http://www.asyura2.com/13/genpatu33/msg/690.html
Tweet |
核兵器事故といえばスペインのパロマレス米軍機墜落事故が有名で、間接的だが映画の一コマ(『ザ・ダイバー』2000年、アフリカ系アメリカ人の潜水士カール・ブラシアの半生を追う)としても取り上げられているが・・・
▼米軍、冷戦期に行方不明の核兵器をグリーンランドに遺棄 英BBC
2008年11月12日 08:56 発信地:ロンドン/英国
http://www.afpbb.com/article/politics/2537884/3516641
【11月12日 AFP】英国放送協会(BBC)は10日、1968年に核兵器を搭載した米軍のB52爆撃機がグリーンランド(Greenland)北部チューレ(Thule)の米空軍基地近くに墜落した際、米国は懸命の捜索にもかかわらず行方不明となった核兵器を発見できず、そのまま遺棄していたと報じた。関係者の証言や情報公開法によって入手した機密文書によって明らかになったという。
チューレの米空軍基地は1950年代初めに建設され、北極(North Pole)上空を飛んでくるミサイルを警戒するレーダーを備えるなど、ソ連(当時)との冷戦において戦略的に非常に重要な基地と位置付けられていた。
米政府は、ソ連が米国本土への核攻撃の前段階として同基地を攻撃してくることを懸念していた。そのため、米軍は1960年から同基地に核兵器を搭載したB52爆撃機を配備し、周辺の警戒にあたらせた。同基地がソ連から攻撃を受けた場合は、B52はただちにモスクワ(Moscow)に向かうことが可能だったという。
だが、BBCによると、1968年1月21日、同基地に配備されていたB52のうち1機が、基地から数マイル離れた場所にある氷原に墜落。その際、ほかの爆発物は爆発したものの、搭載されていた4個の核兵器自体は爆発しなかったという。
捜索によって、放射線を浴びた破片を含んだ氷など数千個にも及ぶ破片類が回収されたが、4個の核兵器のうち1個が回収できなかったという。同年4月には海中の捜索も行われたが何も発見されず、結局、捜索は打ち切られた。
米国防総省は、以前に発表されていた4個の核兵器すべては「破壊された」とする公式見解に言及するのみで、今回のBBCの報道についてはコメントを避けた。(c)AFP
▼米軍核兵器遺棄問題で、周辺住民の健康診断要請 グリーンランド
2008年11月15日 03:51 発信地:コペンハーゲン/デンマーク
【11月15日 AFP】デンマーク領、グリーンランド(Greenland)の自治政府高官は14日、米軍が40年前に核兵器を遺棄したチューレ(Thule)周辺の住民の健康診断を求める方針だと語った。
グリーンランド出身で、デンマーク議会でグリーンランド問題を扱う委員会の委員長を務めるLars-Emil Johansen議員はAFPに対し、「核兵器をなくした『犯人』を見つけることは問題ではなく、チューレに住む先住民イヌイット(エスキモー)の健康への影響が懸念される」と語った。
英国放送協会(BBC)は10日、米軍のB52爆撃機が1968年1月にチューレで墜落した際、同機に搭載されていた核兵器4発のうち1発が見つかっていないと報じた。
Johansen氏は「海洋環境や魚類およびほ乳類への調査は多数行われているが、住民に対してはほとんどない。人間にも関心を向けるべきだ」と語った。
一方、グリーンランド自治政府のPer Berthlesen外相は12日、BBCの報道について、自治政府は以前から、核兵器が発見されていない事実を承知していたと述べたうえで、環境への「影響はない」とした。Berthlesen外相は、BBCの報道を受け、米国およびデンマーク両政府からの応答を待っていると語った。(c)AFP
▼1961年米南部で核爆弾落下 あわや大惨事
2013年9月21日 12時02分
http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2013092101001388.html
【ワシントン共同】英紙ガーディアン(電子版)は20日、米南部ノースカロライナ州ゴールズボロ上空で1961年1月、飛行中の米軍爆撃機B52から核爆弾が外れて地上に落下し、奇跡的に起爆を免れた事故の詳細を伝えた。爆弾は広島に投下された原爆の260倍の威力があり、大惨事になる恐れがあったという。
機密指定を解かれた米公文書を基に報じた。事故の存在は一般にも知られていたが、同紙は核惨事の瀬戸際だったことを初めて裏付けた「決定的証拠」としている。
同紙によると、61年1月に飛行中のB52がトラブルを起こし、搭載していた2発の水素爆弾が機体から外れ、牧草地などに落下した。
スパムメールの中から見つけ出すためにメールのタイトルには必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。
すべてのページの引用、転載、リンクを許可します。確認メールは不要です。引用元リンクを表示してください。