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被曝影響は遅れて、しかも一般的な疾病と言う形で出る。
福島第一原発事故の影響はたいしたことがないというマインドコントロールが相当に大掛かりにされていると思う。その陰には、自分たちの社会が健全で安心できるものだと思いたいという一般市民の欲求があると思う。
しかし、現実問題として、福島第一原発事故による低線量被曝の影響は相当程度にあることは確実だ。こういう根拠はたくさんある。事故直後の福島県内のモニタリングポストの観測データはバックアップ電源が付いていて津波後数日で取り出せたはずだが、現実にはバックアップ電源が付いていたことに気が付かずそのデータが解析されたのは1年以上後だとされる。とても真実だとは思えない。それこそ、こういった不合理なことは20や30すぐにでもあげることができる。
1985年以降の出来事を考えていくと、日本は原発の過酷事故が起こらずにも、低線量被曝により国土を世界の核廃棄物処分場として明け渡すようにシナリオを描かれ、その方向にどんどんと誘導されて来ていたと思える。
非常に簡単に述べると、ソ連がある間は、対ソ連工作のための資金の出所として日本を利用し、ソ連崩壊後は日本の技術や資金などの資産をむしり取り、その後は一気に社会をつぶしていくというシナリオが1985年以降はかなり分かりやすい形で展開されて来ていた。
対ソ連の工作資金は1980年代のバブルとその後のバブル崩壊でねん出された。その後は、インターネットの普及と公安警察による一般市民を使った情報網の構築、そして、入試不正による日本のエリート層の陳腐化と社会の広範囲な劣化が行われている。
特に、2007年からの自民党政権による郵政民営化への抵抗とその後の民主党政権下で起こった尖閣諸島をめぐる一連の事件は象徴的だ。自民党の一部の政治家は日本の富の決定的な部分が乗っ取られていくことに気が付き、それに対して抵抗したが、いろいろな形で貶められ、代わりに政権に付いた民主党はそういった郵政民営化の本当の意味さえ多くの政治家の方は分かっていなかった様子だし、岡田克也氏主導で尖閣沖中国漁船拿捕事件を起こさざるを得ず、結局、中国や韓国との国際関係を軋んだものにしてしまった。これにより、日本はアメリカ追従から脱却できなくなり、今ではめくら判よろしく、アメリカの意向を忖度するしかなくなっている。
しかし、アメリカはその間もずっと戦後から立案している戦略に基づいて世界支配を続けている様子だ。日本には、実業界から学会、政界に至るまでひも付きの人をどんどんと送り込んで、被曝の本当の影響がどのようなものをか明らかにしないような工作が戦後すぐから行われてきた。また、1985年以降は、本当に地震で原発事故が起こった場合、それを使って日本社会を壊滅させるための準備が進められてきたはずだ。
2011年の福島第一原発事故も、既にそういった準備されたところに起こった事故であり、情報コントロールをどうするかなどのシナリオ通りに動かされていったのだと思う。菅直人首相には多分現在でさえ、まともな情報は上がっていないだろう。
東北地方太平洋沖地震でその地震波にP波が記録されていなかったというのも、そういったシナリオが事前にできていたからだ。
圧力容器や格納容器は中の圧力が高くなると内部の放射性物質がいろいろなところから外部へ漏れだすという。特に格納容器については、人工的に内部の圧力を高めてどの程度の漏れが生じるかを試験している。だから、当然の結果として、原子炉建屋の上部の空間から放射性ガスを大気中へ排出する設備が作られている。福島第一原発事故の後、原子炉からのベント配管と原子炉建屋の空調のための配管が途中で一体化しているとされていたが、あれは空調のための配管ではなくて原子炉ベントと同じく、放射性のガスを地上から高い空間中へ排出するための配管だ。だからこそ一体化し、背の高い排出塔につながっていた。
何が言いたいかと言うと、初期被ばくは相当なもので、少なくとも福島県の浜通りや中通りの住民の方はかなりの被曝をされているだろうということ。そして、事故後開始された瓦礫の広域処理とかかなりの線量がある食品の全国流通などで全国的に相当な被曝が今どんどんされていると思う。
マイコプラズマ肺炎の流行などついて、例えば中国から飛来した粉じんの影響だとかいろいろなことが言われているが、どうも疑わしい。一番の原因は低線量被曝ではないだろうか。低線量被曝については、明確にこれは被曝の影響ですという症状は出ない。単に一般的な老化現象が出ることが多い。しかし、例えば染色体検査をすると被曝影響があれば染色体の形が崩れていることでそれがはっきり分かる。染色体検査結果を受検者本人の染色体の写真を示すことなく、単に文字情報で「異状なし」とすることで済ますのなら、それは相当程度にウソであると思う。
そして、そういったウソをつく側は多分それなりの見返りを得ているのだろう。しかし、確実に今のような状況が行きつく先は日本全体の崩壊だ。被曝影響についてきちんと明らかにしていくことが必要だと思う。
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