鉛で、汚染水を発生させず、放射線も低下させる方法
http://www.kaze-to-hikari.com/2013/09/post-57.html
2013年9月 5日　KAZE to HIKARI

ラジエターとは必要のない熱を外部に放熱する装置で、クルマのエンジンを冷やすのにも使います。山田教授のアイディアは、水で冷やすのではなく、熱の伝わり方が水の10倍もある鉄でできた格納容器そのものを、空冷ラジエターとして使います。

山田教授は原子核物理、加速器、放射光の専門家で、特に量子力学の分野できわめて優れた実績があります（略歴などは下記）。

●手順
�@一定の水圧をかけた水とともに、鉛の粉末あるいは微小なボールを冷却水投入口から投入します。鉛は水流にそって圧力容器、格納容器、そして破損口から外部に流れます。この過程で水より重たい鉛は、溶けた核燃料に落ち、全体を少しずつおおいます。

�Aおおいかぶさった鉛の量が増えて、燃料が水と接触しなくなると燃料の温度が上がり、鉛は溶けだし（300℃程度で）さらにスムーズに燃料全体をおおいます。この段階でも、放射能が冷却水に移る割合が減るでしょう。

�B燃料の量と、鉛の量が理想的な状況になると、水を止めます。すると比熱（温度を上げる必要なエネルギー）が小さい鉛は、熱を効率よく格納容器（鉄）に伝えます。鉄も比熱が小さいので、格納容器全体から放熱がおきます。夏でも格納容器の温度が200℃以下で平衡状態に達します。つまり温度はそれ以上には上がりません。冬場とか雨が降れば40度以下でバランスします。

●メリット
1）冷却水（地下水と別に400トン/日）による汚染水がなくなる
2）上記汚染水がなくなると、地下水の汚染も激減する
3）空冷なので維持費が掛からない
4）鉛によって放射線が遮断される
5）核分裂の連鎖反応を起こさせる水がないので安全
6）100トン程度の鉛を投入するだけなので安価

政府・東電は、いまだ具体的な対策を何ら用意できません。日々、危険が急速に拡大しています。山田教授はこのアイディアを2011年6月11日から政府に訴えているのです。
　
　
続き
http://www.kaze-to-hikari.com/2013/09/post-57.html

コメント
02. 2013年9月11日 09:01:30 : yy2FVP5jf2 使える方法ならとっくに使っているのではないかな？ この方が前提としている状況になっていないことを東電は知っていながら 伏せているのではないか？
03. 2013年9月11日 09:15:14 : FyodjO52js 事故発生直後の圧力容器内に限られているメルトダウン段階なら有効かもしれないが、今や核燃料の大半の行方も定かではない環境漏洩を起こした状況下では、この限定的な工学図式は通用しないと思われる。 多量の鉛の投入が必ず二次的環境汚染を引き起こすことは、チェルノブイリでも確認されていることなので、留意が必要で、そのことへの言及がないことが提案者のパースペクティブに対する疑問を生じさせる。 既に核燃料の地下水との接触が疑われる段階だということへの理解ができていない。
04. 2013年9月11日 10:00:22 : kFSBHHnrzo 　＞01 ＞どうしてもキリスト教が根付かぬ日本人には無理そう？ 3月4日沖縄ガレキ反対デモはサタニスト・カルトが主催 http://blog.livedoor.jp/genkimaru1/archives/1652809.html 日本語でソースは少ない。「 Raelian Movement freemason 」で 検索して。彼らとフリーメーソンが一体である事が判るでしょう。 ＞仕組まれたワナ、ポルノ産業 アダルトビデオは、日本が世界に誇るソフトパワー戦略の要である。 金髪外人ヌードでは、その気になれないのはなぜなのだろうか？ http://www.asyura2.com/10/idletalk39/msg/541.html#c1
05. 2013年9月11日 10:20:23 : t7rCKfIdSs メルトスル−してるのに、まだこんなことを言ってる学者が居るのに驚きです。
06. 2013年9月11日 12:13:38 : 8NWByD7w0o もうすでにメルトスルーし地下水脈に達し、その一部が分散し、水脈から四方に散乱し流れているという状況を想定すべきかと考えます。 地下水の港湾への出口を特定し、その水を浄水するしか、もう手がないのではないでしょうか。 電気凍土法は莫大なエネルギーを持つ地下水が暖めて破壊されるでしょう。４７０億円は無駄になるでしょう。
07. 2013年9月11日 13:04:22 : KQjCIJpAYQ すでに燃料なるものの素性もわからなくなってるわけで、こんどはこの容器がメルトして、燃料と鉛をミックスしてまき散らすかもね。これって絶対、原子炉より運転が難しいよね。 理論屋さんにしても、工学のセンスがあるとは思えない。 一連の水漏れ騒ぎもそうだけど「閉じ込めることのむずかしさ」って、専門家のくせに何でこうわかってないんだろうなぁ。小学校の工作や料理や家の日曜修理しただけでも、漏水がどれだけ容赦なく人の裏をかくか、わかりそうなもんだけどね。
08. 2013年9月11日 13:07:39 : 7wJCqOq2nZ 大方の学者は権威主義なので権力、支配者、特権という類に親和性があるせいか、国や東電や大マスゴミの言うことを信用しやすい。そのためそういう者が言うことを前提にこういう案が出てくる。
09. 2013年9月11日 13:17:12 : BxgKgNJpDM >>06 >もうすでにメルトスルーし地下水脈に達し、その一部が分散し、水脈から四方に散乱し流れているという状況 仰る通り、まるっとするっとお見通しですねw。そう地下へ海へと放射性物質がもろにじゃじゃ漏れ よって解決と言える方法は地下ダムしかない 東京五輪どころじゃねーぞ下ー痢ー安倍よ
10. 2013年9月11日 14:25:13 : NZEG1SHVSw 目に見えず においもしない 放射能 あきらめきれない 出漁の日 流れゆく デブリ混じりの 泥沼に 果てなく鉛を 流し込むかな 鉛レス 予防規則は ムラの外 汚染漁業を あきらめるかな

