イタリアから輸入したジャムからセシウムが検出。チェルノブイリ原発事故の影響がいまだ大きいことを示しています…
http://nekotoenpitu.blogspot.jp/2013/10/italiajam.html
2013年10月20日　ずっとウソだった

久しぶりのブログ更新となりました。
今日紹介する記事は、イタリアから輸入されたジャムからセシウムが検出されたというニュースです。

伊から輸入のジャム セシウム検出
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20131018/k10015394591000.html
NHK NEWSWEB　10月18日 21時39分

東京・渋谷区の輸入会社がイタリアから輸入したブルーベリージャムから、食品衛生法の基準値を超えるセシウムが検出され、渋谷区が１８日、この会社にジャムの回収を指示しました。

商品の回収が指示されたのは渋谷区の食品輸入会社、「ＭＩＥＰＲＯＪＥＣＴ」が去年９月にイタリアから輸入したブルーベリージャムです。

東京都によりますと、墨田区の食品スーパーで販売されていたこのジャムを、東京都健康安全研究センターが１８日検査したところ、食品衛生法の基準値を超える１キログラム当たり１４０ベクレルのセシウムが検出されたということです。

このため、渋谷区は会社に対してこれまで販売した５０００個余りのジャムを回収するよう指示しました。

会社側は回収する意向だということです。

東京都は２７年前の１９８６年に旧ソビエトで起きたチェルノブイリ原発事故の影響で、ジャムからセシウムが検出した可能性があるとみていて、購入した人たちに対して食べずに返品するよう呼びかけています。

こういう情報を見たとき、管理人はまず一次情報を確認します。

基準を超える放射性セシウムを検出したブルーベリージャムについて−東京都保健福祉局
http://www.fukushihoken.metro.tokyo.jp/hodo/saishin/pressshokuhin131018.html

<引用ここから>

1　違反食品及び検査結果

(1)　違反食品　

ア　商品名　フィオールディフルッタ　オーガニック　フルーツスプレッド　
ブルーベリー
イ　名称　有機フルーツスプレッド
ウ　形態　瓶詰め（250ｇ）
エ　賞味期限　2015．10．17
オ　原産国　イタリア
カ　輸入者　ＭＩＥ ＰＲＯＪＥＣＴ株式会社
代表取締役社長　デューコ Ｂ.デルゴージュ
東京都渋谷区松涛1−5−1
キ　輸入数量　5,184個（1,296Ｋｇ）
(2)　検査結果

ア　収去検査実施　墨田区保健所
イ　検査実施機関　東京都健康安全研究センター
ウ　検査結果　基準値を超える放射性物質（セシウム134とセシウム137の合計）を検出

検査結果（Ｂｑ／Ｋｇ）
セシウム134 セシウム137 セシウム合計 食品衛生法の基準値
ＮＤ 140 140 100

※「ＮＤ」とは、検査実施機関の分析による検出限界未満を示します。

(3)　違反内容
食品衛生法第11条第2項違反

＜引用ここまで＞

ベリー類はセシウムを吸着しやすいこともチェルノブイリ原発事故のデータで判明しています。そして、未だに基準値を超える数値が検出されていることを改めて知りました。

◆管理人より

チェルノブイリ原発事故は１９８６年４月に起きています。
およそ３０年たった今でも、食品からは基準値を大幅に超えるセシウムが検出されることがわかりました。原発事故の影響は甚大であると改めて感じました。

こういうニュースが流れても、Amazonやケンコーコムなどでは、まだまだ販売しているようですね…

自分の身を守るためにも、情報をきちんと知り、どうすればいいのかを調べたり、考えていくことが大切だと痛切に感じました。

関連記事
ブルガリア産ブルーベリー　同じ商品3つが全て基準値100ベクレル超え〈週刊朝日〉　
http://www.asyura2.com/13/genpatu34/msg/250.html

