16. 2013年9月23日 19:49:03
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みんな楽しくHappy♡がいい♪さんより汚染水「タンクに1000トンの水の圧がかかっているわけだろ? どう考えても穴があいてたらチョロチョロのわけはないなと。 この従業員の人の言うように、噴き出すよね」9/20大竹まことのゴールデンラジオ(文字起こし)参考あり http://kiikochan.blog136.fc2.com/blog-entry-3286.html 【大竹まこと】 安倍総理の汚染水完全ブロック発言にもの申す! http://www.youtube.com/watch?v=Gev-gOxX2yI
太田: 今日はですね、朝日新聞の記事。 ま、各紙載っているんですけれども紹介したいと思うんですが、 安倍総理が昨日東京電力福島第一原発を視察したんですね。 放射能汚染水漏れの現場を見に行ったという事なんですけれども、 安倍総理、視察が終わった後、 「汚染水の影響がやっぱり一定の範囲の中で完全にブロックされている」 という認識を改めてもう一回言ったということなんです。 ただ実際問題汚染水の海洋流出、流れ出る現象が続いていまして、 ブロックの実態について論議をこれから呼びそうなんですけど、 視察したあと記者団に対して安倍首相は、 「汚染水の影響は湾内の0.3km以内の範囲で完全にブロックされている」 と改めて言ったという事なんですね。 で、視察の時に東京電力の人に質問して、 「0.3平方kmのあたりはどのあたりなの?」と海を見ながら質問したというような事でした。 大竹: これ・・・、この言葉だけを、チョト俺、分かんないけど、 日本語がちょっと分からなくなってきてるんですけどね。 「完全」という言葉は何処にどうかかっているのか?
太田: そうですね、意味あいとしてはですね、 放射性物質がシルトフェンスを通って、外の海に流れ出て、 広いですから、海。 薄まっちゃっているんで、数値が検出できない位の状態になっているんで、「完全にブロック」と。 いう表現をしているんですけど。 室井:数値が・・・でもさ、ここの湾のところ以外でお魚のすごい数値が高いのとか出ちゃってるよね。 太田: そうですね。でも海の水からは検出されていないということなんですけれども、 でも実際、気象庁気象研究所の青山道夫主任研究官によると、 1日当たりセシウムは300億ベクレル ストロンチウムが300億ベクレル 合計すると600億ベクレルは外の海に実際に流れ続けているという事なんですね。 実際にその0.3平方kmの湾の中でも、 海の水は汚染水と混じって、行ったり来たりは当然していると、そこは政府も認めていると。 大竹: だって、フェンスだもんね。 それ、網っていう事だろ? 網は行ったり来たりするよな、普通。
室井:潮の満ち引きもあるもんね。 大竹: 現場の・・・、ここに、 タンクから出ている汚染水に対して、現場で組立工事をしている、 それに従事している男性が語っているんだけどね、 太田: 現場の何が分かって「ブロック」や「コントロール」と言っているのかわからない。 と、この方はおっしゃっていて、 この方が見た現象はタンクから汚染水が噴き出している様子を見たそうなんですね。 「浸み出ている」んじゃなくて「噴出している」様子を見た。 水しぶきをあげながら、防護服の上にカッパを着た関係会社の社員が一生懸命ボルトを締めていた。 別の日にも水が噴き出す光景を発見したと。 で、もちろんラジオをお聞きの方もご存じのように、 「いずれの出来事も発表されていない」と。 東京電力に睨まれないように、関係会社が漏れを止めて、 タンクの不具合を誤魔化したんじゃないか。 東京電力の発表以上に、実は汚染水は漏れているんじゃないかと、この男性は言っているという事ですね。 大竹:タンクの大きさってどれ位あるの?タンクってどのくらい入っていたっけ? 太田: 直径がおよそ12m。高さがおよそ11mの円筒形のタンクですよね。 鋼鉄製で、容量が大体、およそ1000トン。 大竹:これに1000トン入る 太田:1000トン入っている。 室井: でもね、使い回し、リサイクルしたタンクで、 5年使えるんだけど、2年位使ったんだっけ? 太田:そうですね。 室井:だからあと3年。 大竹: いや、というよりか俺考えたんだけど、この中に1000トン入ってるんだろ?こういう中にさ。 それでだよ、たとえば1000トン入っている中の外側の壁の、 たとえばこのパッキンあたりがさ、 下からね、3〜4m位のところにあるパッキンがイカれてたとするじゃない。 そしたらさ、ここから水が出たらチョロチョロじゃないよね。 どう考えたって、1000トンの水の圧がかかっているわけだろ? ここから、どう考えても、穴があいてたら、チョロチョロのわけはないなと。 この従業員の人の言うように、噴き出すよね、これ。 上からの圧力が。 ま、「こんなこと今頃気づいたのか」と言われたらほんとに恥ずかしいけど、 そういう事だもんね。 室井: でもね、そのタンクを置いている下の地面。 地面のコンクリがひび割れている写真を見たよ。 大竹:そお? それでまた外側にこれは堰があって、この中の水が出ないようにして、 この堰にベンがあって、「解放されていた」というような話もあるんだけど、 これさぁ…それで5号機6号機は 太田:「廃炉にするように」と安倍総理から東京電力に、ま、要請があったという事ですね。昨日
