http://www.asyura2.com/13/genpatu34/msg/114.html
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原発の安全とは何か〜九電と規制委 50時間の議論〜
http://www.youtube.com/watch?v=_RN1V3MMVa0
8月15日、原子力規制委による九州電力に対する審査会合が行われた。
九電の想定する最悪事故シナリオとそれに対する対処が論議されている。
九電は、全電源喪失によるメルトダウン時に、
圧力容器への注水は一切諦め、格納容器の底に水を溜め、
メルトダウンし、メルトスルーして落下してきた核燃料を受け止め、
冷却するのが、最善の策だと述べている。
圧力容器への注水を一切諦めるという“潔さ”には、
誰しも度肝を抜かれるだろう。
それが正しいのなら、それで良いのだが、
果たして正しいと言えるのだろうか。
しかも、メルトスルーして落下してきた核燃料が、
格納容器底の水と接触した時には、水蒸気爆発が起きるのだが、
1.格納容器がその水蒸気爆発に耐えられるのか?
更には、落下してきた核燃料は2800度もの高温だ。
2.格納容器底を更に突き破るのではないか?
この2つの疑問は正当な疑問だと思うが、
それに対して納得できる回答が為されたとは思えない。
原発の安全とは何か〜九電と規制委 50時間の議論〜
http://www4.nhk.or.jp/chihouhatsu/x/2013-10-07/21/18553/
第9回 原子力発電所の新規制基準適合性に係る審査会合(平成25年8月15日)
http://www.youtube.com/watch?v=N5CuZQ1RHUQ
議事録
http://www.nsr.go.jp/activity/regulation/tekigousei/data/20130815r.pdf
(17分過ぎから)
第9回 審査会合 8月15日
新基準では最悪の事態を電力会社が自ら想定し
その具体的な対策も自ら示すことが義務づけられています。
「大破断LOCAでECC注入失敗で格納容器スプレー注入失敗と
この3つを重ね合わせた事象が最も厳しいと判断いたしまして」
<九州電力による最悪事故想定>は
・電源喪失(外部電源と非常用発電機共に)
・循環水パイプの一部が破断
・その結果メルトダウン
<九州電力による対策シナリオ>は
非常用ポンプは炉心に直接給水できるが、
炉心に給水してもメルトダウンを
食い止められない可能性があり注水が無駄になる
格納容器の底に水を溜め、メルトスルーした核燃料を受け止める
「格納容器に対して対策を採らないのか」と規制委が何度も問いかけても
「炉心溶融後は炉心に対して一切の作業は記載されていない」のかとの
規制委の最終的な質問にも
「この事象で選べる運転手順としてはないということです」と回答
後藤政志氏は
「一体これはどういう状態かということが現実には分からないことが多い。
仮定とはいえ炉心溶融してしまったから
もう仕方がないという割り切りは逆なんです、方向がね。
炉心溶融してしまったら冷やすための手立てを徹底的にやるんです」
佐藤暁氏は
「想定がきれいすぎるということですね。
うまくいくシナリオを構築するためだけのチームが作業するとこうなる。
水蒸気爆発については規制委も審査の中で指摘している
「水蒸気爆発の可能性は極めて小さいと判断していますけれど
これについての根拠の説明をどうするつもりなのか」との問いに対し九電は、
「これまでの実験において想定される溶融物の実験の結果から
大規模な水蒸気爆発が実機で起こる可能性は十分に小さかろうと」
メルトダウンしメルトスルーして落下した核燃料は2600度
内部では更に発熱が続いている
格納容器の底を更に侵食し、突き破る恐れもある
メルトダウンしメルトスルーして落下した核燃料が
格納容器底の水に接触した瞬間、水蒸気爆発が起きる
水蒸気爆発により格納容器が破損する可能性もある
佐藤暁氏は
「とにかく規制委側に提出するための美しいストーリーに沿った
『だから大丈夫です』というようなものを
作ることに心血を注いでこうなっている。
普通の人からみるとこれは余りにも虫が良すぎるのではないかとか
楽観的すぎないかと思うところがたくさんあっても
これはしようがない」
原子力規制委は原子炉への注水を行わないということを
誰が判断するのか責任者が明確でないことも指摘
「この判断は原子炉容器破損防止を諦めるという重大な判断だと思うので
現場任せの、どこでどう判断するかよく分かりませんということでは
実際の場所で、どの程度の判断をされるのか分からないので
どうも審査しにくいところがあります」
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