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2013/09/15-23:20 時事通信
関西電力は15日夜、国内の原発で唯一稼働していた大飯原発4号機(福井県おおい町、出力118万キロワット)の運転を定期検査のため停止した。1年2カ月ぶりに全国の計50基の原発が全て止まり、稼働中の原発がゼロとなった。原子力規制委員会は、関電を含む電力4社の申請を受けて原発の安全審査を進めているが、審査が終わるめどは立っておらず、再稼働の具体的な時期は見通せていない。
関電は15日午後4時40分ごろから大飯4号機の出力を下げ始め、午後11時に出力ゼロとして発電を停止。16日未明には原子炉が完全停止する。
東京電力福島第1原発事故の後、国内の原発は定期検査などで順次停止。2012年5月には当時唯一動いていた北海道電力泊原発3号機(北海道泊村)が止まり、1970年以来42年ぶりに稼働原発ゼロの状態に至った。
これに対し夏の電力不足に危機感を持った当時の野田佳彦首相は大飯3、4号機の運転再開を決断。両機は12年7月に相次いで再稼働し、同8月から営業運転に移行した。営業運転は最長13カ月に限られており、大飯3号機は今月2日に既に停止している。
原発の再稼働は、新たな規制基準に適合していることを規制委の審査で確認されることが前提となる。北海道、関西、四国、九州の電力4社は7月に6原発計12基の安全審査を申請。電力業界では、四国電力伊方原発3号機(愛媛県伊方町)の再稼働が最も早いとの見方が有力だが、時期は不透明だ。
関電の申請のうち大飯3、4号機の審査は、原発敷地内に活断層がある可能性から事実上ストップしていたが、規制委の専門家調査団は今月初めに「活断層ではない」との見解で一致。審査が再開する見通しとなった。
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