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子ども達を放射能から守るネットワーク@ちば
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「あくまでも福島第一原発事故までいかないようにする基準です。あそこまで壊れたらどうするかは決まってない」と規制委員会。
原子力規制委員会は本当に原発を規制する気がないようです。
「汚染水トンネル埋立地だった」と東電元幹部や元ゼネコン関係者が
証言してる記事が赤旗日曜版の9/8付けの記事に展開されてました。
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高濃度の放射能放射能汚染水を保管しているタンクの構造的欠陥で汚染水漏れが相次いでいる東京電力福島第1原発。もう一つの汚染水漏れルートになっている。地下水をめぐっても構造上の重大な弱点があったことがわかりました。
トレンチには数時間で人が死ぬほどの高濃度汚染水が、約2万トンもたまっています。原子炉を冷やした水が、原子炉建屋からタービン建屋を通じてトレンチに流れ込んでいるからです。高濃度汚染水がもれ、それにふれた汚染水地下水が1日最大600トン、海に流出しています。
実は、このトレンチがある敷地部分は海岸の埋立地。もともと地盤として軟弱で、地層にも弱いことが関係者の話ではっきりしてきました。1969年に東電の福島原子力建設所次長(当時)が専門誌にこんな寄稿をしています。「浚渫土を利用して発電所前面海域を一部埋立ポンプ室、放水路等の発電所建設を求めている」
東電の土木部門元幹部も証言をします。「たしかにトレンチがあるタービン建屋から海にかけての敷地は、海だったとこを埋め立てた場所だ」
埋立地にトレンチがあるとどうなるのか。
元幹部は続けます。
「埋立地は軟弱地盤でそこで地震がおきれば、トレンチがずれることや壊れることは十分予測ができる。そもそもトレンチに汚染水がたまるということ自体が”想定外”だ。それが分かっていたなら埋立地にトレンチを走らせない」
原発所長を経験した別の東電元幹部はトレンチの構造の問題点を指摘します。「トレンチはコンクリート製で防水はない。地震でトレンチがずれたら、たまった汚染水が地下に漏れるのは当然」
漏れた汚染水が海に流出する理由についてゼネコン元幹部は説明します。「埋め立て地は地盤が軟弱なため、汚染水は簡単に海に流れ出る。”ツーツー”と言ってもよいくらいだ」
東電資料(8/23公表)でも、埋め立て地盤では1日約2.4メートルも地下水が移動すると試算しています。トレンチから汚染水が漏出すれば、すぐに海へ流れ出る危険性が高いというのです。
現に原発事故直後の2011年4月には、トレンチから約250トンもの汚染水が海に吹き出しました。この直後に東電は「汚染水の流出ルートを特定し、再発防止策を検討・実施」としていましたが肝心のトレンチからの汚染水の抜き取りは7年後まで先送りしました。
トレンチが埋め立て地にある問題は福島第一原発だけにとどまりません。原発業界団体幹部は明かします。「日本の原発は海岸線につくっている。敷地の前の部分を埋め立てて使うのは一般的でほとんどのトレンチは埋め立て地にある。総点検が必要だ」
ところが7月に施行された原子力規制委員会の新規制基準ではこの問題にふれていません。「あくまでも福島第一原発事故までいかないようにする基準です。あそこまで壊れたらどうするかは決まってない」と規制委の担当者は説明します。
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