大竹: でも、5号機6号機に、もう、もうあれでしょ、 そこは1,2,3,4号機から500m離れたところで、そこも放射能の汚染濃度は高いんだってね。 太田:放射性物質の濃度は高いと。 大竹: 普通ちょっと分かんないのはさ、「汚染水は国が完全にやります」って言ってるんだよね。 国がやるわけだよ。「国がやる」って言ったんだからさ。 で、「5号機6号機を廃炉にしなさい」って命令しているわけだよ。 命令するっていう事はこっちは東電がやるっていうわけだろ? 室井:うん・・・ 大竹:ここの意味がね、俺ちょっと分からない。 室井: それとね、1個質問してもいい? たとえばだけど安倍さんが、この国の代表の安倍さんが、 「完全にコントロールされている」って言ったわけでしょ。 それがもしかして違うってわかったら、どういうふうに、 海外からとかって、どういうふうに言われたりするの? 大竹:そうだね。 室井: そこまでっていうのが、よく分からない、これから先どうなるのか そういう重大的な発表とかしてさ、海外の報道機関が騒ぎだしたらどの程度の騒ぎになるのかな? 太田: 今現在も、本当にブロックされている?とか、本当にコントロールされている?とか、 疑問の声が海外のメディアから出ているので、 一応昨日は海外のメディアの日本の代表も一緒に連れていって 「大丈夫だよ」というのを確認しに行っているという意味合いもあるみたいですけど。 大竹:ああそうですか。 室井: でもちょこちょこ出ちゃって、 海外のメディアのオリンピック招致の決定した後からちょこちょこ出てるよね。 「ウソである」ってね。 どうなんだろう今後。 大竹: ま、厳しく批判している国もあるよね、そのことにかんしては。 だから、外側にとっても、内側にとっても、ま、 これを「絶対にやります」というね、固い決意と受け取るならば、 「5号機6号機の廃炉を東電に」っていう事よりも、だったら、 それを廃炉にするかどうかは東電は年内に結論を出すって言ってるんだけど、 どう考えても、 室井: わたしもそう こんななんていうかな、世界的に騒がれるような事なのに、まだ一企業に任せるみたいな、 それがよくわかんないわ。 太田:ま、一応今ね、国が汚染水の事に関しては前面に出るっていうふうに言ってて、 室井:なんで全部じゃないんだろね? 太田: その議論も「東京電力を事実上破綻させて、国がもっと全面的にさらに出るべきだ」 という議論も今あるみたいですけれども、 さっき、室井さんがおっしゃっていたので心配なのは、 安倍さんが完全にコントロールしている、ブロックしているというふうに言ったことで、 新しくまずい状況が起きた時に、 「安倍さんこんなこと言ってたんだから海外にこんなことが分かっちゃったらまずい」っていうんで、 それを情報として押さえちゃうようおな動きになるのは、 室井:ああ、隠ぺいしたりね。 太田:一番怖いですよね。 室井:それが一番怖いね、なかった事にするっていうかね。 太田:それが一番心配ですよね。 大竹:いやぁ、でも、もうそんな情報は・・・抑えられないよ。 ー:秘密を洩らしちゃダメみたいな法案が通ろうとしているんですよね。 太田:そうですね、特定秘密保護法案がね。 室井: でもさ、私が一個思うのは、嘘はいつかばれるっていったって、 待っていられない事がっていうのがあるからさ、 だって福島の子の甲状腺の異常がすごく増えているとかさ、 早くしなければいけないこともある訳じゃん、どうにか。 大竹: まァね、これはな・・って思う反面ね、 安倍さんの外交の問題を佐藤勝さんという人がちょっと書いているんですけど、
太田: これは東京新聞のコラムですけど、 スイスのジュネーブでアメリカとロシアがシリアの化学兵器を国際管理下におく枠組みについて合意したと。 これによって武力行使がとりあえずは抑えられたんですね。 で、外交的には佐藤さんが見るにはロシアの対アメリカ包囲網作りが成功したと。 ロシアの外交的勝利。 で、どこまでこのプロセスを意識しているかどうか分からないけれども、 ロシアの対米包囲網作りが成功したのは日本が少なからず役割を果たしている、 と佐藤さんがおっしゃっているんですね。 というのは、安倍総理がオバマ大統領からアメリカがシリアを攻撃する事を支持してくれと要請された時に、 ハッキリと「支持しますよ」という事は言わなかった、それが一つと、 もうひとつは電話会談で、安倍総理が、 プーチン大統領がシリアの化学兵器を国際管理下に置きたいと思うんだけど、どうかな?と聞いた時に 「それはいいですね」と、そっちは支持したと。 この二つのポイントを持って、安倍総理の平和外交が実は今回のジュネーブを後押ししたという事で、 これはその安倍総理のやり方を高く評価しているというコラムですね。 