http://www.asyura2.com/13/genpatu33/msg/697.html
Tweet |
http://blog.goo.ne.jp/nagaikenji20070927/e/22451cb55ec8fee43ea872e821d069cc
無頭蓋症で人工死産、癒着胎盤で子宮全摘出、仙台30代の女性。身近でも、重度障害の中絶と脳障害児出産。
2013-09-19 02:35:47 | 福島第一原発
いろんなことが起こっている中で、本当につらいメールが飛び込んできます。よく、ご本人が、被曝懸念も含め、これだけ踏み込んで記載されていると思いました。さらに、直接、一定時間お話を致しました。まず、彼女のメールからお読みください。
=================================================
突然のメール、失礼いたします。
私は、現在宮城県仙台市に住んでいる30代前半の母親です。
2012年8月に第2子妊娠が分かりましたが、その子が『無頭蓋症』と診断され、妊娠18週で人工死産という結果に終わりました。
そして、これだけではなく、重度の癒着胎盤により、今年1月に子宮全摘出をしました。
私は、原発事故があった当時、東京都足立区東和に住んでおりました。
一番放射線量が高かったと言われる2011年3月15日あたりも、危険だと言われる3月21日あたりの雨の時もまだ1歳になったばかりの息子と外出しておりました。
2011年4月から仙台にきております。
私は、原発事故の直後も危ないと言われていた関東産の野菜を食べていましたし、水道水も、報道されるまでは浄水器を通してですが飲んでおりました。
その後、出来るだけ産地を選んで食事をとるようにしておりました。
原発事故から1年半後に妊娠した訳ですが、私の周りでは脳に障害を持って産まれた赤ちゃんや、胎盤に異常が見られて障害ができた赤ちゃんの報告が少なくとも3〜4件ありました。
私の赤ちゃんに起きてしまった、『無頭蓋症』も、原因とされる『喫煙』『葉酸不足』は考えられず、(私自身も、夫も喫煙しません。葉酸は妊娠前からサプリメントでとっておりました。)
原発事故が関係しているのではないか…と思っております。
そして、子宮に溜まる放射性物質もあると聞き、私の子宮がなくなってしまったのも、何か関係しているのでは?
と思ってしまいます。
長文になってしまいましたが、私の体験談でした。
失礼いたします。
===================================================
彼女は、三十代前半でも、まだ若く、体にはもともと不安な要素はなかったそうです。親族などで大震災の津波影響などがあったこともかなり影響していて、事故当初は原発のことなど、ほぼ気にかけていなかったそうです。そして四月末には、予定していた仙台に住むことになり、一定程度は食生活を気をつけていたそうですが、親族の付き合いや周りとの関係などで、完全に防御はできていなかっただろうと、話してくれました。
「しかし、自分が妊娠して、このようなことになって、はじめて衝撃を受けた部分があります。」
「足立区でも汚染の強い場所にいたし、仙台でも自分のエリアは、線量が高くて除染された場所があります。そういうところを歩いていました。よくなかったかもしれない。」
「木下さんに連絡することも、かなり葛藤があって、自分の気持ちが落ち着くまでに時間がかかりました。」
「喫煙もしていないし、葉酸も摂っていて、母や祖母などからも、何もそういう話も聞いていない。だから、放射能を疑ってしまう。」
「最後は、東北大学病院で、子宮の全摘出をしました。年間2000組の母子を見るらしいですが、子宮全摘出になるのは、年に1人位だったそうです。でも、それが最近増えているんだよね、そう医師に言われました。私は、被曝の影響ではないんですか、と言いました。それを、いやそんなことはないよ、こう返されるんですが、私にはそうは思えなかったです。だって、最近増える要因がわからない。」
「私の友人が、私を含めて、去年四人妊娠しました。みな仙台。うち一人が、30代なかば位の女性ですが、去年八月に産まれたんですが、重い脳障害があったそうです。友達四人で、半分の確率は多すぎます。」
「友達の友達からは、やはり仙台で、去年、重度障害があって中絶した方もいます。最近も、胎盤の血管障害が判明した方の話も聞きました。」
