http://www.asyura2.com/13/genpatu33/msg/433.html
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藤島氏「汚染タンク漏れは偽装工作であり、本当は溶けた核燃料が地下水と反応して、汚染水が劇的に増加した」「3号機の湯気で確信」
http://saigaijyouhou.com/blog-entry-824.html
2013/09/06 Fri. 10:12:56 真実を探すブログ
CNMスカイプ会議で街カフェTVの藤島利久氏が非常に興味深い発言をしていました。藤島氏は「先月から騒がれている一連の汚染水タンク漏れは東電による偽造(ダミー)の可能性があり、本当は7月頃の湯気発生からデブリ(溶けた核燃料)と地下水が接触して、大量の汚染水が生み出された」と述べ、汚染タンク漏れ自体が一種の偽装工作という可能性を指摘しています。
以下の動画の52分頃から。
☆CNMスカイプ会議 シリア情勢 自公維新の大阪堺市長選挙 市民メディアの分
http://www.youtube.com/watch?v=iNOeBoSD90I
確かにこの話は非常に納得することが出来ます。当ブログでは福島第一原発についてずっと監視を続けていましたが、今年に入ってから2号機で圧力が急上昇し、放射線量が増加しました。更には7月に3号機で大量の湯気が発生してから、8月に汚染タンク漏れが発覚。
私も一連の異常情報から、「福島第一原発の溶けた核燃料と地下水が接触したのでは?」と疑うようになり、7月に「浜通りで続発している地震は潮位変化と連動!?溶けた核燃料が地下で暴れている福島第一原発! 」というような記事を作成しました。
しかも、8月に「意図的?東電、汚染水が漏れたタンクの弁を開放していた!汚染水漏れでタンク350個が危機的状態に!」と私は書いていたわけで、ちゃんと考えれば、汚染タンク漏れが別の何かを隠すための偽装工作という事は簡単に分かることです。
もっとも、私は汚染タンク漏れと溶けた核燃料には直接の関係はないという前提があったため、藤島氏の推測には「意表を突かれた」と感じました。
再度、福島第一原発に関する情報を整理してみましょう。汚染タンクからの放射能漏れは、選挙前の7月上旬には東電が把握しているということになっています。
つまり、この時点で核燃料と地下水の反応が悪化していた可能性があるということです。
☆原発汚染水漏れは7月から? 東電、1カ月見逃す
URL http://www.asahi.com/national/update/0827/TKY201308270377.html
引用:
東京電力福島第一原発でタンクから高濃度の汚染水が漏れた問題で、東電は27日、漏れは遅くとも7月ごろから始まった可能性があると明らかにした。作業員の被曝(ひばく)量から推定した。今月19日に300トンの漏れがわかるまでの1カ月以上、見逃していたことになる。
この日夜にあった原子力規制委員会の汚染水対策の作業部会で報告した。東電によると、漏れたタンクから約20メートル離れた「無線中継所」で働いていた作業員のベータ線の被曝量を調べたところ、7月中旬ごろから数値の上昇があった。
:引用終了
この時期の過去記事を検索してみたところ、これを示唆している「【ヤバイ】福島第一原発3号機付近で汚染水からセシウム1億ベクレル検出!井戸からは63万ベクレル!新設井戸でも9万ベクレル!」という記事と、「【放射能激増中】福島原発地下の汚染水濃度が90倍に急上昇!!原発内部で臨界か!?セシウム137が1万8000ベクレル、ストロンチウムが90万ベクレル検出される!」というような記事が出て来ました。
汚染タンクの汚染水漏れについては東電が自ら「堰の排水弁すべて開放して、放射能を放出」と認めているわけで、これらの情報を総合すると、6月下旬あたりから福島第一原発では何らかの異常が発生しており、7月上旬になってからも悪化したことから、汚染タンクの排水弁を開放して、偽造工作を開始したと推測されます。
☆タンク汚染水漏れ 堰の排水弁すべて開放 海に流出可能性大
URL http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2013082290070949.html
引用:
東京電力福島第一原発のタンクから三百トンの汚染水が漏れた問題で、東電は、ほとんどのタンク群の周りに水を食い止めるコンクリート製の堰(せき)を設けたのに排水弁をすべて開けていたことが分かった。今回の漏出事故では、大量の汚染水が排水弁から堰の外に漏れ、土のうを越え、近くの排水溝から海に汚染が広がった可能性が高い。
汚染水漏れが起きたタンク群には、二十六基のタンクがあり、これを囲む堰の二十四カ所に弁が設置されている。東電は、汚染水が漏れても広がらないよう堰を設けたが、堰内に雨水がたまると汚染水漏れが発見しにくくなるとして、弁を開いたままにして雨水が抜けるようにしていた。
しかし、弁が開いていたことで、漏れた汚染水は簡単に堰の外に出た。外部には土のうが積んであったが、土に染み込むなどしてその外側に漏れ出した。
二十一日には、問題のタンク群から排水溝に向かって水が流れた跡が見つかったほか、排水溝内でも汚染水が土砂とともに流れた跡が見つかった。放射線量も毎時六ミリシーベルトと高かった。排水溝は海に直結していることから、汚染水が海に流れた可能性は低いとしていた東電も、海洋汚染があることを前提に対応していく考えを示した。
:引用終了
また、思い出しましたが、この時期に福島の桃からヨウ素が検出され、北茨城で毎時7マイクロシーベルトもの高い放射線量を測定していたという発表がありました。
他にも政府が降下物放射能測定の検出限界値を変更したり、2号機の圧力が急上昇した時期とも一致。ここまで情況証拠が揃えば、誰も否定のしようが無いのではないでしょうか?
