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被曝と染色体検査
本日9月27日のニュースウォッチ9で、福島県のある町の住民の方の御嬢さんが染色体検査を受け、その結果が昨日郵送されて来て、「原発事故による影響はありません」と言うようなことが書かれていたということをやっていた。セシウムの体内量はかなりあるという検査結果が染色体検査の前に出ていて、このこと自体が染色体検査で異常なしと出ることと矛盾すると思うが、それよりも、染色体検査の結果を単に文字情報、それも単に「異常はありませんでした」というような判定結果として伝えることに疑問がある。染色体検査は、実際に染色体の形を顕微鏡で見て形に異常が出ていないかを判定するものだ。染色体分析による線量推定(http://www.remnet.jp/lecture/forum/sh07_06.html)にそのことが載っている。染色体に出る異常の種類としては例えば、端部欠失、中間欠失、環状染色体などがあり、それらの図(図4 染色体異常(染色体型)の種類)も示されている。だから、普通に考えて、染色体検査結果としては、あなたの染色体の写真はこれで、異常が出ている見本と比べて同じような異常が出ていませんから正常です、というようにするべきではないだろうか。
僕がこのようなことを言わざるを得ないのは、大掛かりな世論工作、誤魔化しに常に接してきているからだ。医学的な検査結果が信頼できるとは限らないということを自分は自分の身近な例として何回か経験している。ともかく、今回の原発事故は色々なことが隠されている。だから、被曝影響についても大掛かりな隠ぺい工作がされているのは当然だと考えるべきだと思う。
染色体検査については、本来なら、患者の方と医師の方が直接面談して、染色体の写真を見ながら結果の説明がされるべきだと思う。更に言うなら、甲状腺検査の結果のソナー映像でさえ、情報公開請求をしないと患者本人が所持できない、または見ることができない現状を考えたら、染色体検査の結果が単なる「異状なし」という文字情報では信頼性はほとんどないとみなすべきだと思う。
そして、こうやって何となく「異常がない大丈夫だ」ということを続けていると、そのうちに完全に手遅れになると考えている。つまり、日本の一般市民の過半数がやがて被曝影響を受けて健康を保てなくなるという事態だ。そのぐらい大掛かりな世論工作が行われているのは確実ではないだろうか。なぜなら、それだけ巨額な金が除染事業にしろ、原発作業員の方の日当にしろ、振り込め詐欺にしろ、いろいろなところから工作資金としてかすめとられているからだ。
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