「今の子どもをどうやって守るべきか、それを考えています。」
僕はご本人に、仙台で血液検査や甲状腺エコーに対応する病院をお伝えすることしかできませんでした。
===========================================
健康被害と思われる症状が、更に深刻化しています。 報告、相談はまずメールください。nagaikenji20070927@yahoo.co.jp
事故発生当時の行動記録や数値データなどを細かく教えてください。問い合わせの内容も書いてください。健康被害の状態を皆で共有化し、事態の推移をあきらかにしていく作業が最も必要です。
「関東・南東北の被曝エリア(東京全域を含む大半のエリア)にいる皆さんは、放射性物質の少ないエリア、できれば愛知県から西のエリアに、移住するべきです。妊婦、子供、未成年、妊娠可能な女性は優先して移住すべきです。被曝から2年半が経過しています。初期被曝は深刻で、慢性被曝の影響がさらに危険です。食物、飲料のみならず、吸気による被曝は危険です。回避する方法は限定的です。あなたやあなたの家族の命が何よりも大切です。早く移住してください。」
甲状腺の検査、甲状腺のエコー検査、さらにふつうの血液検査のうち、血液像の検査(白血球、特に好中球)や異型リンパ球の確認、大人の女性はサイログロブリンの数値も確認した方が良いと思います。
===========================================
さて、次も酷い話ですし、これは、刑事事件になると思います。
滋賀県高島市の鴨川河川敷に、管理用通路上に、放射性物質に汚染されている木材チップが敷設され、鴨川の左岸琵琶湖流入付近の河川敷および隣接の民有地 で土のうの中に木材チップが放置されている事案がおきています。
1.河川管理用通路および民有地上に、木材チップを敷設(V=約500立方メートル、W=約3.5m、L=約570m、t=20〜30cm程度)。
2.河川敷および民有地に木材チップが入った大型土のう袋77袋(河川敷39袋、民有地38袋)が放置。
木材チップを敷設した、管理用通路直上では1メートルの高さで、シンチレーションサーベイメーターで計測して、0.098〜0.41μSv/hの空間線量となっていて、平均値は0.24μSv/hですが。0.41μSv/hはあきらかに高い数値です。ありえません。
敷設されたチップのうち、含水しているので、低く出ていますが、県の発表で、黒色のものに限ると、2200Bq/kg〜2700Bq/kg。土嚢内のチップは、2900Bq/kg〜3000Bq/kgになります。
おそらく、これはサンプリングのやり方で、低く出ている可能性が高いし、含水率から考えて、実際は2倍から3倍の数値の可能性もあります。10,000Bq/kg程度になってもおかしくない。そうすると1メートルの高さでシンチレーション計測で考えても、0.4μSv/h程度の数値が出ても、納得できます。
これは、放射性物質の不法投棄、不法敷設話としても、かなり異常な話です。しかも問題なのは、最初に通報があってから、今月初めまで、4ヶ月、県の適切な対応が為されていたかどうかが、大変に不透明です。というか、実質何もせずに放置したのは明らかだと思います。県の説明資料などから、確認してもおかしいです。
======================================================
H25年4月25日 住民から高島土木事務所に対し、木材チップは放射性物質による汚染があるのではないかと
の調査要望があった。
4.26 高島土木事務所が一級河川鴨川の河川敷および民有地に木材チップが搬入・放置されていることを
確認した。
4.30 高島土木事務所が放射線測定を実施し、異常値ではないと判断した。
測定値:現地4〜5箇所 0.1μSv/h程度以下(NaIシンチレーション式サーヘ゛イメータ 高さ1m)
参考:自然放射線による空間放射線量の変動幅は、通常約0〜0.2μSv/h程度
以後、高島土木事務所において河川法違反(法27条形状変更違反等)の事案として責任者の確認等
を進めてきた。
8.27 木材チップの搬入・放置に関係したとの者から高島土木事務所に電話連絡があり、木材チップにつ
いて放射性物質による汚染を疑わせる発言があったため、早期の来庁を要請した。
8.27 高島土木事務所がモニタリング車による現地計測を実施し、異常値ではないと判断した。