大竹: いろんな諸問題は俺たちには難しくて分かんないんだけど、 このひとつに、安倍さんが プーチン大統領にシリアの化学兵器を国際管理下におくロシアの提案を支持したっていうことじゃない? それでアメリカにはちゃんと答えてないわけだよね。 で、俺は、オリンピックっていうのをね、東京でやるっていうのは、 かなり俺は冷めた目で見ているのね。 冷めた目で見ているんだけど、でも外交的には7年後に日本でオリンピックをやるわけだよ。 やるって決まっちゃったわけだよ。 そうなってくると、たとえば尖閣問題がある中国、竹島問題のある韓国、 それから中東、シリア、レバノンとアメリカと対立している国と、 イスラエル、アメリカと味方している国。 これに対してだね、日本でオリンピックをやるっていう事はだね、 みんな、来てくれなくちゃ困るわけだよね、日本は。 中国が「尖閣があるからうちは行きません」みたいな事にはしたくないわけでしょ、日本は。 ね、中東が揉めているのもアメリカと揉めてて、 その関係上日本には参加しませんみたいなことにしたくないわけじゃない。 その人たちがみんな来てくれる、日本に、来てくれるようにしなくちゃいけないわけだよね。 それがやっぱし外交の一つの柱になってくるよね、当然。 それはもしかすると、この、オリンピックには俺は冷めた目で見ているんだけど、 日本でオリンピックをやることというのは、いろんな、 日本だけの発信で、あいつ嫌いだからなんとかとか、 是非来てほしいところだけ来て下さいという訳にはいかないと。 沢山の国が参加して、ロシアだっけ、やった時には参加しない 太田:モスクワの時にはありましたよね。
大竹: そういう事がないように、経済的な側面は俺はどうかな?と思うんだけど、 その外交的な、世界と繋がっていく面では、カードになるっていうような、・・ちょっと言い過ぎかしら? どうでしょう? 太田: みんなとうまく、いい意味では非常にうまく立ち回って、良い、賢い外交をやらないと、 全ての国をウエルカムに出来ないという、しばりはありますよね。 大竹: だからこそ、室井の言うようにこの汚染水問題は、 とっても外国にとっても、日本がどういう発信をするのかと、 どういうふうにちゃんと正直にというのかね、素直に、
室井: でもさ、いっこ良かった事はさ、オリンピックが決まって安倍さんの発言があって、 もうさ、国内向けと国外向けの発言を分けるという事は出来なくなったよね。 大竹: そうだね、それは内外を問わずだよね。 逆に言えばこれがこれから安倍政権が展開していく、言った言葉がかなり占める、 なんかあれは大きくなるっていうかね、それが 太田:国際公約になったっていう事ですかね 大竹:そうだね、時間いっぱいです。 当社関連報道平成25年9月20日付 朝日新聞2面 「タンクからの噴出見た 組み立て従事の男性語る」について http://www.tepco.co.jp/news/2013/1230789_5311.html 平成25年9月20日 東京電力株式会社 平成25年9月20日 朝日新聞2面において、福島第一原子力発電所で 「タンクから汚染水が噴き出している様子を見た。 水しぶきを浴びながら、防護服の上にカッパを着た関係会社の社員がボルトを締めていた。」 との報道がありますが、当社において、汚染水を浴びながら作業をしたという事実は確認されておりません。 以 上 外洋に1日600億ベクレル放出 福島第1の放射性物質 http://www.nikkei.com/article/DGXNZO59888260Z10C13A9CR8000/ 日経新聞 2013/9/19 1:50 【ウィーン=共同】 東京電力福島第1原発の汚染水問題を巡り、気象庁気象研究所の青山道夫主任研究官は18日、 国際原子力機関(IAEA)の科学フォーラムで、 原発北側の放水口から放射性物質のセシウム137とストロンチウム90が1日計約600億ベクレル、 外洋(原発港湾外)に放出されていると報告した。 東電は「法定基準以下の濃度と確認して放水しており問題ない」としており、 事故後に海洋モニタリング調査を続けてきた青山氏も 濃度については1リットル当たり1ベクレルで基準値以下との見解。 しかし放出総量については法的な規制がない。 東電には放水口から出る放射性物質の総量について詳細な説明が求められる。 青山氏は総量に注目し 「この水の中に魚が生息すると放射性物質が濃縮され、日本の規制値を超える」と指摘したが、 周辺海域への影響は「沖合では薄められ、漁業に影響しない」と分析した。 セシウム137の半減期は約30年、ストロンチウム90は約29年。 1〜4号機の原子炉建屋側からいったん港湾内に染み出た後、 炉心溶融を免れた5、6号機の取水口から取り込まれ、北側放水口から外洋に放出されている。 青山氏の調査によると、第1原発の放水口から出るセシウム137は、 事故後の2011年3月26日〜11年4月7日は1日当たり約100兆ベクレルだった。 その後、徐々に低下し12年初めごろから現在まで約300億ベクレルで推移。 ストロンチウム90も現在、約300億ベクレル出ているとしている。 |