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2013年9月14日午前7時05分
関西電力は13日、大飯原発4号機(加圧水型軽水炉、出力118万キロワット)が15日深夜に定期検査に入ると発表した。今月2日に定検入りした大飯3号機(同)に続き、国内で唯一営業運転していた4号機の停止により、約1年2カ月ぶりに国内の稼働原発はゼロに戻る。
東京電力福島第1原発事故の影響により、国内の原発は昨年5月、北海道電力泊3号機(北海道)を最後に全て停止。大飯3、4号機は昨年7月、暫定的な安全基準で安全性を確認して起動したが、法定期限を迎えたため順次、停止し定期検査に入ることになった。
大飯4号機は15日午後5時前から出力を下げ始め、同11時ごろに発電を停止、16日未明に原子炉を止める予定。
定検では2次系配管797カ所で肉厚測定を実施。測定しづらい6カ所は耐食性に優れた低合金鋼に交換する。7月に施行された新規制基準に対応するため、原子炉が緊急停止できない事態が起きた場合に、原子炉の出力を抑制させる信号を発信する設備を取り付ける。使用済み燃料プールには水位計や温度計を追加設置する。
実質的な点検作業は、来年1月中旬に終わる予定。ただ、再稼働に向けた規制委の安全審査の見通しが立っていないため、燃料集合体を何体交換するかや定検期間は未定としている。
新基準施行に合わせ、関電など電力4社は6原発12基の安全審査を原子力規制委員会に申請したが、審査が最も先行している四国電力伊方3号機(愛媛県)でも再稼働時期は見えていない。関電が申請した高浜3、4号機は津波の想定が不十分として審査に入っていない。保留されていた大飯3、4号機については、敷地内の断層調査で見解がまとまったとして、近く審査が始まる見通し。
関電は「新基準への適合をしっかり図り安全性を確保し、地域の理解を得て再稼働につなげていきたい」と説明。電力需要が高まる冬場を稼働原発ゼロで迎える可能性がある点には「危機感はある。他社からの電力融通など取り得る手は尽くす」としている。
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