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発足1年を迎える原子力規制委についての所見などを述べる西川知事=12日、県庁
http://www.fukuishimbun.co.jp/localnews/nuclearpower/45510.html
2013年9月13日午前7時08分
西川知事は12日の定例記者会見で、19日に発足から1年を迎える原子力規制委員会について、原発敷地内の破砕帯(断層)調査を念頭に「活発な議論が十分行われずに孤立的な状況にある」と強調。「時間の観念が弱い。原子力を安全に使うという姿勢も見えない」と批判し、所期の責任を果たしているか監視する政府機関が必要と述べた。
関西電力大飯原発の破砕帯調査では「幅広い専門家の意見を聞かないまま行われたので判断も長引いた。活断層ではないという根拠もよく分からず、すっきりしない」と語った。活断層だけでなく、地震全般の幅広い審議を行う別の機関を設け、その評価を基に規制委が判断する仕組みを提案した。
関電などが申請している再稼働に向けた安全審査については「安全は大事だが、無駄に時間を過ごすと安全そのものにも影響する」として、遅滞なく審査するよう求めた。安全性を確認した後の再稼働判断をめぐっては「立地地域は長い歴史と努力とリスクを負って対応してきた。他県の知事とは(立場が)違う」と述べ、同意を求められる「地元」は福井県に限られるとの考えを示唆した。
政府が取りまとめを進めるエネルギー政策は、他国に資源を依存しているリスクや安全保障、国富の流出を考え、各電源のバランスを考慮しなければならないと強調。基幹電源を何にするのかを明確にする必要もあるとし、自身としては「現状では原子力」とあらためて語った。
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