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<福島143の山>線量地図完成 社会人山岳会2年がかりで
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20131001-00000047-mai-soci
毎日新聞 10月1日(火)15時0分配信
福島市の社会人山岳会「福島登高会」が福島県内の山岳地帯の空間放射線量の調査結果をまとめ、線量を4色に色分けした「福島県山岳放射線量マップ」を完成させた。東京電力福島第1原発事故後、同県山岳地帯の放射線量の濃淡が分かるよう地図化したのは初めて。9月末までに延べ143の山(立ち入り禁止区域を除く)を丹念に調べた結果で、放射性物質の流れと同様に、原発西側の阿武隈山地の線量が高く、吾妻、安達太良、磐梯、飯豊など内陸部は低かった。【藤原章生】
◇針葉樹林とやぶで高く
調査は2011年10月に開始した。会員が登山時にセシウムが放つガンマ線の測定器を携え、登山口や分岐点、頂上など一つの山で5〜10カ所の地点を選び、地表から1メートルの高さで5回測った平均値を出した。今回地図作製で使ったのは、各山で最も線量の高かった地点のデータ。
線量が最大だったのは飯舘村と伊達市の境界にある「虎捕山(とらとりやま)」で、国が一般人の被ばく線量の上限とする毎時0.23マイクロシーベルトの29倍に当たる毎時6.6マイクロシーベルトだった。これに二本松市などの境界線にある「日山(ひやま)」5.2マイクロシーベルト▽いわき市の「猫鳴山(ねこなきやま)」5.1マイクロシーベルト▽田村市の「鎌倉岳」5.1マイクロシーベルトが続く。原発の北西方向が高く、南西方向でも一部の山で高くなっている。
同じ山の11〜13年の線量の減少傾向を見ると、山頂や尾根に比べ、谷あいはさほど減らないことも分かった。
調査を率いた福島登高会の和泉功さん(64)は「同じ山でも、針葉樹林帯とやぶが高い傾向にあった。中西部の山を見る限り、冬場は雪が深ければ夏の4分の1程度に減る。西部でもホットスポット的に高い山はあるし、減少傾向もさまざまだ。さらに調査を続けたい」と話している。
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