納容器が破損する可能性もある
佐藤暁氏は
「とにかく規制委側に提出するための美しいストーリーに沿った
『だから大丈夫です』というようなものを
作ることに心血を注いでこうなっている。
普通の人からみるとこれは余りにも虫が良すぎるのではないかとか
楽観的すぎないかと思うところがたくさんあっても
これはしようがない」
原子力規制委は原子炉への注水を行わないということを
誰が判断するのか責任者が明確でないことも指摘
「この判断は原子炉容器破損防止を諦めるという重大な判断だと思うので
現場任せの、どこでどう判断するかよく分かりませんということでは
実際の場所で、どの程度の判断をされるのか分からないので
どうも審査しにくいところがあります」
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