コメント
01. 2013年10月20日 16:53:52 : vkw3U9boEw イタリア製トマト缶詰というのも原料は中国産なんてことが「多いようだから、 イタリア製品は基本的に要注意なんじゃないかな。 ファッション物だって中国産にしておいて以前と同じ値段にしているところが多いし。 フランスのエスカルゴだって何十年も前から東欧産だし。
02. 2013年10月20日 17:00:11 : rsrhnlKyfk 20年位前のイタ飯ブームって、チェルノの影響で売れなくなったパスタとかを日本に売り込む為に起こしたんだよね、今更なんだって感じ。
03. 2013年10月20日 17:06:05 : X8K3Jt2Lhg ＞セシウム134 セシウム137 ？ 福島由来でもないのにセシウム１３７？？
04. 2013年10月20日 19:20:10 : SuQ0hENY4U 03> なにか変ですか？ 半減期２年のセシウム134が出ていないんだから、福島由来じゃないよね？
05. 2013年10月20日 19:34:42 : z6YjwJR9Y6 まさか福島産をイタリアで加工して輸入とか無いよね。
06. 2013年10月20日 21:51:12 : ucXeZIHNBE 値段の高いスーパーでアメリカ産の３倍くらいする生ブルーベリーを購入したらチリ産だった。一方、値段の安いスーパーでブルーベリージャムが大きな１瓶が３００円ほどで売られていた。
07. 2013年10月20日 23:26:05 : 1geRdsjJSg 2.5年で安全安心を唱えているところに25年しても汚染が続く事態が明らかになった。ということかと。
08. ムジ 2013年10月21日 01:01:27 : eYJwrttOLX3Fs : ABuV4eZS9M なぜこういうことが起こりうるか。理由は単純です。ＥＵ法による食品中の残留放射能の最大許容値は、600 Bq/kgと日本のそれの６倍の値だからです。このイタリアから輸入したブルーベリージャムからは、140 Bq/kgの残留放射能（セシウム134とセシウム137の合計）が検出されたそうですが、この程度ならば、ＥＵ域内ではまったく問題なく流通できます。 この問題は規制値を超えた作物の補償と関係します。ＥＵでは規制値を超えた作物は国が買い上げて農業者に経済的被害が及ばないようにしています。したがって、規制値を低くしすぎると国の負担が大変です。問題は日本政府がそういったことをやっているかどうかです。やっているとすれば、ＥＵの規制値の１／６というような低い値に設定すると国の負担が大変なはず。もしやっていないとすれば、国の負担は関係なしで、規制値が低いことによって泣くのは農業者ということになります。したがって、この問題は、規制値の大小による医学的問題と上記の補償問題という経済的問題が絡んでいます。 日本政府が規制値を超えた作物を買い上げて農業者に補償をしているかどうかをどなたかご存知ですか。
09. 2013年10月22日 19:37:12 : 7wJCqOq2nZ 放射能犯罪幇助機関犬HKの本報道は、 「（我が国の放射能体内被ばく促進政策上、目障りだから）外国品など買わずに日本の放射能食品を大いに食べなさい」 という放射能犯罪政権御用達の宣伝ってわけだな。嘲笑
10. 2013年10月22日 19:52:30 : 7wJCqOq2nZ 国民の食品に対する自己防衛に手をやく放射能犯罪政権とその御用機関の犬ＨＫなどマスゴミは、今後外国食品を悪者に仕立て上げ日本の放射能食品を食わそうって作戦に出てくるつもりだな。 まぁ連中のいつもの薄汚い手口だから別段驚かないけどな。笑 いずれにしても日本産食品はそれこそ放射能だらけなのは間違いない。当たり前だ、ついさっき人類史上最悪の原発４連発大爆発したうえ、今も放射能絶賛大放出中の国なんだからな、日本は。 なので、みな放射能犯罪者機関の外国品悪者作戦の宣伝に目先を逸らされないようにな。笑

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