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小泉元首相が講演 「原発安全神話信じない」
http://news.tbs.co.jp/newseye/tbs_newseye2031662.html
現在の自民党の方針に反する原発ゼロ発言が物議を醸している小泉元総理ですが、16日、久々にカメラの前で講演しました。「安全神話はもう信じない」。小泉節を連発しながら、脱原発を重ねて主張しました。
15日夜、東京・赤坂。
Q.脱原発発言の真意は?
「真意は変わらないよ」(小泉純一郎元首相)
記者の質問にこう答え、車に乗り込んだ小泉元総理。そして16日、久々にカメラの前での講演を行い「原発ゼロ」への思いを熱く語りました。
「原発ゼロなんて無理だなあと、無責任だという声が強いですね。しかし、私なりに勉強した結果そうではないと」(小泉純一郎元首相)
小泉氏は今年8月、フィンランドにある「オンカロ」と呼ばれる放射性廃棄物の最終処分場を視察。地下400メートルの地点に、放射性廃棄物を10万年保存するというこの施設を見て、「原発ゼロ」への思いを強くしたといいます。
「日本がね、400メートル地下掘ったらね、水が漏れ出るどころじゃないです。温泉出てきますよ。原発ゼロにしろという一番の理由。まず一番の理由はね、処分場がないということですよ。そういう安全神話、コストが一番安いということを信じる人はほとんどいないでしょう。私もう信じませんね」(小泉純一郎元首相)
東日本大震災の直後から「原発をゼロにしないといけない」と考えていたという小泉氏は、次のように呼びかけました。
「もし政府・自民が、やっぱり原発ゼロにして政治的な方向を出せばね、国民はね、おおかたの国民は協力してくれるんじゃないか」(小泉純一郎元首相)
そして、講演後・・・。
Q.自民党内から批判的な意見もあるが?
「批判は自由だからね」(小泉純一郎元首相)
小泉氏は原発ゼロを掲げて新党を作る考えは「毛頭ない」と語りましたが、改めて波紋が広がりそうです。(16日17:37)
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