☆7マイクロシーベルトの高線量 北茨城、測定は12日
URL http://www.chunichi.co.jp/s/article/2013072501002222.html
引用:
2013年7月25日 21時34分
原子力規制庁は25日、茨城県北茨城市の南中郷工業団地の路上で12日に毎時7マイクロシーベルトと高い放射線量が測定されていたことを明らかにした。25日の再測定では確認されず、規制庁は「東京電力福島第1原発事故とは無関係とみられる」としている。
年間の被ばく線量に単純換算すると約60ミリシーベルトに相当する。一般人の年間限度は1ミリシーベルト。測定当時に工業団地内で放射線を使った検査を実施していなかったかや、測定器自体に異常がなかったか調べる。
規制庁によると、放射線量は東北、関東地方の路上の線量マップを作成するため、放射線測定器を載せた車を使って測定した。
:引用終了
☆平成25年度食品中の放射性物質の検査結果について 初期
URL http://www.pref.akita.lg.jp/www/contents/1335252649627/files/20130723kekka.pdf
↓ヨウ素131が0.8Bq/kg検出されていました。
http://blog-imgs-58.fc2.com/j/y/o/jyouhouwosagasu/fukusimakennmomoyouso010101.jpg
☆定時降下物環境放射能測定結果(暫定値)(第579報)
URL http://wwwcms.pref.fukushima.jp/download/1/koukabutsu579.pdf
http://blog-imgs-58.fc2.com/j/y/o/jyouhouwosagasu/houysakuteikettuka598.jpg
☆定時降下物環境放射能測定結果(暫定値)(第580報)
URL http://wwwcms.pref.fukushima.jp/download/1/koukabutsu580.pdf
http://blog-imgs-58.fc2.com/j/y/o/jyouhouwosagasu/housyanousokuteikettuka0730.jpg
ヨウ素131検出限界値=3.43MBq/km2(7月27日〜7月28日採取分)
セシウム134検出限界値=2.68MBq/km2、
セシウム137検出限界値=3.31MBq/km2(7月27日〜7月28日採取分)
ヨウ素131検出限界値=3.53MBq/km2(7月28日〜7月29日採取分)
セシウム134検出限界値=3.87MBq/km2、
セシウム137検出限界値=4.07MBq/km2(7月28日〜7月29日採取分)
☆ふくいちプラントメーター
URL http://fukuichi.mods.jp/?p=10&fname=p02.csv&cnt=120&update=%E6%9B%B4%E6%96%B0
↓2号機原子炉格納容器の圧力。7月24日から急上昇。東電は窒素注入と発表していますが・・・。
http://blog-imgs-58.fc2.com/j/y/o/jyouhouwosagasu/fukusimagennpatu2gouki0712.jpg
↓2号機原子炉圧力容器の圧力。
http://blog-imgs-58.fc2.com/j/y/o/jyouhouwosagasu/fukusi2goukimeta-.jpg
少なくとも、私は汚染タンク漏れの裏で溶けた核燃料と地下水が接触して、膨大な量の汚染水が発生したという藤島氏の話は限りなく真実に近いと思います。
今後もこの件に関しては情報の収集と整理を続ける予定です。
*汚染タンクからの放射能漏れは事実ですが、これが意図的に行われているか、もしくは問題を逸らすために放置されているという意味での「偽装工作」です。
☆汚染水のタンク周辺、再計測で2200ミリシーベルト
http://www.youtube.com/watch?v=SQqnB40NeMc
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