測定値:現地5箇所 0.049〜0.101μSv/h(付近のハ゛ックク゛ラント゛では0.046μSv/h)
9. 4 木材チップの搬入・放置に関係したとの者の来庁があり、琵琶湖環境部および土木交通部により聴き
取りを行ったところ、木材チップについて放射性物質の汚染を疑わせる情報が得られた。
9. 6 琵琶湖環境部と高島土木事務所が、現地でサンプル試料を採取し、県衛生科学センターにて検査を
開始した。(琵琶湖沖の採水は9月9日に実施)
9. 6 高島土木事務所が、念のため現場の立ち入り防止策として入口の門扉横の開放部にロープ柵を設
置した。
9.13 高島土木事務所が、立ち入り禁止看板(3箇所)を現地に設置し、河口付近の開放部にロープ柵を設
置した。
9.14 高島土木事務所が木材チップの飛散防止措置に着手した。(作業完了は9月19日の見込み。)
http://www.pref.shiga.lg.jp/h/kako/gyousei/files/02besshi1.pdf
==========================================
最初に空間線量を確認しただけで、それも適当なやり方でおそらくは、ごまかしていて、きちんとやっていなかった話が、後でこんな結果になったのが、火を見るよりもあきらかな話です。きちんと放射能測定をしていません。Bq/kgで。
民有地にも置かれているところから、これを置いた人間たちがだれかは、多分すぐにわかる話で、担当者が急ぎ対応すれば早期に解決した話です。通報までにも、すでに置かれていた可能性がありますから。数百メートル近隣には、琵琶湖の遊泳場やキャンプ場があります。本来は、夏までに決着させる話です。こうした場所に、放射性物資を含んだ木材チップが、大量に放置され、敷設されたのを、長期間、滋賀県が放置していることとなります。とにかく、放射性物質の、琵琶湖や河川への流失危険がありますから、速やかに敷設した木材チップを外して密閉し、大量の土嚢とともに、元の場所に戻すしかありません。おそらく、これだけ高濃度に汚染された大量の木材チップは福島からとしか考えられません。
琵琶湖の水源を適切に守る自覚を、いったい滋賀県はもっているのか、それを疑う事案処理です。この馬鹿げた敷設や放置した人間は刑事罰にすべきだし、機能しなかった滋賀県にも厳しく申し入れる話です。放置すると、こういうことが、常態化する危険があります。
現場レベルがどうしてよいかわからず、適当に放置した疑いがあります。至急、滋賀県がこれを適正に処理する必要があります。
最低の話です。
最低の話といえば、箕面市が、福島県で開催される「ゆるキャライベント」に小学生を今週末に派遣しようとする問題です。本日、箕面市側と折衝した、地元のお母さんから、怒りのメールが届きました。内情が分かりやすいのでご一読下さい。
===========================================
本日、箕面市役所に抗議文を渡しに行ってきました。今回、企画した部署の責任者である、地域創造部営業課推進室長と面談しました。
「まず、誤解されるといけないのですが。」
あいさつを終え、まず、事の経緯からお聞きしようとした時、室長がさえぎるように、笑いながら、大きな手ぶりを使って言いました。
「何も、強制はしないということです。」
「こちらは、福島県から子どもの派遣について要請があったので、教育委員会に話を持って行った。教育委員会が打診すると、手を挙げた学校があった。さらに学校で子どもたちに聞くと、行きたいという子どもたちがいた。だから、進めている話。何も強制していない、行くか行かないかは、最終的に親が判断すること。」
「強制はしない」という言葉を、室長は、何度も何度も使いました。そのたびに、大きく笑いながら。その場違いな笑いが、自分の責任ある立場とその無責任極まる発言のミスマッチを、自らおかしがっているようにも思いました。
こちらの背景をお話ししておきますと、箕面市は観光地ですばらしい環境が残っています。高所得者の多く住む町で、(大阪府内では珍しく)財政は潤っていると聞きます。しかしながら、土着の土地持ちの跡取りたちが、暇とお金を持て余し、市議に多くなっているような、ど田舎的な状況があったりします。
