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「秋場龍一のねごと」ブログ
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「身長が1センチも伸びていない小学生が多い」いわき市の元教員が発言
7月15日、福島県いわき市で「小児科医からのメッセージ 〜放射能と子ども・いのち・みらい〜」という講演会が開かれた。
講師は石川県能美市の「よしだ小児科クリニック」院長の吉田均医師。
吉田氏は当ブログで紹介した『被害報告 チェルノブイリ被害の全貌』の翻訳に参加した人だ。
そして、この講演会に参加したひとりの女性の発言が衝撃的だった。
その発言者は昨年度まで福島県いわき市で小学校の教員をしており、震災以降「子どもたちに体調の変化がすごくあった」と言うのだ。
たとえばそれは以下のような趣旨の発言である……。
「子どもが鼻血を出すのは、震災前まではタラ〜というものが、震災後はドバ〜という感じになり、同じ子が何度も流すようになった」
「毎年3回の身体測定があり、昨年度は体重が増えていない、身長が1センチも、1ミリも伸びない子もいたかな」
「こういうことは(教員の)わたしから見ると異常」
さらに驚いたのは、他の教員たちと、こういう子どもの異常な実態を共有できずに、「タブーになっている」ということだ。
この職員室の風景は、まるで日本社会の負の縮図ではないか。
とにもかくにも、一刻も早く、福島をはじめ、東北、関東、北陸、中部など、福島原発由来の放射性物質が飛んできた地域の子どもたちの体調や症状をしかりと把握しないといけない。
安倍首相が五輪招致の演説で「健康問題については今までも現在も将来も全く問題ない」などと、トンデモ発言をしているあいだに、子どもたちの身体が日々、放射能によって蝕まれている。
国や地方自治体に、子どもや住民の健康状態の徹底した調査を求めるとともに、民間でも地域住民や教員、医師などが積極的に関与しないと手遅れになる。
もはや時期を逸したかもしれないが、それでもいまからでも、なんとかしないと……。
でないと、ごく近い将来、絶望的な後悔が待っている。
▼教員の発言は1分27秒あたりです!
http://www.youtube.com/watch?feature=player_embedded&v=oL75JJqfZTY#t=327
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