11. 2013年9月11日 14:26:04 : kmfbwINHi2 05＜同意です！学者としての見識を疑う
12. 2013年9月11日 14:30:27 : VjOeLaK3y2 湿式から乾式に移行するのが 困難なのと 水蒸気爆発の リスクを恐れて 東電じゃ 無理でしょう その方が陣頭指揮する しかないんじゃない
13. 2013年9月11日 17:06:06 : 1T4F8F0IzE 他にもスズやドライキャスクや、ストロンチウムを吸収するのに 歯に使うアパタイトとかいろいろ方法はあるみたいだが、 東電と原子力ムラは水策を捨てない。 海水くみ上げて海洋に流すだけ。 ただし海洋の水質調査は厳重に管理して政府と東電以外させない。 海洋の放射能濃度が上がれば、海岸沿いの広い地域の砂浜・岸壁でも 陸側から測れば数値は上がるだろうけれども、陸からのホットスポット が一時的に拡大したものだといって認めないだろう。 尖閣、海保、ビデオ漏えい、石川和男、オリンピック・・・
14. 2013年9月11日 18:16:02 : lUcRRDr6fk 水が一番安い 鉛はその後回収出来ずに，鉛が地下水に溶けて２次被害を出すんではなかろうか。
15. 2013年9月12日 00:27:48 : xV5sUE5upQ 　愛です　　 　水以外なら　何でもよい　　水はダメだと　前々から主張している 　鉛でも　鈴でも　常温で固まる者なら何でも良い 　高圧で　セメントの粉末を注入して　地下水路を止めても良いだろう　 　＝＝＝ 　長いパイプで　深いところまでボーリングして　セメントを吹き込むと 　いずれは　固まるので　ふきこめなくなると　どんどん　浅くして 　セメントの柱を作ればよい　何十本も　何百本と打てば 　そのうち地下水は止まるだろう
16. 2013年9月12日 03:20:42 : JCM5NZfpr2 これはこれでいいわ じゃあ、もっとレベルを上げて現実の福島に近い状況から考えてみようか
17. 2013年9月12日 08:11:18 : bpNbq9rUMc 放射能を撒き散らすよりはいい、 今も撒き散らしてんでしょ、どうせ放射能で汚染されているのだから鉛汚染はどうでもいい。
18. 2013年9月12日 13:57:05 : jUXGRDJo37 ＞１７、鉛による地下水汚染は厄介だぞ。海も汚染される。
19. 2013年9月13日 02:35:17 : XgZ6cDwn0o 鉛中毒は、因果関係がはっきり分かってしまうから、使わないんじゃないか。 金属冷却は、事故発生当初から、有効性を認められていたことだから、「使わなかった」と言った方がいいのかな。 賠償金が嵩むのは、嫌なんだろ。
20. 2013年9月13日 04:07:07 : oXkjkYPcZM 太平洋にそのまま流せば、外国から賠償請求されても、払うのは税金だしな。抜け目ないね。

フォローアップ:

　次へ 　前へ

▲上へ　　　　　 ★阿修羅♪ > 原発・フッ素33掲示板

★阿修羅♪　http://www.asyura2.com/ since 1995
スパムメールの中から見つけ出すためにメールのタイトルには必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。
すべてのページの引用、転載、リンクを許可します。確認メールは不要です。引用元リンクを表示してください。