http://www.asyura2.com/13/genpatu34/msg/187.html
Tweet |
「福島の原発事故による日本国民への 直接的な健康リスクあるいは健康被害は無いとみております」UNSCEARレポート10/1ドイツ放送(日本語字幕)
http://kiikochan.blog136.fc2.com/blog-entry-3324.html
2013-10-11(21:53) みんな楽しくHappy♡がいい♪
ドイツ在住の方が、ニュース番組を直接日本語訳をして字幕の動画を作って下さいました。
日本にいては知り得ない貴重な情報を提供して下さって、とても感謝しています。
日本に住む者としては、あまりにも日常が原発事故前と何も変わっていないかのようなので、
だんだん神経が麻痺してきているところがあると思います。
本当の日本は今、こうなのだという事を海外からの目を通して、
2年7カ月目の今日もう一度再認識したいと思います。
是非ご覧ください。
福島の汚染水は海に流出し続けている。
専門家によれば、メルトダウンした3つの炉心の修復は最低でも40年はかかると予測されている。
そんな中、突然の朗報が舞い込んできた。
原子放射線の影響に関する国連科学委員会(UNSCEAR)
ドイツ支部長のヴォルフガング・ヴァイス氏はこう話す。
「統計的には、福島の原発事故による日本国民への
直接的な健康リスクあるいは健康被害は無いとみております」
我々がUNSCEARに問い合わせたところ、誰も口を開こうとはしなかった。
それには理由があるようだ。
アレックス・ローゼン博士:
私たちの手元にある、10月に公表される(まだ未発表の)UNSCEARによるレポートは、
(福島原発事故による放射能の影響を)無害化しようとするものであり、
私たちはこのレポートを批判的にみています。
そう語るのはアレックス・ローゼン博士だ。
彼は長年にわたって、子どもと次世代への放射線リスクを中心に研究をしてきた医学者であり、
放射線の専門家でもある。
現在は核戦争防止国際医師会議(IPPNW)のドイツ支部メンバーである。
アレックス・ローゼン博士:
日本政府は良くないとわかりながら、国民をパニックに陥らせないよう、
子どもたちにヨウ素剤を配布しなかった。
子どもが放射性ヨウ素を浴びることで、甲状腺がんの発症リスクが高まることは分かっています。
そして現在、私たちの予測よりもはるかに多くの甲状腺がんが検出されています。
集団スクリーニングにより、福島県に住む数多くの子どもたちから甲状腺異常が発見された
だが公には、集団スクリーニングでは何かしら検出されるものであるとされている。
果たして、統計の枠組みに全てを当てはめて良いのだろうか?
アレックス・ローゼン博士によれば、UNSCEARがまとめたレポートには
様々な誤った推定があるという。
アレックス・ローゼン博士:
たとえば、「胎児、つまりまだ母体の中にいる子どもは小児と同様に放射線に敏感である」
と彼等は断言しています。
しかし、これは放射線生物学の見識には全く当てはまりません。
当然、胎児の方が放射線にもっと敏感です。
胎児の生体組織や細胞の分裂スピードはとても速く、
またそのために放射線と変異に関してはとても敏感なのです。
我々はグライフスヴァルト大学のヴォルフガング・ホフマン教授(疫学)と会った。
彼も専門家として、このレポートに疑問を抱いており、
さらにチェルノブイリ事故の時と同じような"無害化"が見て取れるという。
ヴォルフガング・ホフマン教授:
いま、未来を予測することも、特に将来リスクが無いなどという事は非常におぼつかない考えだ。
リスクが無い、そんなことは絶対に言えないだろうが、癌の発生率は確実に高くなるだろう。
ホフマン教授はこのUNSCEARのレポートにより、
次のようなことが起こり得るだろうと見通している。
批判するものはパニックを先導したとして、公に罪に問う事ができる。
また、補償請求の訴えを予め抑止することもできる。
ヴォルフガング・ホフマン教授:
もちろん、UNSCEARには
様々な方面から強い圧力がかかっているということを軽視するべきじゃない。
それはそうと当然、批判的立場を取る多くの専門家たちには、
このUNSCEARに加入するチャンスすらないだろう。
アレックス・ローゼン博士:
UNSCEARにいる多くの科学者は、各国の原子力機関、原子力規制機関、
世界中で原子力を促進するIAEO(=IAEA、国際原子力機関)などでキャリアを積んだ者や、
原子力発電所をつくり、運営することで成り立っている企業のメンバーなのです。
任せるべきではないもの達に委ねてしまったのだろうか。
それとも、全会一致でレポートをまとめた72人の国際的専門家たちよりドイツ医師の方が賢明なのだろうか。
しかしどうやら、UNSCEAR内でも"全会一致"ではなかったようだ。
我々はUNSCEARのベルギー支部がレポート承諾のサインを一度断ったという記事を見つけた。
内部の対立でもあったのだろうか。
我々はベルギー支部長ハンス・ファンマルケ氏に話を聞こうとしたが、
一切の情報を得ることはできなかった。
が、その報道を取材した記者に話を聞く事が出来た。
記者:
