http://www.asyura2.com/13/genpatu33/msg/876.html
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「東の風が吹くとき」
http://www.youtube.com/watch?v=fXUBVUdY-L8
「『直ちに影響はない』?
直ちに影響があったっぺ。
家族はバラバラ、村もバラバラ。
牛は殺せ、田んぼは作るな」
(高木達氏)
「今、福島という名前は、片仮名の『フクシマ』なんですよ。
“原発の事故で汚染された土地”という記号になってしまった。
その中で我々は生きているんだと、
それを全国の人に分かってもらいたい」
いわき演劇の会+いわきアリオス共同企画「東の風が吹くとき」
http://iwaki-alios.jp/cd/app/index.cgi?C=event&H=PAGE&dataID=01135
「東の風が吹くとき」いわき公演/東京公演 east-wind
http://east-wind.jimdo.com/
【東の風が吹くとき】演出家・高木達さんインタビュー
http://alios-style.jp/cd/app/index.cgi?C=blog&H=PAGE&D=00913
東の風が吹くときのブログ
http://ameblo.jp/i-eastwind/
「東の風が吹くとき」告知動画!いわき演劇の会
http://www.youtube.com/watch?v=vPB66f3vHU0
いわき演劇の会「東の風が吹くとき」 原発事故後の不条理を照らす喜劇
http://www.nikkei.com/news/print-article/?R_FLG=0&bf=0&ng=DGXBZO59196790S3A900C1000000&uah=DF270920114364
http://megalodon.jp/2013-1004-1820-30/www.nikkei.com/news/print-article/?R_FLG=0&bf=0&ng=DGXBZO59196790S3A900C1000000&uah=DF270920114364
福島第一原発の水蒸気爆発によって避難区域に指定された農村に留まり、
以前と変わらぬ暮らしをかたくなに守る老夫婦の物語。
米を作り、畑を耕し、牛を育てる。それまでのあたりまえの暮らしを
淡々と続けるのだが、出荷はできないし、牛は処分するよう指導される。
住むことも禁止。にもかかわらず、この夫婦は仮設住宅の名簿にも
現地の住民名簿にも記載されないいわば「幽霊」となって暮らす。
次々と示される挿話は絶望的だ。
どうやって生きていけばいいのか、天をあおぐような事態の連続。
脱サラして牧畜業を始めた男が牛を連れ去られる場面の泣き笑いが痛々しい。
北海道に流れていく息子夫婦の苦悩や岡山へ逃げる孫夫婦の姿には
一家離散の苦難が色濃く映る。
倉治は官房長官の「直ちに影響はない」との官僚的発言に怒り続ける。
家族も村もばらばらになった。
直ちに影響はあったではないかと語気を強めるのだ。
喜劇が鋭い悲しみに転じる作劇に、
この舞台を率いた高木達(とおる)(作・演出)の思いが込められていた。
飲めない牛乳は穴を掘って捨てるしかない。
ならば牛乳風呂を楽しめばよかったと、
苦悩を軽口にかえる人間の強さが笑いのなかから立ち上がってくる。
土に根ざした人間の地肌の輝きが原発事故の不条理を照らし出す。
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