そこに、「東京もん」の「学のある」若い市長が入った格好です。(こういうところでは、いろんな面白いことがおこりがちです。)ゆずるくんは、ただのキャラクターだけでなく、地域の物産振興の役割も担っています。内々で一生懸命いろんなことをして、近畿1位の人気の座を獲得したとの噂ですが、ゆずるくんを押し上げたい市長の意向と、今回の福島でのゆるキャライベントが渡りに船だったようです。
明日、当該の小学校へ、お母さんたちが話に行ってくれます。保護者の懸念が、今回のばかばかしい騒動を止めるカギとなることは、間違いありません。狭い、田舎の街ですので、みなさんの意見が当局を動かして、「もしかしたら、止まるかも。」と期待しながらも、役人がこのような醜い責任のなすりつけあいをしていると、そのまま強行されてしまうかも、と懸念も半分しています。
明日の状況を見てからになりますが、もし、今週末に強行するのであれば、こちらも記者会見をするという対応を取らざるを得ないのかなあと、グループでは話をしています。
=======================================
箕面市は、こんなことがまわりに知られて、皆さんの多くの声に、中で戸惑いが始まっているそうです。さらに、こういうことを平気で頼んでくる福島県という自治体の在り方は、もはや信じがたいものがありますし、これを引き受ける自治体は、他にもある可能性は考えられます。大変に愚かしい話であると僕は、つくづく思います。あす学校にも、箕面市の母親たちが、話に行くことで、現実にどのようになるのか、注視していきます。
========================================
【再度通知! バンダジェフスキー博士講演DVDに関して】
予定通り、明日には、一次締切までに申し込んだ方全員にメールを送信します。25日までに、入金しない方は、全員キャンセル致します。問答無用でキャンセルします。
再三再四言っても、入金する率は60%⇒65%にわずかな改善にとどまっています。
また、おかしなやり取りのある人は、問答無用でキャンセル致します。大量発注をしていたのに、やりとりがおかしく、こちらで懸念していたケースで、やはり、突然のキャンセルもありました。変な事を言ってくる人に、まともな人はほぼいません。
============================================
【10/4(金)木下黄太講演会 IN 旭川】
18時開場 18時30分開演・終了21時
場所:旭川市建設労働者福祉センター(愛称/サン・アザレア)3F 座席数・・・156席
旭川市5条通り4丁目
★施設の有料駐車場あり
前売り/1000円 当日/1200円
*旭川講演の前売りチケットは、珈屋Lamp(旭川市末広東1条1丁目7−6)で購入するか、
住所・氏名・電話番号を明記の上、下記のメール宛にご予約いただくと、
当日受付にて「前売り」扱いで清算いただけます。
予約メールアドレス⇒⇒⇒ ezonokurohune@yahoo.co.jp
【10/5(土)木下黄太&野呂美加 ジョイント講演会IN 札幌 】
場所:佐藤水産文化ホール 座席数:140席
札幌市中央区北4条西3丁目 交洋ビル3階
*札幌駅南口、ロータリー正面(南口から2分)
時間:13時開場 13時30分開演・終了16時30分
*14時30分頃より野呂さんが入り、一時間程度は野呂さんがいる状態です。
前売り/1500円 当日/1700円
*札幌講演会の前売りチケットは、住所・氏名・電話番号を明記の上、
下記のメール宛にご予約いただくと、当日受付にて「前売り」扱いで
清算いただけます。
予約メールアドレス⇒⇒⇒ junko@concierge-junko.com
★両会場とも、託児室はご用意しておりません。両会場とも主催は『蝦夷の黒船』
【10/6(日)木下黄太講演会 IN 函館】
『放射能健康被害の現状と対策』
14:00〜16:00
会場:北海道教育大学函館校7号館第14講義室(函館市八幡町1−2)
資料代:500円
※事前申込必要なし。主催「道南内部被曝を学ぶ会」 090-8265-4658
=============================================
スパムメールの中から見つけ出すためにメールのタイトルには必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。
すべてのページの引用、転載、リンクを許可します。確認メールは不要です。引用元リンクを表示してください。