UNSCEARのあるメンバーは、
「あのレポートはフクシマ事故の余波を無害化するように書いたものだ」と私に言いました。
さらに、まるでチェルノブイリの研究と経験がなかったようなふりをした事も話していました。
それについては議論がなされていたようです。
この証言はもうひとつの事実に合致する。
レポートのデータの大部分はWHO(世界保健機関)が提供している。
WHOは50年前に交わされた国際原子力機関との契約に基づき、
放射線による健康リスクに関する報告の自由を制限されているのだ。
アレックス・ローゼン博士:
現在のWHOには、放射能による健康リスクを扱う部門は存在しない。
WHOはその一切を国際原子力機関の見識と専門性に委ねているのです。
しかし、以前はWHOにも研究部門が設けられていたという。
イギリス人放射線生物学者キースペーパーストック氏は、
以前WHOで放射線リスクについての研究を行っていたが、
部門は理由を告げられることなく2001年に閉鎖されたのである。
ペーパーストック氏はフィンランドへの転勤となり、
現在はそこで研究を続けているという。
彼に話を聞いた。
キースペーパーストック氏:
国際原子力機関IAEAは私の研究結果を喜んではいませんでした。
ただし、ジュネーブ本部のWHOにコントロールはされていませんでした。
私たちの部門は独立していたのです。
WHOは基本的に公表されるものに関して、あまり口出しすることはありませんでした。
しかしそれを快くは思っていなかったと思います。
阻止された研究?
野心を持った専門家?
無害化
チェルノブイリのように、
何も学ばないのか、それとも学ぼうとしないのか
ーーー
このドイツのニュースを見ていて、
そういえば、確か誰かが「そろそろUNSCEARが報告書を出す」と言ってたな・・・
そんな言葉を書き出したな・・・と、思いました。
白石草さんがおっしゃっていました。
甲状腺がんは「多発」じゃないのか?白石草さん8/29(文字起こし)
http://kiikochan.blog136.fc2.com/blog-entry-3227.html
アンスケア(UNSCEAR)などが出している情報で、
「福島では健康被害は出ない」という報告が9月にね、国連で提出されますけど、国連総会で。
それは多分大々的に報じられると思いますし、
WHOが1月に「癌が増える」っていうふうに報告を出した時に、
思いっきり政府が否定してマスメディアもそれについて批判的な態度をとっておりましたけれども、
そういう意味では「庶民感覚としてはおかしいだろ」っていうふうに、
だから裸の王様的な感じなんですけれども、
どうもですね、とりわけ科学部の記者の方は、政府あるいは権威ある先生方が言っている事に対して、
本当に疑うというふうな気持ちは、どうも1ミリも無いみたいで、
で、ですね、よっぽどなんか、もう決定的だっていうなんかそういう・・・
私から見るとすごく多いと思いますけれど、庶民感覚と違うので、
とにかくしばらくは、「被害は全くない」と信じている報道は引き続き続くだろう
というふうには感じております。
<追記あり>
アナンド・グローバー報告に対する日本政府の血も涙もない非常な反論とジュネーブでの外務省当日発言ブログ記事内
http://kiikochan.blog136.fc2.com/blog-entry-3060.html
アナンド・グローバー報告に対する日本政府の反論
2013年5月23日 日本政府コメント
WHO は、福島原発事故による健康リスクの評価を行い、
原発事故による追加被ばくが要因である疾病発症の増加は、検出可能レベルを下回るであろうと示唆した。
UNSCEAR も現在、原発事故が住民の健康に与える影響の評価を行っている。
日本政府は、適切な支援が本当に必要な人々に提供されるよう、引き続き対策を講じていく。
国連“福島第一原発報告書”取りまとめ延期
http://www.news24.jp/articles/2013/10/02/10237378.html
日本テレビ < 2013年10月2日 10:02 >
福島第一原発の事故による放射能の影響に関する報告書を、
今月下旬に取りまとめることにしていた国連の委員会が、汚染水の問題などを受けて、
取りまとめを延期することがわかった。
この報告書は、今月下旬に国連で福島第一原発の事故について議論が行われるのに向けて、
国連の科学委員会(UNSCEAR)が取りまとめを目指していたもの。
関係者によると、報告書の骨子では、
事故と直接結びつく健康への影響は「現在も今後もないとみられる」としている。
ただ、汚染水による地下水の汚染状況や海洋への影響などについて、
「さらに情報収集を進めて書き込むべきだ」という指摘が上がり、月内の取りまとめを断念したという。
報告書の取りまとめには27か国の研究者の同意が必要で、年内にまとまるかは不透明な情勢。
スパムメールの中から見つけ出すためにメールのタイトルには必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。
すべてのページの引用、転載、リンクを許可します。確認メールは不要です。引用元リンクを表示してください。